
今朝は、ウツ(鬱)では無かったが、会議出席の為に、眠い中、早く起きた。
ふらふらするので、アリナミンを3錠、自分に投与。
シャワーだけ浴びる。
時間の無い中、朝の1曲を選び、数分間だけ、現実世界を離れる。
今朝の1曲は、CEYRENの「雨」。
ドラマ「時効警察」(2006年1~3月の最初の方)のエンディングテーマ曲だったもの。
ドラマの雰囲気とは異なる切ない詩とメロディーが逆に、ドラマの中に入り込んで、一緒に泣き笑いする自分に「そうだドラマだったんだ!!」という事を感じさせて、金曜の深夜を漂わせる、大好きな曲。
Limewireでダウンロードしたのだが、聴く度に良いもんで、こういうものは、是非、CDで手元に持って置きたいと思った。
今度、石丸電気で買うべし・・・。
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朝は、いつも浮かない魔の時間帯。
起きたとたんに現実に突き落とされる絶望の魔物。
「朝がすがすがしい」というニンゲンは全く信用できない、という確信は、40歳になる今日でも、幼い頃から普遍の事実である。
そういう殺伐とした気を癒してくれるCEYRENの「雨」。
この曲は、森高千里の曲のカバーだそうだが、原曲をろくに聞いていなかったのもあるが、森高千里のような鼻づまりのハイトーンの声より、CEYRENのしっとりした声の方が、「雨」を感じさせて、別の曲に聞こえる。
たった数分間の癒し・・・
「もう、出なきゃ」
曲を聴き終わると、パソコンを消し、家を出る。
また、「現実」が遠くで待ち受けている、そんな「朝」という代物を「すがすがしい」とか「元気いっぱい!」とか「希望の朝」などというニンゲンの事は、永遠に自分は理解出来ないだろう。
結局、自分の「生きる疲れ」を癒してくれるのは、ほんの少ない味方としての、音楽や絵やドラマ麻生久美子や・・・
こんなことを、もさもさと、ぶつぶつと、つぶやきながら、かたちんばは、精神的びっこを引きずりながら、歩いて生きてゆくのである。
<つづく>