これは関東地域、及び一部の地域だけのようだが、最近始まった夜遅くのドラマ「時効警察」が大好きで、毎週楽しみにしている自分がいる。(この後に続く「タモリ倶楽部」はずっとファンだが。)
いわゆるゴールデンタイムのドラマというものを余り見ない自分だ。
まあ、昨年2005年伊東美咲さん演じるエルメスに惚れて見てしまった「電車男」という例外はあるが、まずもって、その一定の時間に毎週家に居るということの出来ない生活にあるというのが最大の理由。
「今はVideoがあるじゃない」と言われるかもしれないが、リアルタイムでこういうものは見たいものだし、Videoに撮っても案外なかなか見られず溜まってしまったり、撮り逃したり・・と継続しないのが、この世の摂理。
と、言うわけで、全部を見るドラマというのも少ないのは事実だ。
そういう中において、今回は珍しく「偶然」第1回目を見ることが出来、さらに、ほのかに、そのドラマの可愛さに惚れてしまった、という訳である。
理由はいろいろある。
時効になった事件の資料を預かり、その時の物品を処理し、時に遺失物と同様に本人に返却することを仕事とする、という警察の中でもふきだめのような仕事を任された部署を舞台とし、そこに居る霧山くん(オダギリジョー)が「趣味で時効事件を捜査する」というドラマの設定自体が、奇妙な味があっていい。
毎週金曜日の23:15~0:10という時間設定もイイ。
土日の仕事が無く休めるこの1月~、金曜日は1週間の「しょーもない」仕事が終わる日に当たる。日ごろ浮かれることの一切無い鬱状態に包まれた「かたちんば」が唯一、多少のヨロコビを実感できるのは、この仕事の終わった金曜の夜=フライデイナイトなのかもしれない。金曜日の「終わった」夜に独りとぼとぼ帰って、酒を飲みながら、夜のテレビを見るときが唯一しあわせである。
また、主役の2人が好きというのもある。
オダギリジョーくんは、我輩の大好きなミムラちゃんのデビュードラマ「ビギナーズ」にも出ていたし、ひょうひょうとした感じが好感持てる、数少ない好きな最近の俳優さんであるし、
婦警の相手役の麻生久美子ちゃん【写真】も、コロコロした声もだが、チャーミングで可愛い素敵な演技をしている。とても魅力的である。
そして、何より、このドラマが好きになったのは、自分の1994年~1995年、大阪に居た頃のコトを思い出したからに他ならない。極めて私的なコトである。。。
***
1994年、自分は大阪で、好きになった人、というかどうしようもなく大好きになってしまった人と、お互いの独り住まいの家を行きかうような生活をしていた。
結婚する予定だったこの人とは、結果的には、この94年の暮れの寒い日に別れるという大惨事を迎え、大失恋と回復不能な大精神打撃を受け「かたちんば 確定」の刻印をカラダに押印されるに至るのだが・・・。
そして寒い冬の年の瀬を越え、年が明けて、間もなくして、訳も分からぬまま阪神大震災に見舞われる、という劇的な2年であった。
多分、一生この頃のことは忘れないだろうが。
そんな中、94年大好きだったのが竹中直人さんの不思議なお笑い番組「恋のバカンス」。昔むかしであれば「東京イエローページ」もほうふつとさせる竹中ワールド全開バリバリの、ある種キチガイじみたネタ満開の番組で、平日の夜中にやっていた。
この番組の竹中さんの重要参謀が布施さん含むビシバシステムであり、片桐はいりであった。幸宏も「流しな2人」コーナーで、「流しなドラマー」ジャキーてるひことして参加していた。
深夜のコメディアスなドラマ「時効警察」にもこれらの人が出ていることが、奇妙な符号となって自分の中で繋がり、「はい、あなたの重要番組です!」と、我輩のアタマの信号音となって鳴ったのであります。
片桐はいりは、先週出たし、昨日の第3回目では、95年4月~96年3月の「ソリトン Side-B」の愛する緒川たまきちゃんもゲストで出演していた。
大塚寧々ちゃんも出ないだろうか・・・。
しかし、10年経って、また似たようなメンバーと、似たような時間帯、似たようなコント、不思議な錯覚に囚われてしまう。
こういう話は抜きとしても、十二分に楽しめるドラマなので、見れる場所に居る方にはオススメしたい。
私のこの94~95年の経験は、キズ跡は今だ縫い代ごと残っているが、何とか生きていける状況までは復活してはいる。でも、何だか当時自分を励ましてくれた人たちが、勢ぞろいして、TVでまた笑わせてくれるのを見ていると、しあわせ、というか、こんなかたちんばの人生も悪くないなと思わせてくれたりする。
いわゆるゴールデンタイムのドラマというものを余り見ない自分だ。
まあ、昨年2005年伊東美咲さん演じるエルメスに惚れて見てしまった「電車男」という例外はあるが、まずもって、その一定の時間に毎週家に居るということの出来ない生活にあるというのが最大の理由。
「今はVideoがあるじゃない」と言われるかもしれないが、リアルタイムでこういうものは見たいものだし、Videoに撮っても案外なかなか見られず溜まってしまったり、撮り逃したり・・と継続しないのが、この世の摂理。
と、言うわけで、全部を見るドラマというのも少ないのは事実だ。
そういう中において、今回は珍しく「偶然」第1回目を見ることが出来、さらに、ほのかに、そのドラマの可愛さに惚れてしまった、という訳である。
理由はいろいろある。
時効になった事件の資料を預かり、その時の物品を処理し、時に遺失物と同様に本人に返却することを仕事とする、という警察の中でもふきだめのような仕事を任された部署を舞台とし、そこに居る霧山くん(オダギリジョー)が「趣味で時効事件を捜査する」というドラマの設定自体が、奇妙な味があっていい。
毎週金曜日の23:15~0:10という時間設定もイイ。
土日の仕事が無く休めるこの1月~、金曜日は1週間の「しょーもない」仕事が終わる日に当たる。日ごろ浮かれることの一切無い鬱状態に包まれた「かたちんば」が唯一、多少のヨロコビを実感できるのは、この仕事の終わった金曜の夜=フライデイナイトなのかもしれない。金曜日の「終わった」夜に独りとぼとぼ帰って、酒を飲みながら、夜のテレビを見るときが唯一しあわせである。
また、主役の2人が好きというのもある。
オダギリジョーくんは、我輩の大好きなミムラちゃんのデビュードラマ「ビギナーズ」にも出ていたし、ひょうひょうとした感じが好感持てる、数少ない好きな最近の俳優さんであるし、
婦警の相手役の麻生久美子ちゃん【写真】も、コロコロした声もだが、チャーミングで可愛い素敵な演技をしている。とても魅力的である。
そして、何より、このドラマが好きになったのは、自分の1994年~1995年、大阪に居た頃のコトを思い出したからに他ならない。極めて私的なコトである。。。
***
1994年、自分は大阪で、好きになった人、というかどうしようもなく大好きになってしまった人と、お互いの独り住まいの家を行きかうような生活をしていた。
結婚する予定だったこの人とは、結果的には、この94年の暮れの寒い日に別れるという大惨事を迎え、大失恋と回復不能な大精神打撃を受け「かたちんば 確定」の刻印をカラダに押印されるに至るのだが・・・。
そして寒い冬の年の瀬を越え、年が明けて、間もなくして、訳も分からぬまま阪神大震災に見舞われる、という劇的な2年であった。
多分、一生この頃のことは忘れないだろうが。
そんな中、94年大好きだったのが竹中直人さんの不思議なお笑い番組「恋のバカンス」。昔むかしであれば「東京イエローページ」もほうふつとさせる竹中ワールド全開バリバリの、ある種キチガイじみたネタ満開の番組で、平日の夜中にやっていた。
この番組の竹中さんの重要参謀が布施さん含むビシバシステムであり、片桐はいりであった。幸宏も「流しな2人」コーナーで、「流しなドラマー」ジャキーてるひことして参加していた。
深夜のコメディアスなドラマ「時効警察」にもこれらの人が出ていることが、奇妙な符号となって自分の中で繋がり、「はい、あなたの重要番組です!」と、我輩のアタマの信号音となって鳴ったのであります。
片桐はいりは、先週出たし、昨日の第3回目では、95年4月~96年3月の「ソリトン Side-B」の愛する緒川たまきちゃんもゲストで出演していた。
大塚寧々ちゃんも出ないだろうか・・・。
しかし、10年経って、また似たようなメンバーと、似たような時間帯、似たようなコント、不思議な錯覚に囚われてしまう。
こういう話は抜きとしても、十二分に楽しめるドラマなので、見れる場所に居る方にはオススメしたい。
私のこの94~95年の経験は、キズ跡は今だ縫い代ごと残っているが、何とか生きていける状況までは復活してはいる。でも、何だか当時自分を励ましてくれた人たちが、勢ぞろいして、TVでまた笑わせてくれるのを見ていると、しあわせ、というか、こんなかたちんばの人生も悪くないなと思わせてくれたりする。
良いっすね。三日月チャンのPhoto。萌え萌えです。。
僕のこのドラマを見るきっかけは、単にオダジョーが久々テレビで主演をはるからだったのですが、見始めてみると、この不思議な雰囲気に完全にはまってしまいましたよ。
毎週、楽しみです。
ジャッキー・テルヒコ出てましたね。
「な~がしてまぁす」が懐かしかったです。
ナン男が、IT企業の社長か何かになってるとは(笑)。
10年前の竹中は妙に若くて、キモイっす。
その当時は、そんな風に見えなかったんですけど。
僕も、10年前の事を思いだしたりしました。
あの頃、あんなに嫌だった日常が今、思うと案外よかったんじゃないかと思えたりします。
「恋バカ」を見て、思うのも変ですよね(笑)。
風邪には気をつけてください。
はっきり言って、うれしいです。
大好きな番組だったので。
Videoに撮って大事に家宝にしています。
竹中さんはキモイのがイイんですって~。
ああいうキチガイじみたの、僕は好きだなあ。
ショスタコビッチ三郎太「かいて~かいて~背中をかいて」です。
幸宏は、竹中さんのライブに出演して、2人で幸宏の曲を歌っていましたね。
竹中さんの曲では、教授の作曲した、ドラマ「恋のためらい」のテーマ曲が素晴らしく良く、CDも持ってます。
竹中さんのお芝居も見に行く、実は、僕は竹中さんの大ファンです。(友人MZ師もですが)
そういう2人は共にキチガイですが。
確か、イエローページの方では幸宏は、ドラム寿司とか言って出てましたね(笑)。
懐かしいですね。
竹中の詞で、幸宏が作った「おいしい水」ってすっごく、好きですよ。
懐かしいなあ~。
それって「デカメロン」でしょ!
「デカメロン」はVideoにも残ってないんですよねぇ。
そういえば、「恋のバカンス」は5枚DVD-BOXが発売されたそうです。友人MZ師は買ったそうですよ。
でっかい「ナン」の携帯ストラップがプレゼントで入っていたそうですが、とても普通には実用として使えないと彼は嘆いていました。