
各種展覧会にも行ったし、つくづくうなづけることの多い、みうらじゅん先生と大竹伸朗さん。
2人とも武蔵野美術大学の出身でありながら、それぞれの道・生き方を辿ったなれども、かたやエロスクラップ、かたやアートスクラップ、という奇妙な縁。
共にシンパシーを覚える、自分にとっては大事なヒト。
様々なインタビューや対談、本などを通じて、2人は表面への表出の仕方は異なれども、底では繋がっている。
そこにおいての発言は「今の発言、頂きました」という、貴重な吐露を発見すること多し。
大竹伸朗さん「いっつも何かを作らないと、背中をつんつんつんつん突かれているような気がしてね。何も創らないでも落ち込むばかりなんだよね。それより、作業場に居るほうが良い。」
みうら兄貴「今、エロスクラップが199巻目なんですよ。それであと1巻で200巻だと、年内に終わらせようと焦っていたんだけど、何でオレは焦っているんだ?と思ったわけですよ。誰にも頼まれていないのに。もはや、目的が何なのかも分からないんですよ。」
勝手に意訳したが、なんとも言い得て妙なる発言として受け止める。
ブログなんてえ~のは、しょせんはきたない男のセルフヌード=醜態をさらすこと=公然オナニーとも言えるのだが、どうもそれだけでは片付かない何かがある気が、自分はしている。
■Utopia 「If I Didn't Try」1983■
トッド・ラングレンのバンド、ユートピアのアルバム「オブリヴィオン」より。
深夜録音したカセットテープで、1983年よく聴いた。
自分の音の師、ピーター・バラカンさんから「スタジオテクノポリス27」で教えて頂いた一曲。




スクラップブック・制作途中