goo blog サービス終了のお知らせ 

こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年6月12日 日曜日 Special AKA 「Racist Friend」・Pupa「Anywhere」

2011-06-12 01:09:11 | 音楽帳


70年代末にパンクが発生した共に、要は白人音楽側からの黒人音楽の取り込みと葛藤が姿を現した。
そんな中で、スペシャルズがスカ・ビートで世界を席巻した。
私が関心を抱いたのはその頃より遅れてのころ。

1984年に発売されたスペシャルAKA名義のアルバム。
初めて聴いたのは、やはりピーター・バラカンさんの「スタジオテクノポリス27」。


テリー・ホールは、スペシャルズ→ファン・ボーイ・スリー→スペシャルAKA→カラー・フィールドと、とにかく盛んに良い「音楽」を「産み出し」ていった。

今日、紹介するのは、1984年の「イン・ザ・スタジオ」より「Racist Friend」。

いくら友達でも、思想的に異なる人とは別れた方がいい。。。
と歌詞に綴られるが、それより、フリューゲル・ホーンの響きの心地良さの方に耳が行ってしまう曲。



まさに、思想的に異なる人とは別れたいね。

***

「解毒剤」としてピューパの知世ちゃん作詞の名曲「Anywhere」を聴く。


(2008年11月30日)

そろそろ「音楽」と「音楽以外」に分けた方が良いかもしれない。
AKB48と「音楽」を並列にされたら溜まったものじゃない。

今日のライブで、酒に勢いをまかせて叫ぶ馬鹿若造に、幸宏が「知世ちゃんを、AKB48みたに叫ばれても困る。」と言い、場内は笑っていたが、私は笑わなかった。



冗談もほどほどにしろ。

***

PS:音楽を「刹那主義」で捉えない、音楽が好きな人は、普通ルーツに向かって辿って聴いていくもの。
そういう気が無いなら、音楽なんて聴くのやめな。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2011年6月11日 土曜日... | トップ | 2011年6月13日 月曜... »
最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
気になるPupa (くもお)
2011-06-12 08:47:37
幸宏さんのツイッター@room66plusはいつもタイムラインの中でつらつら流れているのですが、彼はほんとに若いですね。教授の@skmt09はぼそっと重たいテーマがつぶやかれていて、おじいさん的。

Pupaの活動はずっと気になっているんだけどまだCDを聴いていないんです。でも知世ちゃんの歌声は、いまのこの時代には必要なのかもしれない。最後に聞いたのは、スウェーデンのカーディガンズとアルバムをつくった90年代のものかな。彼女の音楽アーティストの一面を感じました。

ライブの雰囲気が伝わってきます。やさしい音です。
返信する
PUPAのやさしさ・雰囲気 (かたちんば→くもおさんへ)
2011-06-12 16:01:03
原田知世ちゃんをメンバーに選んだのは、とても面白い効果を生んでいます。

我々のようなYMO世代のみならず、若い人にも聴かれる音楽をPUPAは創り出しました。

原田知世ちゃんは、鈴木慶一さんがプロデュースしたり、教授が曲を創ったりと、いろいろ交流がありましたが、不思議な透明感を持った方で、去年夏に「ワールド・ハピネス2010」で見たとき、なんていう43歳だという若さ・かわいさ・雰囲気にいちころでした。

この「Anywhere」という曲は本当に素晴らしい曲で、PUPAの作り出した曲の中でも一番、自分は好きです。

幸宏は、このバンドをパーマネント・グループとして続けていく意志を持っています。

長年の師弟関係にある高野寛さん
高田渡さんの息子さん・漣くんのスティール・ギター等
堀江さんのキーボード、権藤さんのやわらかな音のホーン

ほんとうにい~い感じで6人が集まって音を奏でています。
昨日のライブでは、6人の配置とエレクトロニカで始まった瞬間に、1980年YMOワールドツアーの6人と錯覚するような感じを覚えました。

しかし、幸宏は若いですよ、ほんとうに。
下手しなくても、もうすぐ45の自分より全然若い。
か細く病弱な印象を抱いた幸宏の神経質な音には、ずっと酔ってきましたが。。
実は、YMOの中で一番しなやかな強靭さを持った人だったのではないかと思います。
返信する
再認識 (くもお)
2011-06-27 21:59:40
Pupaの最初のCDをいそいで入手して聴いてみたら実によかったです。

原田知世さんの良さは、スウェーデン録音アルバムの時と変わっていなかった。

というわけで、僕の中に今空前の原田知世ブームが再来しています。時をかける少女以来です。

ソロCDを4枚集めてみました。作詞だけかと思ったら作曲もなかなか良いのです。再認識のきっかけをありがとう。
返信する
ふわりふわり (かたちんば→くもおさんへ)
2011-06-28 23:04:23
Pupaとくもおさんのよき出会いがあってよかったです。
私はしつこいようですが「エニィホェア」という天にも上るかのようなふわふわした美しい曲に出会った時の喜びは格別でした。
キレイ事では無い・自然に産まれた曲の素晴らしさは、どんなものより変えがたく・いとおしい。

~星数えながら、君を想う、寝転んだ…
草の上…

原田知世さんで、私が好きな曲はほかに、1993年頃『文学のススメ』という深夜番組のテーマ曲だった『T'EN VA PAS』。
鈴木慶一さんが創った、当時のハウス~アンビエントの匂いのする名曲。

『原田知世ブーム』。
私も、叫びはしませんでしたが、昨年のワールドハピネス・こないだの日比谷野音と、彼女が現れると、つい手を合わせました。

1983年『高橋幸宏のオールナイトニッポン』に、YMOと知世ちゃんがゲストに出た回のテープを今でも大事に持っていますが、長生きはするもので2011年に幸宏と知世ちゃんが一緒のバンドで居ることは誰もが想像しなかったこと。

40を過ぎても、あんな透明感と癒し感ある存在の不思議さ。

私も、過去に遡ってCDを探しに行きます。教授がプロデュースしたミニアルバムはレコードで持っていて、17歳の自分を歌った曲が教授らしいロマンティシズムが溢れていて、今も好きです。

しかし、その前に切符をゲットした8月7日のワールドハピネスの予習をしておかないとね(・◇・)。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽帳」カテゴリの最新記事