こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年11月21日 水曜日 チープ・トリック 「ヴォイシズ」'79

2012-11-21 21:23:46 | 音楽帳
おさないころから、延々とFMが流れていた。
お袋さんの音楽好きのおかげで、カーペンターズが好きだった。

小学生のころは、ありていなまわりの人たちと歌謡曲やニューミュージックにひたっていたから、
洋楽といえばABBA、といったぐあい。
日本では、よく名の知れた海外アーチスト。
その程度しか知らなかったじぶん。

中学生になって「これからは洋楽だ」と無理矢理の方向転換と、
「ようわからへん」と思いながら「FMfan」を毎週買って・哲学書のように読み・エアチェックし・・・を繰り返していた。

そんな中で出会ったのがチープトリック。



当時、クイーンもそうだったが、海外での評価よりも、日本で先に愛されて・評価されたミュージシャン。
そういったアーチストが存在した。

それはアイドルちっくなベイシティローラーズ的世界ではなくて、
音楽そのものが好きな(今は国内に少なくなった)生粋の日本人の音楽ファンに受け入れられたものだった。

まだ、じぶんが「ロック的なるもの」を聴けた時代。

チープトリックは、ポップでメロディアス。
そして、身近な感じにすんなり入っていけた。

彼ら4人自体が、とても個性があって、気取らず・・・
ユーモアを欠かさず。
チープ・トリック(やすっぽいトリック)と名をつけるだけあって、微妙な間合いを理解できる人たち。
そんなところに、みな親近感を覚えていたようだった。

いつも、キャップをかぶったギターのリック・ニールセン。
メガネにヒゲにタバコ。。。
それが似合うドラマーのバン・E・カルロス。
彼は、カセット・コレクターでもあって、当時存在していたカセットテープをテーマにした雑誌で、彼のコレクションを披露する写真とやさしい人柄に惹かれた。

1979年は、この年に発表されたLP「ドリームポリス」を毎日聴いていた。
そこから、「例の」名演奏LP「武道館ライブ」をさかのぼって聴いた。

LP「ドリームポリス」の中で、じぶんが当時から今に至るまで、一番大好きなのが「ヴォイシズ」というバラード曲。
とてもビートルズ色を強く感じる名曲。
希望のさす光が、かれらならではの柔軟性が、音に込められている。

■Cheap Trick 「Voices」'79■

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