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こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

夏のフェイバリッツ⑮  Camel  「Selva」’82

2010-08-23 21:12:01 | クロスオーバーイレブン
この夏の猛暑の人間の心身への爪あとはとてつもないものである。

日本の人は比較的勤勉であるから、おおごとにはなっていないが、まっとうにこの暑さの中仕事をしている事自体が不思議なくらいのものである。

7月~かなり活発に、この暑さの中でも、外に出て行動してきた自分も、結局はそのツケが回ってきた。

多くのお年寄りなどが熱中症で亡くなったのは、とても悲しい・可哀想な事実だが、この熱帯化してしまった日本の夏に、自分も参ってしまった。

土・日と調子悪くて寝込んでいたが、今朝も調子が変わらず、仕方なく仕事を休むハメになった。

休んだところで、何をするわけでもなく、ござの上に横になって、時折、水を飲んで、また横になるを繰り返すだけ。
実に虚しい3日間だった。

***

多くの幻覚じみた夢を見たが、どれもが仕事上、こういう「自己管理」が出来ない・勤怠に不安定さを持つ自分を全く信用してくれず、ひたすら、周囲に置いてけぼりという「いじめ」を受けながら、『大したモノでもないもの・ヒトを絶賛する馬鹿会社の有様』を見て、「つまんねえことにスポット当てんなよ」というが、みんな聞き入れてくれない悔しい思いをする。

「バカヤロー」という気分になる。

***

夜、8時過ぎ、身を起こして、また水を飲み、梅干を1コクチに入れ、パット・メセニーの『シークレット・ストーリー』をかける。



カラダの火照り止めのために貼った冷却シートだが、皮膚の弱い自分だから「大丈夫かな?」と思っていたが、やはり駄目で、かぶれが逆に起きてしまって、両肩からノドに向かう血管が集中する部分が赤く腫れ上がってしまった。

ロクな事は起きない。

***

悲惨な夏であるが、日の短くなるに連れて、このお盆休み後から、暑さにもかげりが見え始めた感じがしていて、出来れば、このままおだやかに暑さも終息していって欲しいと、心から願うばかりだ。

そんな悲惨な夏の夜の鎮魂歌であるが、クロスオーバー・イレブンでよくかかったキャメルの「セルヴァ」という曲を、今日は贈りたい。



キャメルの「シングル・ファクター」という1982年に出たアルバムの中の1曲である。
プログレの苦手な方にも受け入れやすい1枚では無いかと思います。



この「セルヴァ」は、実によく、クロスオーバー・イレブンでかかった曲で、様々な選曲のブリッジとして繋ぐには良い曲だったのだろう。
自分の持っている当時のエアチェックしたテープの何本ものカセットに、この「セルヴァ」が流れの中に入っている。

夏の夜、暑さで痛んだ心身を、この曲を聴いて、せめて少しでも癒してもらえればと思います。
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