アイスハウスは、1981年のデビュー以来、NEWWAVEの一翼として、ちゃんと聞き、追いかけてきた。
ABC、トーク・トーク・・・等々と同じく、ブライアン・フェリーの耽美的世界への憧れがモロにヴォーカルとサウンドに出たバンドであるが、というか全てアイスハウス=アイヴァ・デイヴィスとも言えるが、彼らの不思議さ・面白さは、オーストラリアのバンドだという事だった。
サウンドは、ロンドン的でありながらも、文化的に異なった背景を持っている。
1984年の幸宏のアルバムにも参加し、ライヴにもギターとして参加した。
その後、アルバム「EGO(イーゴ)」にて「ダンス・オブ・ライフ」という名曲を2人で創っている。
アイヴァ・デイヴィス自身は、幸宏と一緒にその後も交流を続け、一緒にアルバムを創りたいとラヴ・コールを受けながらも、幸宏側の多忙さゆえに、あきらめてしまったのか、、、2人の競作アルバムは実現しなかった。
メロディアスで、なおかつ、かげりもあり、切ない感じを持ってもいる、アイヴァ・デイヴィスの音楽は、僕は未だに好きで在るが、この「No Promises」という良い曲、どういうわけか、同時期に発売されていたか?と思うデヴィッド・ボウイ&パット・メセニーの「THIS IS NOT AMERICA」と旋律がヒジョーに似通っている。
まあ、ともに名曲だから良いのだが。