こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

佐野元春  「また、明日・・・」'92

2009-01-04 21:56:51 | 音楽帳
また明日 佐野元春 and The Hobo King Band (Live)


高校生の頃、YMOファミリーに夢中であった自分は、佐野元春も、彼のファンも全く理解出来なかった。
お互い相容れないまま論争になる場面にもなったが、それでも自分には、彼のキザな仕草も歌い方も、その歌の内容にも一切共感出来なかった。

そういう自分が、初めて彼の音楽を、自分の中に、まるでタバコを吸うみたいに、肺の中に入れたのは、3年前に聴いた矢野顕子との競演「自転車でおいで」だった。
初めて、彼の声を、歌い方を受け入れた。

その後、YOUTUBEで渋谷陽一との対談を見て、彼の持つスタイルの真意を掴んで、「ああ、そうだったのか」と、20数年してココロで初めて理解出来た。
彼の魂を揺さぶったのが、いわゆる「ロック」であり、その自分の中で起きたエモーショナルな「何がしか」を彼は必死に「表現」として具現化しようとする格闘が見てとれた。

***



先日、兄がCDを作ってプレゼントしてくれた。
そのCDは、筑紫哲也のNEWS23のテーマ曲になった音楽を集めたものだったが、その中に、彼の「また、明日・・・」があった。
かたちんばは、その曲を何度も何度も聴いた。
この曲も素晴らしい。

YOUTUBEに、その曲のライヴがあった。
CDでは、矢野顕子のコーラスが入っているが、ここでは独りで歌っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レジス・ドブレ 「革命の中の革命」より

2009-01-04 13:49:54 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
我々は自分たちの生きている現在と決して同時代にいることはない。
歴史は仮面をつけて進行する。
歴史は前の場面の仮面をつけたまま次の場面に登場するのだが、
そうなると我々はもうその芝居がさっぱりわからなくなる。
幕が上がるたびに、話の糸口を辿りなおさなければならないのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五輪真弓 「落日のテーマ」 '75年2月21日発売

2009-01-04 00:15:08 | 想い出かたちんば


自分の家は、下町の小さな家で、居間は、当時、「兼」寝室だった。
自律神経失調症にもかかった神経質な父は、21:00を過ぎると、家中を真暗にした。
そんな仲、1個しかない居間のテレビを小さい音量にして、母と見たドラマの1つが、NHKドラマ「僕たちの失敗」だった。
そのテーマ曲が、この「落日のテーマ」である。

1975年、昭和50年、当時、かたちんばは9歳、小学校3年の頃のこと。

このPVと記憶は異なる。
確か、実際は、夕暮れに自転車や人が往来する人影の中、大きな落日の大きな太陽がそのバックに沈んでいったはずである。

この「僕たちの失敗」、下條アトムがニット帽を被って、古いアパート住んでいたシーンが焼きついている。
このドラマをもう一度見てみたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする