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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

慈光院 奈良県大和郡山市

2025年02月02日 07時49分00秒 | 日記
 1月28日は、奈良県郡山市にある慈光院を訪ねました。
よみうり文化センター主催の現地講座「慈光院で愉しむ庭園の美と心尽くしの精進料理」で講師は倉橋みどりさんです。


徳川家康の発した一国一城令により取り壊された片桐石州の出生地でもある摂津茨木城の楼門をもらい受けたもので、屋根を書院と合わせて茅葺きに葺き替えて慈光院の山門とされています。




慈光院の歴史は、寛文3年(1663)、大和小泉藩主片桐貞昌が父の菩提を弔うために建立されたお寺です。
片桐貞昌は片桐且元の甥にあたり、石州流茶道の祖でもあります。

現在は臨済宗大徳寺派に属する禅宗寺院です。












茅葺き入母屋造りの書院(重要文化財)は簡素ななかにも風格を感じます。
大和三名園(竹林院、當麻寺中之坊庭園)と賞される美しい枯山水庭園(史跡・名勝)です。







庭園の白砂とサツキの大刈込み、大和平野を一望できる借景は有名な光景です。










お抹茶とお菓子を頂きながら、ご住職からお寺の由緒や歴史、庭園、茶室についてのお話があり、また、ユーモアたっぷりに仏教についてのお話もお聞きしました。







次に茶室を見学。







茶室(高林庵)(重要文化財)です。

片桐石州好みの二畳台目の席です。
床(とこ)前を点前座とした亭主床の構えがとられています。
茶室前には「女の字手水鉢」が据えられています。





書院北側には三畳逆勝手の茶室・閑茶室があります。

次に典座寮(てんぞりょう)の前を通り慈光院ご自慢の精進料理を頂きます。

ご住職の奥さまを中心に全ての料理が自前で作られています。







会場は40名は入れる大広間で拝観者により障子で仕切れば3つ部屋に分ける事も出来るようです。





















どの料理も精進料理とは思えない味付きで美味しかったです。

特に玉ねぎが1個丸ごと入った椀物は玉ねぎの甘さ、旨み、出汁の美味しさを堪能できる一品でした。
(はじめ頂きました。)













食事の後、さつきの刈り込みが見事な庭園を散策しました。



納経所でお願いしていた御朱印を受取り、慈光院を後にしました。







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1 コメント

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Unknown (たいぴろ)
2025-02-02 11:43:54
あー慈光院、いいなぁ。この間法隆寺に行った時に、慈光院に寄るルートも考えたんですけどね。
私大学生の時に1人で行った覚えがあるんです。このお庭にはすごく覚えがあって。でも御朱印も当時はもらってなかったし、1人だったから写真も撮ったかどうか覚えがないので、またいつかお邪魔したいなぁって思ってます。
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