
3月21日は、北野天満宮の梅を観賞し南門向かいにある粟餅所・澤屋さんで"ちょっと一服"しました。












北野天満宮界隈の人気店で、いつも数人の列が出来ています。
北野天満宮の茶店として、天和2年(1682)五代将軍綱吉公の頃より営業され、現在13代目のご当主がお店を継がれています。
店名の通り粟餅一筋で、種類はきな粉とこしあんのみで商売されている"京のほんまもん"のお店です。


店内で頂く事も、お土産にテイクアウトする事も出来ます。
ただし、賞味期限は当日限りです。



店内は昔ながらの雰囲気がたっぶりです。

搗きたての粟餅を味わってもらえるよう一日に何度もお餅をついているため、店の奥からはトントントンと、餅をつく音が聞こえてきます。


注文したのは粟餅3個ときな粉餅2個入りの「白梅」。
他に粟餅2個ときな粉餅1個の「紅梅」もあります。
(店内では、この2種類だけ頂けます。)
目の前で手際よく粟餅をちぎり、あんこときな粉を付けてくれます。
出来立ての粟餅は少し温かく、粟のぷちぷちとした食感に、甘さ控えめの香ばしいきな粉と風味豊かなこしあんがよく合う北野天満宮の門前名物のひとつです。
こちらの粟餅を頂くとほっと一息出来ます。
緑茶と粟餅 ほっこり和む 乙な味。
お参り後の"ちょっと一服"には最適なお店です。