伽藍拝観をお坊さまに案内して頂き、もうひとつのお楽しみ「普茶(ふちゃ)料理」を頂きます。
うなぎもどきご飯
普茶料理とは隠元禅師が中国から伝えた精進料理で「普茶」とは「普(あまね)く大衆と茶を供にする」と言う意味があります。
中国文化をそのままに日本の山野にある食材を使い佛恩に応え報いる為の料理です。
席順に上下の隔たりはなく一卓四人で頂くのが作法です。
箸袋の裏には「五観の偈(げ)」の偈文が書かれていて、食事前に偈文を唱えてから頂くのが禅宗の習いです。
今回はコロナ禍の中でもあり、ひとりづつの弁当で出されました。
うなぎもどきご飯
かまぼこもどき
長芋で出来ています。
精進料理ですので肉や魚を使っておらず、"もどき"料理として出されています。
味付けも美味しく、全て頂きました。