京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

真宗佛光寺派 本山佛光寺

2021年07月18日 08時05分00秒 | 日記
 木乃婦さんで美味しい鱧懐石を頂いた後、高辻町を東へ佛光寺へと来ました。





佛光寺は浄土真宗佛光寺派の本山です。
承元の法難により越後に流罪となられた親鸞聖人は赦免された翌年の建暦2年(1212)に京都へ戻られ、山科に草庵を結ばれました。
この草庵が佛光寺の草創と伝わり当初は「興隆正法寺」と名付けられました。









阿弥陀堂です。
佛光寺は京都のお寺では非常に"緩い"お寺で撮影禁止の注意書きはありません。

ご本尊の阿弥陀如来立像です。

堂内には聖徳太子孝養像(重要文化財・鎌倉時代)がお祀りされていますがまだ、見た事がありません。

宗祖親鸞聖人は比叡山での修行の際にも悟りに辿り着かず、六角堂に百日間参籠され、聖徳太子からお告げを得られたと伝わります。
浄土真宗にとっても縁の深い方です。





渡り廊下を歩き、大師堂にお祀りします。
西本願寺や東本願寺では"御影堂(ごえいどう)"と呼ばれていますが佛光寺では"大師堂"と呼ばれています。







こちらのお堂には中央に宗祖親鸞像がお祀りされています。

境内の西には通称非公開の黒書院や南書院、白書院がありますがまだ、拝見した事はありません。
是非、定期的な公開をお願いしたいものです。









浄土真宗では基本、御朱印の授与はされていませんが、佛光寺では"法話院"として授与されています。