さて、八坂神社を巡った後に、八坂の塔(法観寺)下に移動、訪れたのがイタリアンのイル・ギオットーネ京都本店です。
地元京都の食材とイタリアンとの融合が評判となり、今や予約の取りにくいリストランテのお店です。他に、グランフロント大阪 北館と東京丸の内にも出店されています。
オーナーシェフは笹島保弘さんで、この日は、自ら腕をふるって料理を提供して下さいました。
スタッフの案内で席に座るとテーブルにはリストランテのセット一式と、この日の「睦月」と題したお品書きがありました。ここまでは、どのレストランでも準備されていますが、それに加えて「CONCEPT」が添えられていて、このお店がどんな事を考え、どんな料理を提供しようとしているのか、どんな接客を目指そうとしているのかがわかり、より一層楽しみが膨らみます。
僕の基準は、料理が美味しいのは無論ですが、まず掃除が行き届いていて清潔感があること、料理の提供のタイミングが客の食べるペースに合っていること、キッチンとホールの連携がうまくいっていること、そして、最後の精算の時に「今日は、こちらを選んで良かった!」と思えるかどうかを基準にしています。これは、吉野家で牛丼を食べるのも、少し背伸びして行く名店と言われるお店で頂く時も同じだと思っています。
最初にベーカリーです。イタリアンらしくオリーブオイルで頂きます。
木箱の中に3種類のパンが入っていて、下には温められた花崗岩が敷かれておりコースの途中でも温かいパンを食べてもらいたい笹島シェフの思いを感じます。
さて、一品目は、(お餅を浮かべた白味噌入りカリフラワーのポタージュ)、(色とりどりのカリフラワーのクスクス 和辛子)
睦月らしく、また、京都らしく白味噌仕立てのポタージュでお皿のまわりにはカリフラワーのスライスが添えられていて、組み合わせから斬新な味でした。白味噌仕立てなので、もう少し甘みがあってもいいと感じました。
次に、おせち料理を彷彿させるお重仕立ての八寸です。
(雲丹と豆乳パンナコッタ ほうれん草ピュレ、数の子 ブロッコリー、タコと里芋のサルサヴェルデ、蟹 リコッタ 菊花 干し柿の白和え、鶏ローストと牛蒡 ブロードのジュレと天使の海老 黒豆 オレンジ)
鶏ロースト、牛蒡、数の子、黒豆、海老はおせちらしく和食そのもので、もう一度お正月を迎えた気分になり、お味も美味しかったです。
パンナコッタやサルサヴェルデ、白和えはリストランテの本領発揮ですね!特に、白和えは食感もよく美味しく頂きました。
次に、(サーモンと花菜のキタッラ イクラ 柚子の泡)
初めて食べる四角いパスタです。笹島シェフの説明では、本場イタリアでは、パスタソースも残さずに食べる習慣でソースが残ることを嫌うそうです。そこで、表面積の広い四角いパスタを使うことでソースが絡みやすくなるそうです。
それにしても、柚子の泡にはびっくりです。細かな泡をパスタに添えるために、水槽用のポンプを使ったそうです。笹島シェフの発想に驚きました。
柚子の風味がいいアクセントになっており、美味しく頂きました。無論、ソースは残らなかったです。
お隣り席のご婦人は、パンで最後のソースまで食べておられました。
次に、メインの(豚ロースの炭火焼き 季節のお野菜)です。
豚ロースのローストビーフ版を頂いている様で、肉そのものの甘い旨みが引き立っていました。
最後のデザートは(苺とマスカルポーネのエスプーマ ピスタチオ エスプレッソジェラート)
ピスタチオオイルをスポイトに入れて出され、見た目にも楽しいですし、オイルを使う前後で味の変化を楽しめます。
これだけでも単品で注文したくなる一品でした。
最後のお飲物 珈琲or紅茶
最後は、お店の前で笹島シェフと記念撮影もして頂きました。お腹も心も満たされ、とても充実したランチでした。
笹島シェフ、スタッフの皆様、「そう京」のスタッフの皆様
楽しいひと時を、ありがとうございました!
地元京都の食材とイタリアンとの融合が評判となり、今や予約の取りにくいリストランテのお店です。他に、グランフロント大阪 北館と東京丸の内にも出店されています。
オーナーシェフは笹島保弘さんで、この日は、自ら腕をふるって料理を提供して下さいました。
スタッフの案内で席に座るとテーブルにはリストランテのセット一式と、この日の「睦月」と題したお品書きがありました。ここまでは、どのレストランでも準備されていますが、それに加えて「CONCEPT」が添えられていて、このお店がどんな事を考え、どんな料理を提供しようとしているのか、どんな接客を目指そうとしているのかがわかり、より一層楽しみが膨らみます。
僕の基準は、料理が美味しいのは無論ですが、まず掃除が行き届いていて清潔感があること、料理の提供のタイミングが客の食べるペースに合っていること、キッチンとホールの連携がうまくいっていること、そして、最後の精算の時に「今日は、こちらを選んで良かった!」と思えるかどうかを基準にしています。これは、吉野家で牛丼を食べるのも、少し背伸びして行く名店と言われるお店で頂く時も同じだと思っています。
最初にベーカリーです。イタリアンらしくオリーブオイルで頂きます。
木箱の中に3種類のパンが入っていて、下には温められた花崗岩が敷かれておりコースの途中でも温かいパンを食べてもらいたい笹島シェフの思いを感じます。
さて、一品目は、(お餅を浮かべた白味噌入りカリフラワーのポタージュ)、(色とりどりのカリフラワーのクスクス 和辛子)
睦月らしく、また、京都らしく白味噌仕立てのポタージュでお皿のまわりにはカリフラワーのスライスが添えられていて、組み合わせから斬新な味でした。白味噌仕立てなので、もう少し甘みがあってもいいと感じました。
次に、おせち料理を彷彿させるお重仕立ての八寸です。
(雲丹と豆乳パンナコッタ ほうれん草ピュレ、数の子 ブロッコリー、タコと里芋のサルサヴェルデ、蟹 リコッタ 菊花 干し柿の白和え、鶏ローストと牛蒡 ブロードのジュレと天使の海老 黒豆 オレンジ)
鶏ロースト、牛蒡、数の子、黒豆、海老はおせちらしく和食そのもので、もう一度お正月を迎えた気分になり、お味も美味しかったです。
パンナコッタやサルサヴェルデ、白和えはリストランテの本領発揮ですね!特に、白和えは食感もよく美味しく頂きました。
次に、(サーモンと花菜のキタッラ イクラ 柚子の泡)
初めて食べる四角いパスタです。笹島シェフの説明では、本場イタリアでは、パスタソースも残さずに食べる習慣でソースが残ることを嫌うそうです。そこで、表面積の広い四角いパスタを使うことでソースが絡みやすくなるそうです。
それにしても、柚子の泡にはびっくりです。細かな泡をパスタに添えるために、水槽用のポンプを使ったそうです。笹島シェフの発想に驚きました。
柚子の風味がいいアクセントになっており、美味しく頂きました。無論、ソースは残らなかったです。
お隣り席のご婦人は、パンで最後のソースまで食べておられました。
次に、メインの(豚ロースの炭火焼き 季節のお野菜)です。
豚ロースのローストビーフ版を頂いている様で、肉そのものの甘い旨みが引き立っていました。
最後のデザートは(苺とマスカルポーネのエスプーマ ピスタチオ エスプレッソジェラート)
ピスタチオオイルをスポイトに入れて出され、見た目にも楽しいですし、オイルを使う前後で味の変化を楽しめます。
これだけでも単品で注文したくなる一品でした。
最後のお飲物 珈琲or紅茶
最後は、お店の前で笹島シェフと記念撮影もして頂きました。お腹も心も満たされ、とても充実したランチでした。
笹島シェフ、スタッフの皆様、「そう京」のスタッフの皆様
楽しいひと時を、ありがとうございました!