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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2018錦秋の京都14 東福寺塔頭 勝林寺

2019年01月12日 08時41分40秒 | 日記
11月26日 正覚庵の伽藍内の拝観、栗棘庵での昼食を終え向かったのが同じく東福寺の塔頭 勝林寺です。







勝林寺は、天文19年(1550)に第205世住持 高岳令松により創建されたお寺で、ご本尊は毘沙門天です。
ご本尊の毘沙門天像は長らく東福寺の仏殿の屋根裏にひそかに祀られていたのを、高岳令松氏の霊告により発見され、こちらのご本尊としてお祀りされており制作は平安時代後期と言われています。それ故に彩色が残り美しく力強い毘沙門天で奥様の吉祥天と、そのお子様の善膩師童子(ぜんにしどうじ)も脇侍でお祀りされています。

この地は東福寺の北東の方角の鬼門に当たり、境内一山の鎮守として崇拝されています。





勝林寺は通常非公開ですが、春と秋に一般公開されます。また、それ以外でも座禅会を定期的にされていたり、夜座(夜の座禅)も限定で開催されています。

東福寺通天橋は多くの観光客が訪れますが、周りの塔頭寺院は空いています。
混雑が苦手な方は、東福寺塔頭の光明院、一華院、東光寺、勝林寺また近くの泉涌寺の本坊御座所庭園、泉涌寺塔頭雲龍院あたりをお勧めします。ゆっくりと紅葉🍁観賞を楽しめます。