京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2018京都夜間拝観④ 大徳寺 興臨院

2019年01月11日 07時16分04秒 | 日記
11月26日の夜間拝観は大徳寺の塔頭興臨院に来ました。
方丈の南庭は、昭和の名作庭家 中根金作氏の作庭です。





また、北庭は趣きが異なり、常緑樹と紅葉🍁とのコントラストが美しい庭園です。





茶室には涵虚亭があり利休が好んだ小間の茶室です。

大徳寺は利休ゆかりのお寺だけにどの塔頭にも複数のお茶室を持っておられます。「大徳寺の茶面」と言われる由縁です。
反面、同じ臨済宗でも妙心寺塔頭のお寺には表だって茶室は造らず、茶室をお持ちでも隠れるように造ってあります。これは、妙心寺が座禅をはじめ修行を第一に考えておられた時代が長く続いた由縁です。退蔵院の「囲の席(かくれ茶室)」が一例です。
今回は、塔頭の由緒などを省略して美しい夜の紅葉🍁をご覧下さい。







大徳寺興臨院は、畠山家ゆかりの塔頭ですが本堂の屋根を前田利家公が修復した事から前田家ゆかりの塔頭でもあります。