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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

「僧侶といく、東本願寺」まいまい京都

2019年01月24日 07時53分09秒 | 日記
1月19日は、まいまい京都の「東本願寺 僧侶といく、御影堂から非公開エリアまで」に参加しました。西本願寺は今までに何度か訪れていますが、お東さんの方は御影堂、阿弥陀堂以外は未訪問でした。
ご案内は東本願寺僧侶の水谷(みずや)様です。





東本願寺は、江戸時代初期、門徒衆勢力を恐れた徳川家康が、当時の門主の長男で破門になっていた教如に現在地を与え、本願寺の勢力を二つに分断したと言われています。過去4度の火災で焼失しましたが、その都度、再建されています。





見学は、参拝接待所前のギャラリーからです。こちらでは東本願寺の歴史がパネルで紹介されています。こちらまでは、一般拝観エリアです。

こちらを北に進むと"開かずの門"と言われている菊門があります。遠忌などの大法要時にのみ開かれ、檜皮葺で唐破風が付いており伏見城の遺構と言われています。





地下は視聴覚室になっており、下から見上げると天窓が菊の御紋になっています。今回、こちらには入れなったのは残念です。

次いて大寝殿です。







案内板にありように、東本願寺で最も古い建物です。障壁画は竹内栖鳳です。かって、心無い拝観者(?)によって二羽の雀の絵が切り取られてしまいました。それ以来、ガラス戸で防犯対策をされています。当時から栖鳳は京都画壇の中心で、雀一羽の絵で家一軒が買えたそうです。
この日は、たまたま、電気工事の為に停電中で、ところどころに置かれた電気の行燈の明かりで鑑賞しました。明治以前は電気が無かったので、そんな雰囲気の中で鑑賞でき、ある意味で幸運だったと思います。

次いて能舞台です。



次いて白書院です。
格式の高い部屋で天井は折上げ小組み格天井です。









次いて宮御殿です。









御所の女院御所を下賜されたのでしょうか?部屋は落ち着いた雰囲気で障壁画や床の間、違い棚、花頭窓、赤い畳縁にその雰囲気を感じます。

次いて最も大きな建物 御影堂です。宗祖 親鸞聖人像をお祀りしているお堂です。毎年の年末の大うちわでの掃除風景は京都の師走の風物詩です。



次いて阿弥陀堂です。東本願寺のご本尊阿弥陀如来様をお祀りしているお堂です。

前の二堂は神聖な場所なので撮影が禁止されています。

次いてサプライズが、、、
烏丸通りに面して堂々と立っている御影堂門の二階に上がれることに、、、二重に鍵がかけられた扉が明け羅列、急勾配の階段を登り、ニ階部分へ。
須弥壇には、中央には釈迦如来様、向かって右に勢至菩薩様、左に阿難尊者様がお祀りされています。内部は撮影禁止です。









大変に充実したツアーで満足しました。
東本願寺の水谷様、まいまい京都の阿比留様、ありがとうございました。