10/25
えっと、どうもすいませんでした!
ことの発端は、10/22に
「突然なんですが、
今週土曜日1日あいていたら、スーデラでやるイベントにでませんか
ファイファイマーチをやるのですが、参加してくれたらと、、」
と快快のKさんから突如メールが入り、イベントのことは知ってはいたものの明らかに間違いメールだと思ってそういう返事を書こうとして、「い、いや、、、待て」とあらためて考えてみて、「マジか」と疑いつつも、彼らがそうしたいのならば、、、ということでオッケーのメールを返したのでした。当日三時にリハに合流、アニキと快快で1時間練習して、それで本番。「マーチ」は、誰でも参加出来るダンスという狙いがあるのだろうと「吾妻橋ダンスクロッシング」で見て思っていたので、アニキやぼくの参加は(半分はメンバーが足りない故のピンチヒッターなんだけど)、そうした外部も巻き込んで一緒に踊る行進したい、という彼らの意図を示すことにもなる、、、ということになるのでしょうが、まさか自分がこんな形で出演するとは、、、怖ろし快快。
と、自分のことはもうこれくらいにして、このサンガツ主催のイベントは、ちょっと歴史に残る素晴らしいものだったと言っておきたいです。ぼくが個人的に神村恵や快快をずっと評価してきたから、ということも当然あるわけだけれど、そんな彼らをサンガツがこんな風にスーパーデラックスというコージーな空間で並べて見せてしまったということに、感動と正直、嫉妬とが生まれました。DCのストイシズムと吾妻橋のポップとが、こんなにうまくミックス出来るのか!DCとも吾妻橋とも違う面はもちろんあるんだけれど、並べてみることもまた出来る。何より、いいと思ったのは、観客の集中力と楽しんでいる感じが、場を盛り上げていったところで、それが、難解にも受け取られがちな神村のダンスをすんなりと味わえるものにしてたと思うし、快快と神村を並べて見るというぼくからすれば違和感はないけれど多くの人にとってはなかなかそうはなっていない現状のハードルをすんなりと飛びこえさせてしまうことにもなってた。おそらく、演目が快快→サンガツ→神村という順だったことも功を奏していたと思う。つまり、真ん中がサンガツというのが、ちょうどよりポップな快快とより難解な神村との蝶番の役をスムースに果たしていたのだった。ということは、サンガツというバンドのふところの広さ、ポップと難解さとの振り幅をもっているということが明らかになったわけで、いや、サンガツの演奏には本当に興奮した。ドラムが四人でギターが2人でベースが1人という編成は、もうその時点で、なんだか全員がわがままな中学生バンドみたいな風情があり、つまり自分はドラム!俺はギター!と、アンサンブル無視して各自が自分の欲求のままに楽器を持ち寄ってしまった、みたいなところがあって、ギターをはじめて買ってはじめてアンプにプラグを差し込んで「ジャーッ」とコードも押さえずにただ、嬉しくて嬉しくてピックをおろしまくる中学生の熱情が、そのまま「音楽」の体裁をとってしまっている。もうほとんど奇跡みたいに、強情なエナジーを観客が共有出来るものになっているところがまさに「音楽」の体裁をとっている故、その故のなせる技なのだけれど、観客がキャーキャー興奮しながら興奮のヴォルテージを膨らませていきながら、ただそのためにだけ演奏が続けられていることに、演奏というものの可能性がぐっと迫り上がって来た。いや、ほんとに、いまの中学生はこういうバンドをやればいいのに。80年代の中坊がボウイのコピーに勤しんだように、00年代の中学生がサンガツの真似をすればいいのに。
サンガツpresents"Hello, World!"
えっと、どうもすいませんでした!
ことの発端は、10/22に
「突然なんですが、
今週土曜日1日あいていたら、スーデラでやるイベントにでませんか
ファイファイマーチをやるのですが、参加してくれたらと、、」
と快快のKさんから突如メールが入り、イベントのことは知ってはいたものの明らかに間違いメールだと思ってそういう返事を書こうとして、「い、いや、、、待て」とあらためて考えてみて、「マジか」と疑いつつも、彼らがそうしたいのならば、、、ということでオッケーのメールを返したのでした。当日三時にリハに合流、アニキと快快で1時間練習して、それで本番。「マーチ」は、誰でも参加出来るダンスという狙いがあるのだろうと「吾妻橋ダンスクロッシング」で見て思っていたので、アニキやぼくの参加は(半分はメンバーが足りない故のピンチヒッターなんだけど)、そうした外部も巻き込んで一緒に踊る行進したい、という彼らの意図を示すことにもなる、、、ということになるのでしょうが、まさか自分がこんな形で出演するとは、、、怖ろし快快。
と、自分のことはもうこれくらいにして、このサンガツ主催のイベントは、ちょっと歴史に残る素晴らしいものだったと言っておきたいです。ぼくが個人的に神村恵や快快をずっと評価してきたから、ということも当然あるわけだけれど、そんな彼らをサンガツがこんな風にスーパーデラックスというコージーな空間で並べて見せてしまったということに、感動と正直、嫉妬とが生まれました。DCのストイシズムと吾妻橋のポップとが、こんなにうまくミックス出来るのか!DCとも吾妻橋とも違う面はもちろんあるんだけれど、並べてみることもまた出来る。何より、いいと思ったのは、観客の集中力と楽しんでいる感じが、場を盛り上げていったところで、それが、難解にも受け取られがちな神村のダンスをすんなりと味わえるものにしてたと思うし、快快と神村を並べて見るというぼくからすれば違和感はないけれど多くの人にとってはなかなかそうはなっていない現状のハードルをすんなりと飛びこえさせてしまうことにもなってた。おそらく、演目が快快→サンガツ→神村という順だったことも功を奏していたと思う。つまり、真ん中がサンガツというのが、ちょうどよりポップな快快とより難解な神村との蝶番の役をスムースに果たしていたのだった。ということは、サンガツというバンドのふところの広さ、ポップと難解さとの振り幅をもっているということが明らかになったわけで、いや、サンガツの演奏には本当に興奮した。ドラムが四人でギターが2人でベースが1人という編成は、もうその時点で、なんだか全員がわがままな中学生バンドみたいな風情があり、つまり自分はドラム!俺はギター!と、アンサンブル無視して各自が自分の欲求のままに楽器を持ち寄ってしまった、みたいなところがあって、ギターをはじめて買ってはじめてアンプにプラグを差し込んで「ジャーッ」とコードも押さえずにただ、嬉しくて嬉しくてピックをおろしまくる中学生の熱情が、そのまま「音楽」の体裁をとってしまっている。もうほとんど奇跡みたいに、強情なエナジーを観客が共有出来るものになっているところがまさに「音楽」の体裁をとっている故、その故のなせる技なのだけれど、観客がキャーキャー興奮しながら興奮のヴォルテージを膨らませていきながら、ただそのためにだけ演奏が続けられていることに、演奏というものの可能性がぐっと迫り上がって来た。いや、ほんとに、いまの中学生はこういうバンドをやればいいのに。80年代の中坊がボウイのコピーに勤しんだように、00年代の中学生がサンガツの真似をすればいいのに。
サンガツpresents"Hello, World!"