出光興産と昭和シェル石油は16日、株主交換契約の締結と統合新社(商号・出光興産/トレードネーム・出光昭和シェルを予定)の代表取締役および取締役人事などを発表した。12月18日開催予定の両社の臨時株主総会で正式決定する。
両社の株主交換比率は出光1に対して昭和シェル0・41とし、2019年4月1日に株式交換が行われ統合新社が発足する。統合新社の副会長に就任する昭和シェルの亀岡CEOは16日の記者会見で「経営統合は目標ではなく、強い企業を作るステップに過ぎない。ここまでの道のりは遠かったが無駄にはならない。日本有数のエネルギー企業として社会に貢献していきたい」と語り、統合新社の社長に就任する出光の木藤社長は「統合新社は石油・石化事業でスケールアップすることになるが、それ以外にさまざまな事業を展開する。多様化と積極的な海外展開を進めたい。我々は他社に負けないスピードがある。出光と昭和シェルの社員の融合は進んだ。来年4月1日にロケットスタートを切ることができる。JXTGグループの誕生から2年遅れるが、決して無駄ではない。両社の優秀な社員の力で強い会社にしていきたい」と意気込みを語った。
石油通信社
両社の株主交換比率は出光1に対して昭和シェル0・41とし、2019年4月1日に株式交換が行われ統合新社が発足する。統合新社の副会長に就任する昭和シェルの亀岡CEOは16日の記者会見で「経営統合は目標ではなく、強い企業を作るステップに過ぎない。ここまでの道のりは遠かったが無駄にはならない。日本有数のエネルギー企業として社会に貢献していきたい」と語り、統合新社の社長に就任する出光の木藤社長は「統合新社は石油・石化事業でスケールアップすることになるが、それ以外にさまざまな事業を展開する。多様化と積極的な海外展開を進めたい。我々は他社に負けないスピードがある。出光と昭和シェルの社員の融合は進んだ。来年4月1日にロケットスタートを切ることができる。JXTGグループの誕生から2年遅れるが、決して無駄ではない。両社の優秀な社員の力で強い会社にしていきたい」と意気込みを語った。
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