ガソリン１０７％、コロナ前に比べ需要並み ８月の販売動向、中間留分は仮需を含め好調

本紙推計による石油元売各社の8月の販売動向によると、ガソリンは前年同期比107％で前年に比べると好調に推移。一昨年（2020年）比では100％となる。
8月のガソリン販売は、新型コロナウイルスの新規感染者が高止まりしているものの、3年ぶりに行動制限のないお盆を含めてマイカー需要が増加した。
なお、8月のガソリン販売はコロナ前の2019年に比べると91％にとどまるが、ハイブリッド車の普及など構造的な需要減退ペース（年率▲2～3％）に比べると、需要並みとみることもできる。

石油通信社