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レジャー白書、19年ドライブ人口▲4.8% ウィズコロナのポイントは、「安・近・単」

2020-08-27 07:40:27 | 日記
日本生産性本部余暇創研はこのほど、「レジャー白書2020」の記者発表を行った。本編は9月末に発刊されるが、それに先立ち19年の余暇市場の動向とコロナ禍における20年以降の余暇市場について、有識者として、桜美林大学ビジネスマネジメント学群(レジャー産業論)の山口有次教授らがポイントを説明した。
19年の余暇活動におけるドライブ人口は、3960万人で前年比4.8%減少するなど、2年ぶりに4000万人を下回っている。1位・国内観光旅行5400万人、2位・外食4350万人、3位・読書4110万人に続き4位だった。
今回の調査では、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が含まれないが、余暇総研では、2020年はCOVID-19が余暇市場に大きな影響をおよぼしているため、「コロナ禍とレジャー産業」としてポイントをまとめた。山口教授は、「ウィズコロナの社会では、レジャーは「安」(安心できる自宅、安全な情報ネットワーク上のレジャー、安心できる屋外や自然の中でのレジャー)「近」(家族など近親者と過ごす、情報ネットワーク上で接近できるレジャー、近場や近隣県のレジャー)「単」(単独・単身・簡単なレジャー、情報ネットワーク上の単純なレジャー、単一・単発で回数限定で出かけるレジャー)など安・近・単をキーワードに、ステイホーム、情報ネットワーク、Go Toトラベルの3つの視点のレジャーが浸透すると指摘。「アフターコロナの社会は、70%経済とも言われるが、レジャーも伸びるものもあれば、多くは減少するため、(コロナ前の)70%の水準に落ち着くかもしれない」との認識を示した。

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