石油元売各社は、5月の仕切価格改定から毎月1回、サウジアラムコが通知する公式販売価格(OSP=Official Selling Price)を反映する傾向が続いているが、原油価格が安定しOSPの改定幅が相対的に小さくなっている9月以降も継続するのか、注目されている。
元売各社は、おおむね前週までの原油コストや製品市況などをふまえ、仕切価格を通知している。特に元売再編が進んだ2017年4月以降は、原油コストを強く反映した仕切価格体系となっていたが、今年5月以降はサウジOSPが指標として組み込まれるようになっている。
仕切価格にOSPを反映するのは、油価の乱高下に対応する元売各社の緊急的な措置との見方がある一方、恒常的に反映されていくとの見方もあり、OSPが仕切価格におよぼす影響が軽微になる9月や10月も反映されるのか、業界内でも大きな関心が寄せられている。
石油通信社
元売各社は、おおむね前週までの原油コストや製品市況などをふまえ、仕切価格を通知している。特に元売再編が進んだ2017年4月以降は、原油コストを強く反映した仕切価格体系となっていたが、今年5月以降はサウジOSPが指標として組み込まれるようになっている。
仕切価格にOSPを反映するのは、油価の乱高下に対応する元売各社の緊急的な措置との見方がある一方、恒常的に反映されていくとの見方もあり、OSPが仕切価格におよぼす影響が軽微になる9月や10月も反映されるのか、業界内でも大きな関心が寄せられている。
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