kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『トゥルー・グリット』を観て

2011-04-05 17:30:33 | アメリカ映画 2011

11-27.トゥルー・グリット
■原題:True Grit
■製作年・国:2010年、アメリカ
■上映時間:110分
■字幕:松崎広幸
■鑑賞日:4月2日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)
■料金:1,800円
 
スタッフ・キャスト(役名)
□監督・脚色・製作:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
□製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ロバート・グラフ、デヴィッド・エリソン、ポール・シュウェイク、ミーガン・エリソン
□撮影監督:ロジャー・ディーキンス
□衣装デザイン:メアリー・ゾフレス
□編集:ロデリック・ジェインズ

◆ジェフ・ブリッジス(ルースター・コグバーン)
◆マット・デイモン(ラビーフ)
◆マティ・ロス(ヘイリー・スタインフェルド)
◆ジョシュ・ブローリン(チェイニー)
◆バリー・ペッパー(ラッキー・ネッド・ペッパー)
◆ブルース・グリーン(ハロルド・パーマリー)
◆マイク・ワトソン(スタント)
【この映画について】
本年度アカデミー賞に作品賞、主演男優賞ほか10部門でノミネート、監督にコーエン兄弟、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグという豪華布陣の話題作は、かつてジョン・ウェインが初めてオスカーを手にした『勇気ある追跡』のオリジナル原作を映画化したもの。
父親を殺された少女が、二人の男と犯人を追う復讐劇だ。壮絶な追跡のあとに訪れる感動の瞬間が、観る者の胸を熱くする。コーエン兄弟の集大成とも言うべき美しい映像とドラマチックな展開で、彼らの最高傑作との呼び声が高い。2年連続でオスカーノミネートのジェフ・ブリッジスやマット・デイモン、弱冠14歳で大役に抜擢された新星ヘイリー・スタインフェルドらの、いずれ劣らぬ名演を堪能できる一作だ。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
牧場主の娘として産まれながらも責任感が強く信念の強い14歳の少女、マティ・ロスの父親が、雪の降るある夜、雇い人のトム・チェイニーに無残にも撃ち殺された。知らせを受けたマティは、遺体を引き取りにオクラホマ州境のフォートスミスへとやってくる。
一方、チェイニーは、わずか2枚の金貨のためにマティの父を殺した後、逃亡者となってインディアン領へ向かい、お尋ね者のネッド率いる悪党達の仲間入りをすることになる。フォートスミスで父親の形見の銃を譲り受け、同行してきたお付きの爺の忠告を無視して、犯人に罪を償わせることを心に誓った彼女は、“トゥルー・グリット(真の勇気)”があると言われる大酒飲みでアイパッチをした連邦保安官ルースター・コグバーンに犯人追跡を依頼。
最初は子供扱いで相手にもされないマティだったが、決して諦めない執念と報酬の魅力に負け、コグバーンはマティの依頼を受けることにするが、出発の朝、マティがコグバーンのもとを訪ねると、既に彼は旅立っておりマティには、
帰れと言わんばかりに列車の切符が残されていた。
納得出来ないマティは、馴れない馬を駈けてコグバーンの後を追い何とか追いついた。その執念に負けてマティを共にし、その後、別の容疑でチェイニーを追ってフォートスミスへ来ていた若きテキサス・レンジャーのラビーフも加わり、犯人追跡の過酷な旅が始まる。
マティにとっては人生初めての旅。しかも最も危険な領域に足を踏み入れることになる辛い経験であったが、チェイニーを捕らえ、罪を償わせることだけしか彼女は考えることができなかった。そして遂に、3人にとって各々の“真の勇気”が試される時が訪れる……。
この映画は、旬な俳優陣がずらりと並んでいる。例えば、ジェフ・ブリッジスは「クレイジー・ハート」でアカデミー賞を受賞したばかりで「トロン:レガシー」でも話題をさらっていたし、マット・デイモンは現在「ヒアアフター」が公開されているし、ジョシュ・ブローリンは「ウォール・ストリート」でのマイケル・ダグラスとの共演が記憶に新しい。
これだけの顔触れに交じって、新人で14歳のヘイリー・スタインフェルドは堂々としていて、映画デビュー作でいきなりアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、これからが楽しみな女優だ。
ストーリー的には、如何にも西武劇的な復讐劇で、父の仇を取るために自ら腕利きの保安官を雇い、強い執念を持って犯人を追いかけるという展開は分かりやすいと同時に、一人の少女の成長過程の物語でもある。
西部劇といえば「荒涼としたアメリカの大地」というイメージがあるが、この映画でもそうした映像の良さも目立った。どこまで進んでも砂漠と化した乾いた大地と川しかない中で、乗馬の経験も無かった少女の執念に大の男たちが協力し、最後は見事に復讐を果たす、これを回想と言う形で展開していったコーエン兄弟の演出は見事だ。
最後は、成長したマティがコグバーンが在籍していると思われる旅の一座を訪ねるのだが、会えないで終わる。この形も西部劇らしい終わり方だった。


ソフトバンク孫社長が義援金100億円

2011-04-04 10:20:29 | 時事ニュース・国内

引退までの代表報酬も全額寄付

ソフトバンクグループは、東日本大震災の義援金10億円を拠出すると発表した。また、孫正義社長は個人で100億円を寄付するほか、2011年度から引退までのグループ代表報酬を全額義援金に回すと発表。これら義援金で震災遺児の支援などを行っていくとしている。
この義援金・支援金について同社は「日本赤十字社や赤い羽根共同募金などを通じて寄付を行うほか、NPOやボランティア団体などへの早急な支援や、両親を亡くした震災遺児への中長期的な生活と勉学の支援などに役立てる」ほか、「今すぐに支援を必要とされている方々へ義援金・支援金を早急にお届けできる寄付の方法を検討している」としている。
【地震】ソフトバンク孫正義社長 100億円を寄付(11/04/04)

米フォーブス誌が今年3月に発表した2011年度版『The World's Billionaires(世界長者番付)』によると、孫社長の資産は日本で1位の81億ドル(約6723億円・世界113位)。こんなに資産があるとは知りませんでしたが、100億円/6723億円なので孫社長にしてみれば、決して目玉が飛び出るような額では無いのでしょうね。
現金で6723億円を持っている訳ではないでしょうが、どうせ相続時にたんまりと相続税を払う事になるのでしょうから、例え100億円でも国庫に入るより被災地の復興に役立てた方が、孫氏への賞賛はいつまでも残るでしょう。

世界中から、また国内からも多額の義援金や支援金が寄せられイチローも1億円を寄付するなど、有名高額所得者による寄付もある中で、孫氏の額は飛びぬけて多い。
折角の義援金なので、これを孫氏の意向を汲んで有効に生きたお金として活用出来なければ折角の寄付も意味がない。
個人的に「福岡ソフトバンク・ホークス」は嫌いだけど、孫氏の今回の行動には拍手を送りたい。それに比べて国会議員はどうだろうか?最低でも、

議員報酬1か月分でも寄付するなど出来ないのだろうか?

菅首相より、孫さんが首相になった方が良いんじゃない?


東海大相模、11年ぶり2度目のセンバツ優勝!

2011-04-03 10:29:21 | 野球全般

九州国際大附、九州勢の4連覇ならず!


チ  ー  ム 
東海大相模(関東・神奈川)

九州国際大付(九州・福岡)

東海大相模(神奈川)が九州国際大付(福岡)を下し、吉田投手(元近鉄)らを要して優勝した2000年以来11年ぶり2度目の優勝を決めた。夏を含めると3度目の甲子園制覇。

【第 83 回 センバツ】 決勝戦 東海大相模 × 九州国際大付


東海大相模は昨春は優勝候補の一角として臨んだものの、初戦で初出場の福岡代表「自由が丘」相手に力を発揮出来ずに敗退。巻き返しを誓った夏は順当の勝ち進み、決勝では春優勝校の興南(沖縄)に敗れたものの、一二三投手(阪神に2位指名で入団)の投打に渡る活躍で準優勝した。
そして今大会は、関東地区2位校(1位は浦和学院)として臨み、昨年の様に飛び抜けた投手は居ないが、複数投手を使い分け、打線も活発で1回戦から強打で勝ち上がってきた九州国際大付の打線を長田-近藤のリレーで9回の1点に抑えて優勝した。

一方、準優勝に終わった九州国際大付は九州勢のセンバツ4連覇に挑んだが、初回のチャンスに得点出来ず、逆に東海大相模の強打をエース三好が防げず6失点した。打線も、あと一歩でチャンスを物に出来なかったが、それでも最終回2死無走者から長短打の連打で1点を返す意地を見せたが、最後は、近藤の140キロの直球に代打内川が三振に倒れた。

東海大相模の強打は春の時点では異例とも思えるほど好調で、この強打が維持出来れば夏も激戦の神奈川代表として甲子園に再び戻ってくるだろう。その東海大相模の県内でのライバルはアベック出場した横浜高校だが、こちらが初戦敗退しており夏に向けて投手の整備が課題だ。

今大会は、東北大震災の影響で開催そのものが一時危ぶまれたが、被災地に勇気を与える目的で開催され、被災地の東北高校も出場したが残念ながら初戦敗退で散った。事前の予想では明治神宮大会の優勝校である日大三高が優勝候補の筆頭だったが、準決勝で九州国際大附に敗れ、昨春に続いての決勝進出は逃した。

東海大相模は今後、夏に向けて追われる立場になるが、夏はどんな大会になるだろうか?


今日から新年度...

2011-04-01 17:01:08 | 管理人のつぶやき

今日から平成23年度がスタートです。4月1日と言えば西洋社会ではエイプリルフールの日ですが、日本の社会では新年度の初日で、多くのフレッシュマンが社会人デビューを飾る日です。
街中には新品のスーツに身を包んだ若い人が多くみられるのもこの時期の風物詩ですね。

平成23年度は東北大震災直後でもあり、日本が自粛ムードで暗く沈んでいる中で入社式を中止や延期したり、被災した会社では内定取り消しが出たりと沈滞ムードが何となく漂う。
私自身は、2年間所属していた部署からまたもや人事異動で、折角馴れてきた職場を離れる辛さを味わい、今日は移動先の初出勤日でした。
昨日は職場で、ささやかに全員揃ってのランチ会を開き、課の費用でお寿司を頂き美味しかったです。1人が定年退職、私を含めて4人が異動で計5人が職場を離れることになり、加入は無かったので人数も減って寂しくなりそうな昨日までの職場です。

移動先の初日って緊張するんだよね、何年勤めていてもね。予期していなかった異動なので残念な気持ちが強く前の職場への未練も大きいのですが、そんなこと会社はかまってくれないので、1年間は頑張るしかないのが社会人としての辛さです。

1年後...どうこの職場にいるのかな?


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