kintyre's Diary 新館

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安倍首相が靖国神社参拝…第1次内閣含め初

2013-12-26 22:48:07 | 時事ニュース・国内

安倍首相は本日午前11時半頃、急遽、靖国神社を参拝した。

 首相在任中の参拝は、第1次内閣を含めて初めてで、現職首相としては2006年8月15日の小泉首相以来7年4か月ぶりの参拝となる。
首相は参拝後、戦争の惨禍を繰り返さないという「不戦の誓い」のために参拝したと記者団に語った。第2次内閣発足以来、首相は、外交問題化を避けるために参拝を自重してきたが、日中、日韓関係の改善が見通せないことから、政権発足から1年の26日、参拝に踏み切ったとみられる。中国、韓国が強く反発している。


安倍首相は、10月の秋の例大祭の際、参拝するかどうかぎりぎりまで検討していたが、台風で伊豆大島に大きな被害が出たことなどもあり参拝を見送っていた。政府関係者の1人は、「今回は、数日前に、安倍首相から参拝することを伝えられた」と明らかにした。ただ、外務省幹部からは、「これでは外交にならない。中国や韓国との摩擦拡大の要因は、日本にあるということになりかねない」と、今後を懸念する声も上がっている。



韓国政府の報道官を務める劉震龍(ユ・ジンリョン)文化体育観光部長官は、靖国神社は許されない戦争犯罪者たちを合祀している反歴史的な施設」と指摘。「安倍首相が神社を参拝したのは誤った歴史認識をあらわにしたもので、韓日関係はもちろん、北東アジアの安定と協力を根本から傷つける時代錯誤的な行為」と述べた。その上で、「いわゆる積極的平和主義という名の下で、国際社会に寄与するとしているが、こうした誤った歴史観を持ち、平和増進に寄与できると考えているのか問い返したい」と強調した。

安倍首相の参拝については、10月の秋の例大祭の際に、噂されていたが大島での台風被害の影響で断念された。今日を選んだのは、安倍首相曰く、政権発足一周年が経ったことから、区切りの意味もあったようだし、公約にも掲げていたのもあるようだ。
安倍首相の本音の部分ではもっと早く参拝に踏み切りたかったのだろうが、そこは、グッと我慢して玉串料を収めるなどの「配慮」を中国と韓国にだけしていたものの、相変わらず批判的な態度を取り続けてきたことから、参拝もやむを得ないと決断されたのだろう。ただ、アメリカの「失望」発言には失望した。

中韓はA級戦犯の合祀を問題視しているが、この2国以外から目立った反発は現時点では(過去にもそうだが)聞こえてこない。


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