Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

タロットカード

2011年06月27日 | アート

さすがにわざわざ占い屋さんで占ってもらうコトはないが、占いは結構好きで、自己分析とゆーか、性格診断とゆーか、本屋さんで面白そーな占い本があったら、ついつい、自分のを調べたりしてしまう。

動物占いはハマったなあ・・。

(ちと古いが・・

 

人生の選択肢を占いに委ねる・・なんてコトはないが、自分を客観的に見つめる現状分析などには、なかなか有効な手段ではないか?・・と、個人的には思っている。

ちょっと勉強しようかな?・・と思った時期もあり、姓名判断四柱推命手相奇門遁甲・・と、いずれも、ちょこっとかじっては挫折・・。

理由は「めんどくさい」・・。

 

まあ、ちゃんと取り組めば、それなりにモノにはなったのかもしれないが、そこまでして・・と思ってしまうのと、先輩にスゴイ人がいて、その霊感とゆーか直観力の凄さに、向き、不向きでいったら、自分には向いてないな・・と思わされたのもある・・。

実際、その人は今、プロの占い師である。

 

自分はせいぜい、動物占いの本見るくらいかなー・・。

 

そんな自分が、「これなら出来る!」(失礼・・)・・とゆーか、興味を持てそうなのが、このタロット占いである。

 

 

何より、このカードの絵柄がアーティスティックで、そそられる。

こちらは、最も一般的なライダー・ウェイト版のデザイン。

 

それぞれのカードに、いろいろなシンボルが散りばめられていて、深いイミがあるのだが、神秘的な雰囲気がGood!

そのカードのイミを読み解いて占うワケだが、ゴチャゴチャ考えて理屈をこね回すよりは、ストレートにビジュアルに訴える感じが自分向きな気が・・。

 

こちらは「THE FOOL」、すなわち「愚者」のカードで、本来、番号をもたないが、「0」とされる。

トランプのジョーカーの元になったとか、さまざまな説があるようだが、実際、タロットの由来や起源もエジプトだとか、中国やインド、ペルシアなど、いろいろあって、その場所や時代もハッキリしない。

現在伝わっている標準的なものは、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚からなる78枚のタロットであるが、その歴史はルネッサンス期にまでさかのぼるという。

ヨハネの黙示録がその起源・・とゆー説もあったり、時代によって、さまざまな解釈が生まれ、そうした解釈に基づく新たなカードが作られたりしているようだ。

 

タロットカードのすべては、この「愚者」が「魔術師」の啓示を受け、探求の旅に出て、困難に遭いながらも、やがて「世界」の真理にたどり着く・・という、1つのストーリーになってるという解釈もあるとか・・。

  

同じ「愚者」でも、カードによって、いろんなバリエーションがある。

だいたいは自分が崖っぷちに立ってるとも気づかず、犬にじゃれつかれている、若く、のん気な道化師の絵柄である。

「自由」、「可能性」、「夢想」、「極端」、「熱狂」、「愚行」・・などのイミがあるが、その絵から、さまざまなイメージやインスピレーションを与えられる。

 

あのダリがデザインしたタロットもある!

 

こうした芸術性の高いデザインのものも多く、このデザインだけでも、観賞用に欲しくなる。 

スピリチュアルなものなので、画家やデザイナーがデザインしたタロットなど、別に占いが出来なくても、コレクションとして欲しい!・・とゆー人も、結構、多いコトだろう。

 

ちなみに、この「愚者」は荒木飛呂彦によるデザイン。

もともとタロットに興味をもったきっかけが、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」第3部スターダスト・クルセイダーズで、登場人物たちが使う”スタンド”という超能力が、それぞれ、このタロットに由来する・・とゆートコからである。

(カテゴリー/マンガ・アニメ:「ジョジョの奇妙な冒険」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/bdd844dcc67bf575dbb3d13bcea7d01a

 

当時、JOJOの影響を受けた友人も早速、タロットカードを買ってて、一緒にちょっと占いなんかもやってみたが、なんか、やけに当たってたなぁ・・とゆー記憶がある。

 

深層心理を研究し、集団的無意識」「共時性(シンクロニシティ)を唱えた心理学の大家・ユングも人生の大半を費やし、神話や錬金術、シンボリズムの研究を行い、にも相当のめり込んだようだが、タロットにも”ユング・スプレッド”という自己診断法があるくらい。

 

 

いろいろ調べてみると、浮世絵タロットなんてのもあったりして、”和”のデザインに目がない自分は一発で気に入ったのだが、すでに絶版とのコト・・。

 

うーん・・残念・・。