Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

スーパー戦隊シリーズ

2011年06月24日 | 映画・ドラマ

ウルトラマン仮面ライダーに並ぶ日本のヒーローといえるのが、この戦隊ヒーロー

ご当地ヒーローのほとんどが「~レンジャー」という、このスーパー戦隊シリーズのパロディ。

 

事実、現在、放送されてる「海賊戦隊ゴーカイジャー」で、スーパー戦隊シリーズは「秘密戦隊ゴレンジャー」(’75~)から数えて35作目で、単純に作品数では、ウルトラマン、仮面ライダーをしのぐ!(・・と思う・・

そこで、スーパー戦隊35作記念作品、東映創立60周年記念映画として作られたのが今、上映中の映画、「ゴーカイジャー ゴセイジャー 戦隊199ヒーロー大決戦」!!

 

今年は仮面ライダー生誕40周年記念映画として「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」が公開されているので、なんだか騒々しいが、昔、自分が夢中になったヒーローたちが勢ぞろいしてたりする画面は、やはり、胸躍るものがある。

しかし、35作品で199ヒーロー・・。 

もはや、集団リンチだな・・。

そんだけいたら、ヒーローでなくても、どんな悪モノでもやっつけられるってもんだ・・。

 

仮面ライダーに代わるヒーローを・・というコトで作られたゴレンジャーは人気を呼び、2年間続いたが、後番組の「ジャッカー電撃隊」(’77~)は、トランプをモチーフにした4人のサイボーグ・・という設定で、リアルさを求めたストーリーは生々しく、作品的にもダークな印象がぬぐえず、なかなか子ども受けしなかった。

途中から仮面ライダーV3アオレンジャー怪傑ズバットを演じた宮内洋扮する行動隊長ビッグワンなる白装束にマントにステッキというご陽気なキャラが加わり、路線変更を図ったが、時すでにおそし・・。

その後、戦隊シリーズは約1年以上も作られなかった。

 

満を持して作られた3作目、「バトルフィーバーJ」(’79~)は、1978年公開の「サタデーナイト・フィーバー」が大ヒットし、「フィーバー!」が流行語となっていたのを受け、世界中のダンスを技にして戦う戦隊・・というコンセプト。

さらには、はじめて戦隊ヒーローが乗る巨大ロボットが登場し、現在にまで続くシリーズのスタイルを確立した。

 

当初、この「バトルフィーバーJ」を”初代スーパー戦隊”とし、これ以降の作品を”スーパー戦隊シリーズ”石ノ森章太郎原作の前2作を”戦隊シリーズ”・・と、区別して認識していたようだが、今はその区別もなくなって、ゴレンジャーからスーパー戦隊シリーズとするようだ・・。

 

SFの要素を取り入れた4作目の「電子戦隊デンジマン」(’80~)、当時、各地でサファリパークがオープンしたのに乗じた5作目の「太陽戦隊サンバルカン」(’81~)でスーパー戦隊シリーズは黄金期を迎えるも、長期シリーズに付き物のマンネリ化で再び視聴率は低迷、毎年、今年で打ち切り・・という危機感の中、作品が作られ続けていた時期もあったとか・・。

 

しかし、生き残りをかけ、その時代、時代の流行を取り入れ、”戦うトレンディー・ドラマ”と言われた「鳥人戦隊ジェットマン」(’91~)なんぞは、当時、流行りのトレンディー・ドラマの要素を取り入れ、メンバー同士が三角関係になるという、子ども番組のヒーローとは思えぬものまで・・。

他にも「ジュラシックパーク」公開で恐竜ブームの時には「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(’92~)、「ハリー・ポッター」公開の時には「魔法戦隊マジレンジャー」(’05~)など、非常にわかりやすい・・。 

ゴーカイジャーは「ONE PIECE」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの海賊ブーム?に乗っかってる上、なんだか今までの戦隊ヒ-ローすべてに変身できるらしい・・。

 

同世代の子どもがいる友人なんかは、子どもと一緒にまた見はじめてたりするが、自分はせいぜい、サンバルカンまでかなー・・。

ちょっと興味をもって見てみよっかなー・・と思うシリーズも時にはあるが、全編(つまり1年間!)通して見るパワーはすでにない・・。

 

ゲキレンジャーはいーけど、シンケンジャーは剣とか振り回して教育上よくない!・・と、親になると、また見方も変わってくるようだ・・。

また、若手イケメン俳優の登竜門として、お母さん世代の視聴者を取り込んでるのも、ここ最近の流れであろう。

 

最近の作品は仮面ライダーもそうだが、商品先行で、玩具が売れてなんぼ・・みたいな”あざとさ”が見えて、どーも、あのゴテゴテ感にヘキエキしてしまう・・。

後から後からロボットが出てくる・・て・・。

 

ゴーオンジャーなんか、12体合体(!)だとか・・。

 

そんなもん、子どもにおねだりされた日にゃあ、親はたまらんで・・。

 

どーでもいーけどこの映画、YouTubeで見つけた動画、ヒャクレンジャーを彷彿とさせるなぁ・・。