かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

紅葉ちょっぴり

2007-11-30 14:17:29 | 田舎の生活
どんよりと曇った日々が続いていたが、今日は久しぶりに太陽が出て清々しく、日向に出ると暖かく感じる。それはそれで良いのだけれど、もう長いこと雨が降っていない。みかん農家の方々は、灌水が大変だろうと思う。我が菜園も水遣りをするものの、やはりまとまった雨が欲しいところだ。先日植えたタマネギ苗は、最初数日はへたっていたので心配したが、新しい葉も出てきて最近元気を取り戻しつつある。それにしてもネギの類は、他の野菜に比べて生長が遅いようだ。大根は、昨年はもうかなり大きくなっていたと思うのだが、雨が降らないせいか、今年は太るのが遅いように感じる。



いっぽう、みかんとともに半島の木々も日増しに色づいてきているようだ。山一面が、赤や黄色に染まるというほどではないが、そこかしこに色づいた木々が目立ってきた。紅葉のピークはまだ先なのだろうか。

赤い実

2007-11-29 11:43:19 | 草花・樹木

 赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた 
なぜか私は、このような見事な赤い実を見ると、まるでパブロフ犬の如く、ついついこの歌を口ずさみたくなる。 ところが、以前この歌を私が唄った時、奥さんは知らないと言い、「自分で勝手につくったんでしょう」と。私が、「えっ 知らないの?」と言っても、信用してもらえない。どうも私がこの歌を唄うと、「シャボン玉」の曲になってしまうようで、勝手に替え歌を作ったと思われたようだ。父親から受け継いだ私の絶対音感では、どうしても「シャボン玉」になってしまい、何度やっても本当の曲で唄えないので困っている。  成田為三さん ごめんなさい。
そもそも、絶対音感を有している人を、私にはどうも理解できない。小学生のころ、先生がピアノで単音ずつ弾き、その後、和音を弾くというようなことがあったが、このような場合でも私の正解率は到底半分にも満たない。だから、いきなり和音を弾かれたってサッパリわからない。これを聞き分けることのできる同級生がとても不思議だった。 
それはさておき、近頃地区のところどころの家の垣根に、彩を添えているこの赤い実の名前を知らなかったのだが、知り合いの女性に尋ねたところ、「ピラカンサス」あるいは「ピラカンサ」と言う名前だと即答してくれた。そして、彼女はこの赤い実を、数十年前新婚旅行で行った高知で初めて見たそうで、きれいだなあと思い、その後帰ってから苗を購入して、自分の家の庭に植えたそうだ。だから、数十年前にはこの地区にはこのピラカンサスはどこにも植えられていなかったのだろう。この赤い実、ヒヨドリなどの鳥がよく食べるようで、彼女の家のものはほとんど食べられてしまっているそうだ。でも、ヒヨドリは赤くないな。



調べてみると、Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語のpyro(炎)+acantha(棘)が語源で、火のような真っ赤な実をつけ、枝にはいっぱい棘があることから、これに「ス」がついて「ピラカンサス」と呼ばれているようだ。バラ科の植物で、実の色は、赤のほか橙や黄もあるようで、春に白い花を咲かせるようだ。おそらく、私もこの花を見ているのだろうが、見たという実感がないので、来年の春にはしっかりと見てみたいと思う。楽しみだ。  
 


亥の子

2007-11-27 11:22:36 | 田舎の生活

一昨日25日は、我が地区で「亥の子」行事があった。本来なら、13日の亥の日に行うのだろうが、今年は25日の亥の日が日曜にあたるので、この日にしたのだと、世話人の一人である友人が話していた。この亥の子行事、旧三崎町内では、もうここ名取地区にしか残っていないとのことである。

「亥の子」は、子供達が秋の収穫に感謝して、五穀豊穣や家内安全などを祈る行事で、旧暦10月の亥の日に行われる。子供達が一軒一軒を巡って、家の前で歌を唄いながら漬物石のような石に繋いだ縄を引っ張りながら上下させて地面を搗(つ)く、というのが一般的なようだ。そして、子供たちに家の人が祝儀を振舞う。ただ県内には、稲藁を4~5センチに束ねてきつく縛り、棒状のもので地面を叩く、という地域もあるようだ。

私が子供の頃には、亥の子の日の夕方から夜にかけて、子供達が気の合った仲間数人で、各家を回って亥の子歌を唄いながら地面を搗き、小遣いをもらっていた。だから、気前の良いお金持ちの家に、先を競って行っていたのではないだろうか。当時は、ほとんどの家は、地面むき出しの内玄関(土間)があったので、そこで亥の子をやることもあったと思う。なお、我が地区では縄に縛るのは石ではなく、木槌だった。

その頃私は、まだ小学校低学年で、高学年になったらやろうと思っていたのか、あるいは他人の家に亥の子に行く度胸がなかったのか、はっきりした記憶はないが、高学年になる頃にはこの亥の子行事が廃れたように思う。だから、私は亥の子をやったことがない。しかし、祝儀(小遣い)が貰えるということが羨ましくて、小さな旅館をやっていた近くの祖母の家に行って、弟か従兄弟と亥の子もどきをやって、祖母から小遣いをもらったことがある。畳の上でやるので、木槌の代わりに枕を縛ってやった。そのうち、糸がほつれて中の籾殻が出てくるというようなはめになった。

我が地区で亥の子が廃れた理由はわからないが、『ウィキペディア』によると、「昭和40年代に、この時期になると準備や亥の子歌の練習に夢中になり、宿題や勉強がおろそかになることなどから、学校が亥の子行事を禁止し廃れてしまった地域もある。」とある。もしこれが本当なら、残念なことだ。学校が、地区の伝統行事を勝手に廃れさせていいものだろうか。

その亥の子が近年、世話をする方たちのおかげで復活したようだ。

さて、今回の亥の子だが、午後4時半から始めますと、有線放送でお知らせがあったので、我が家には何時頃来るのだろうかと待ちわびていると、6時前にやってきてくれた。 

   我が地区の「亥の子歌」

どんと恵比寿 祝いましょう おお大黒のお庭には

 一で 俵ふりまいて    二で にっこり笑うて

  三で 酒つくって      四つ 世の中よいように 

  五つ いつもの如くなり  六つ 無病息災に

  七つ 何事ないように   八つ 屋敷をひきそろえ

  九つ 小倉を建て並べ   十で とうとう納めた

   インノコエー インノコエー

 

ここ名取地区では、「亥の子」のことを訛って「インノコ」というので、「インノコエー」となる。他に、最後に ♪ヤンサラエー ヤンサラエー ♪ というのもあり、全部で4~5曲唄った。

と、ところが、何だか変なのだ。 亥の子歌をきちんと唄ってはいるのだが、歌のテンポがとても速く、まるで「せっせっせ」のようで、力強さもなかった。そして、子供たちの縄を引く動作も元気がなく、ただ突っ立って上下に動かしているだけだった。 

なぜもっと広がってぴんと縄を張らないのか?うちの庭が狭いからか?

なぜもっとゆったりとしたテンポで唄わないのか?腹が減ってあせっているのか?

なぜもっと元気よくやらないのか?楽しくないからか? 

世話をしている人達や子供達には申し訳ないが、そんなわけで、何十年ぶりかで見る亥の子に私は大いに落胆してしまった。せっかく伝統的な行事を復活させ、継承していくのだったら、改善して欲しい、正調に戻して欲しい、と痛感した次第だ。


大相撲あれこれ

2007-11-26 11:02:29 | スポーツ
大相撲九州場所が終わった。個人的には盛り上がりに欠けた場所だった。豊真将が序盤から7連敗して、結局3勝12敗と大きく負け越してしまい、三役入りを視野に入れていたのに、来場所は大きく番付を下げてしまうだろう。彼の今場所の相撲は全然覇気が感じられず、一方的に攻め込まれあっさり負けるシーンが多かった。ひざを故障しているようだったが、残念だ。来年の奮起を期待していますよ! 
それにしても、千代大海のまさかの千秋楽休場で、取り組みが始まる前から白鵬の優勝が決まってしまった。とてもしらけた感じがした。しかも、昨日は琴光喜が気迫に満ちた相撲で、白鵬を破ったのだから、なおさら残念に思えた。千代大海は、前日14日目の白鵬との対戦で息詰まるような熱戦を繰り広げた末の敗戦だったので、千秋楽の同点決勝を期待していたのだが・・・。残念。今場所の千代大海は、久しぶりに引き締まった表情で、いい相撲が多かったように思う。でも、うちの奥さんは以前からこの千代大海が嫌いなのだ。ワンパターンの突っ張りだけで、他の技が見られないからだろうと思う。先日、家の近くのサロン“地蔵様”(8月21日のブログ参照)で世間話をしていた地区のおばさんの一人が、「わたしゃ、千代大海 よいよ好かなや。ただ、突っ張るばかしに、組み付かれたらよう勝たんがにのう」標準語訳:私は千代大海がとても嫌いです。突っ張るだけで、組まれると勝てない。 と言っていたので、奥さんと同じように感じているのだろう。ちなみにこのおばさんは、高見盛が好きなようだった。 
若武者栃煌山は、4場所連続の負け越し。壁にぶつかっているようだ。浪速の腕白坊主豪栄道は順調に勝ち越し、来場所以降も大いに楽しみだ。安美錦は終盤3連勝で勝ち越し、関脇キープ。琴将菊も良くがんばりました。そして、郷土力士のベテラン玉春日は、瀬戸際から終盤5連勝で勝ち越しを決めた。おめでとうございます。彼は「この年齢でよく持ちこたえられたと思う。魁皇関の頑張りが励みになった」と言っていた。玉春日、魁皇はともに35歳、相撲の世界では大ベテランだろう。ところが、数日前新聞に「最年長46歳力士 涙の引退」と出ていた。序二段・一ノ矢力士が今場所限りで引退をするそうだ。彼は、琉球大学出身で、少年時代から相撲が大好きで165cmの小さな体でこの世界に入ったとのことで、最高位は三段目6枚目だと。そして、「相撲の探求」をテーマに、しこの踏み方や体の使い方を研究してきたのだという。現役生活25年間。すごい人がいたものだ。一緒に酒を酌み交わしてみたいなあ、と勝手に思ったりしている。 

白い野菊

2007-11-25 11:23:27 | 草花・樹木

名取地区では、今集落のあちこちで野菊が咲いている。その中で最も多いのが白い野菊で、そのほとんどは、道脇の石垣の隙間から生えており、道行く人の目を楽しませてくれている。そして、近づくと甘い香りがする。子供の頃から良く見かけていたのだが、野菊という以外にこの花の本当の名前を知らなかった。インターネットで検索してみたのだが、似た花はいくつかあったけれど、どれも花びらや葉の形が少し違っており、わからないままになっていた。ところが、昨日「愛媛新聞」の一面に愛南町で咲いているこの花が掲載されていた。「ノジギク」と言うらしい。
名前がわかったところで、少し調べてみると、この花は、日本固有の種で、あの牧野富太郎博士が兵庫県で発見されたそうで、発見されたのが山道だったことからこの名前があるとのことだ(野路菊)。また、兵庫県の県花に指定されているようで、兵庫県以西の本州・四国・九州地方に自生しているらしい。白い花といっても、白いのは花弁(舌状花)で、中央部(筒状花)は黄色だ。このコントラストが、この花のかわいらしいところかもしれない。その他、花弁が黄色やピンクのノジギクもあるらしい。我が家の菜園の石垣に生えているノジギクの中にも、よく見るといくつかピンクがかった花があった。
このノジギク、なぜ平坦な場所に生えようとしないのだろうか?我が地区では、石垣の隙間から横に伸びて生えている。石垣に生えたほうが、日当たりが良いからだろうか。その証拠に、それぞれの花はしっかりと冬場の低い太陽の方を向いている。でもなぜ、こんなへんてこな箇所に根付くことができたのだろう?最初の種子は、何かの偶然で風に飛ばされて、石垣の隙間に入り込んだのだろうか?そして、そこに生えてみるととても居心地が良いことがわかり、それ以来ずっと石垣に生え続けることになったのだろうか。しかし、どこもここもそういう偶然が重なるはずはないように思えるので、きっと何か特有の事情があるのだろうと思う。石垣に生えている場合は、ほとんどが石垣の上の方に生えているので、このことが何かヒントになるのかも知れない。
とはいえ、ノジギクはもうしばらく私達の眼を和ませてくれそうだ。



堆肥作り

2007-11-24 14:33:26 | 菜園
先日から集めておいた落ち葉を積み込んで、今日は堆肥作りを行った。穏やかな天気で太陽の光がぽかぽか暖かく感じられる良い作業日和だった。
まず、木枠で囲ったスペースに落ち葉を30cm程の厚さに積み込み、よく踏み込んでからその上に米ぬかと鶏糞を入れ込み、その後たっぷり水を加える。これで1層目が出来上がりで、この作業を4回繰り返して4層積み込んだ。そして、最後に薄く土で覆っておしまいで、その上に木の板をかぶせ重石を置く。さらに、雨よけにビニールシートを被せれば完璧だ。このあと、1ヶ月程度放置しておいて、その後4~5回切り返しを行うことになる。
落ち葉以外にイネワラや野菜くずがあればもっと良いのだろうけれど、この半島に稲を植えているところなどないので、どこでイネワラを入手すればよいのかわからない。その代わり、稲に似たような茎の雑草を少し入れ込んだ。野菜くずは出るには出るが、それらは生ゴミ処理機に入れているし、大量にストックしておくバケツがないので、これもなし。そして、作業終盤に「油かす」も買っておけば良かったと思い出したのだが、後の祭りだった。残念。なんだか言い訳ばかりで、いたってシンプルな材料で済ませてしまったが、後はうまくでき、美味しい野菜作りの頼もしい助っ人になることを祈るばかりだ。南無! 

サッカー男子五輪出場おめでとう

2007-11-22 13:45:15 | スポーツ
サッカー男子の北京五輪アジア最終予選で、日本はサウジアラビアと最終戦を行い、0-0の引き分けで五輪出場を決定した。 前半はずいぶん攻め込まれて、押されっぱなしで、ハラハラするような危ない場面が何度もあったけれど、何とかピンチをしのいで引き分けに持ち込んだ。
引き分け以上で、五輪出場が決まるという昨日の試合だったけれど、ホームでの試合なのだから、せめて1点でも得点して勝って欲しかったと思うなあ。残念ながら、昨日の試合で日本チームは、ボール回しがうまくいっていなかったように感じた。パスを出すのだけれど、簡単に相手にボールを奪われる、あるいは、テキトーなところへボールを出すというような場面が何度もあったように感じ、そのたびに歯がゆい思いをした。ある程度気迫は感じられたのだけれど、正確さに欠けて、人もボールも動きが鈍かったように思う。 
ともあれ、これで、入院中のオシム監督に良い報告ができますね。そして、北京五輪までに、昨日の試合で明らかになった課題を克服してもらいたい、と素人のにわかファンは思っております。 

出張診療所

2007-11-21 15:42:46 | 田舎の生活

我が地区には現在病院がなく、「名取出張診療所」と書かれた看板があるところで、週に一度出張診療が行われている。他の地区からお医者さんと看護師さんが来られて、診察したり、薬を出したりしている。今日水曜日午後がその診療日なので、お昼頃からにぎやかな声が聞こえていた。「診療所」は我が家から直線距離で100mくらいしか離れていないので、数人でわいわい話していると、その声が聞こえてくる。急病や突然のケガでない場合の「足が痛い、腰が痛い、手がしびれる」というような高齢者にとっては、週に一度とはいえありがたいことだと思う。以前は、この出張診療所も大賑わいだったようで、日が落ちてもまだ診察が続いているというような時期もあったらしい。しかし、一度閉鎖された時期があったそうで、その頃に他の病院にかかり始めたお客さん(?)がいたり、高齢者の人数が減ったりで、今は随分お客さんが減ったそうだ。

ところで、現在「出張診療所」になっているところは、実は私が子供の頃は(少なくとも中学生頃までは)病院だったところだ。そして、その病院には1,000人の集落住民からの信頼篤い女医さんがおられた。この女医さんはとても優しい、温厚な方で、私も何度かお世話になった。だから、お医者さんのいない近隣の集落からも、歩いて診察を受けに来る人が少なくなかった。その当時は、夜中に急に子供が熱を出したような場合でも、この女医さんの所に行けば、快く診てくれていたようだ。歩いて行ける距離に病院があるということは、とても心強く、当時の住民はそう実感していたに違いないだろう。あるいは、その当時は当たり前のことと思い、女医さんがいなくなってから、そのありがたみを身に沁みたかも知れない。 

昨今、地域格差が広がっているようだけれど、病院の有無もその最たるものだろう。


野口みずきは強い

2007-11-19 11:09:08 | スポーツ

昨日・今日と、ここ半島は冬の寒さになってきた。ところが、東京は暖かかったようで、そんな中行われた東京国際女子マラソンで、野口みずき選手が2:21:37の大会新記録でぶっちぎりで優勝した。怪我で2年2ヶ月のブランクがあったので心配していたが、そんな不安は関係なかった。前日の記者会見で、これは期待できそうだと思っていたが、予想以上の強さだった。野口選手は本当に強い!アテネの時より安定感が増したように感じた。  

36キロ過ぎに、並走していたケニアのコスゲイ選手を引き離し、最後の上り坂をものともせず、快調なペースを持続したまま力強い走りでどんどん引き離す。 ところで、マラソンのテレビ中継では、終盤の勝負どころで、CMに切り替わるケースが多いように感じる。そしてCMが終わり、中継が再開された時には、もう既に大きく離れ勝負がつきかけている、といったようなケースだ。その度に、「また、大事なシーンを映さなかった」と腹立たしく思い、興ざめるのは私だけだろうか。  昨日の中継でも、この36キロ過ぎの競った場面でCMになった。しかし、昨日はスポンサーの好意なのか、テレビ画面の上半分はマラソンの中継を流したままのCMだった。そうそう、なぜ今までこういう気の利かせ方をしてこなかったのだろうか。ニャロメ! 

それはさておき、野口選手は、競技場に入って最後のコーナーを回る時笑顔になった。勝ちを確信した瞬間なのだろう。そして、ゴール直前にサングラスを外して、笑顔でゴールテープを切った。  いい表情でしたねえ。おめでとうございます。 テレビで解説の増田明美さんが言っていたが、野口選手はあの「爆発だ!」の岡本太郎さんが好きなのだそうだ。なんだか、通じるところがあるような気がする。

それにしても、野口選手のマラソンの戦績はすごい。6戦5勝で、優勝できなかった2003年の世界選手権でも2位なのだ。これでおそらく北京五輪出場確定だろう。土佐選手とともに期待しております。残り1枠。アテネ五輪7位の坂本選手だろうか、世界選手権代表だった原選手だろうか? えっ?高橋選手? どうだろう。  


タマネギ苗

2007-11-18 12:14:12 | 菜園

昨日午後、インフルエンザワクチンの予防接種を受けるため、両親を町の病院に連れて行った。今年は、インフルエンザの流行が例年より1ヶ月早いとかで、少しあせっていたのだが、何とかそう遅くならずに接種することができ、一安心である。ところで、この予防接種はどのくらい効果があるのだろうか?インフルエンザ治療薬のタミフルは、副作用で異常行動を起こすことで有名になったけれど、この薬は予防薬としても使われているようだし。以前新聞で、インフルエンザの予防接種を受けた場合と受けなかった場合の発症率にほとんど差がみられない、というような記事を読んだことがあるように思うのだが・・・。

それはさておき、病院からの帰りに、タマネギ苗を手に入れるべく、ホームセンターへ寄った。ところが、店頭にはタマネギ苗が全くなくなっていたので、落胆しながら店員さんに尋ねると、本日入荷予定だがまだ届いていないという。しばらくして、運良く苗が届き、無事購入することができ、ほっとした。 地区の皆さんは、苗は農協に予約注文して入手するのだろうけれど、私はほとんど農協を利用しないため、入手が遅れてしまった。昨年は、初めての経験でタマネギの種蒔きから始めたのだが、紫タマネギだったため、奥さんに「どうして何の相談もなく紫タマネギにしたの。信じられない!」と叱られるやら、あきれられるやらしてしまった。  今回購入したのは、普通のタマネギだ、と思う。

そんなわけで、今日は、先日苦土石灰をまいておいた所に、堆肥や鶏糞を施して耕して、タマネギ苗の植え付けを行った。本来なら、1畝に2列が適切な植え方なのだろうが、スペースの都合上、欲張って4列にした。植えつけている時、一時小雨が降ったので、良いタイミングだったかもしれない。来年5月が楽しみだ。すくすく育ってくださいよ。