かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

たこ焼きさんや

2008-02-18 13:54:11 | 田舎の生活
もう1年以上も前から気になっていることがある。
時々我が集落の集会所前の広場に、音楽を流しながら、車でたこ焼き屋さんがやってくるのだが、我が家から聞いていると、その唄の一部で、「・・・竜宮城へ来てみれば 乙姫様に食べられた」か、「・・・乙姫様に殴られた」かに聞こえる箇所がある。この唄は、「浦島太郎」の替え歌のようなのだが、「乙姫様に殴られる」とは穏やかでないなと思って、正確な歌詞が知りたいとずっと気になっていた。その思いが最近とても強くなってきた。その他の歌詞の部分もあまりよく聞き取れない。我が家から少し距離があることや、テープが少し擦り切れかけていることや、その時の風の具合によって、音が流されてよく聞き取れないようなのだ。
そこで、音楽が聞こえてきた一昨日、意を決して、たこ焼き屋さんの近くまで行って、歌詞の聞き取りを行った。そして、何度も聞いてやっとその歌詞を聞き取ることができた。なんだか、のどのつかえが落ちて、すっきりした感じである。が、新たな疑問も出てきた。一部、私の聞き取り違いがあるかもしれませんが、唄を紹介します。

 まいど まいど またまいど 良い子の町にやって来た
   美味しいたこ焼きいかがです たこ焼きかめやでございます
  たこ焼きさんやのかめさんは 毎日たこ焼きすすめられ
   せっかく焼いたたこ焼きを たこさんに取られて べそかいた
  たこ焼きさんやのたこさんは かめさんの背中にのっかって
   竜宮城へ行ってみれば 乙姫さまになぐられた 

一番の歌詞は意味が良く解るが、二番・三番の歌詞の意味が良く理解できない。やはり聞き違いなのだろうか? 
まず、「たこ焼きさんや」とは何ぞや? 「たこ焼き屋さん」ならわかるが。それとも、それでは唄いにくいので、あえて言葉をひっくり返したのだろうか?それとも、「たこ焼き」ではぶっきらぼうなので、丁寧に・敬意を込めて、かわいらしく「○○さん」としたのだろうか?
次に、二番の「かめさん」は、たこ焼き屋の子供なのだろうか、店員なのだろうか?いずれにしても、毎日たこ焼きを勧められているのなら、食べ飽きているだろうし、1度くらい取られたからといって、べそをかくほどのことではないと思うのだが。それとも、「すすめられ」とは、「作業をすすめる」という意味なのだろうか?
そして、どうしても腑に落ちないのは、三番の最後の歌詞だ。なぜ、乙姫様が殴るのだろうか? 乙姫様がそんなことをするはずはないと思うのだが・・・。殴る理由がわからない。 
このたこ焼き屋さんは、不定期に来ているのかと思っていたが、どうも土曜日の午後4時前後に来ているようだ。そして、想像していたよりもお客さんが多いことに驚いた。みんな、来る日時を知っていて、心待ちにしているのだろう。今度、私も味わってみたいと思う今日この頃です。 


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2 コメント

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懐かしき思い出の地 (kazy)
2016-06-26 12:19:04
私も名取出身者の者です。ちょうど、子供達に浦島太郎の歌を聴かせていたとき、ふとたこ焼きかめやの歌を思い出し歌ったところ、家族からなにそれ的な感じになり、yahooで調べたら、このブログに出逢いました!
たこ焼きかめやが載っていただけではなく、まさかの名取出身の方だとは・・・‼︎
凄く懐かしくなり、嬉しい気分にさせていただきました。ありがとうございます。
これからもブログ楽しみにしています。
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Unknown (y)
2021-10-15 21:32:52
懐かしいです。
自分も「殴られた」と聞こえていたのですが、今思うと「食べられた」だったのかもと思いました。
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