かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(161:ネパールⅢ編-第十七章)

2013-02-06 16:40:38 | 旅行
-10日目のつづきのつづき-
タクシーでナラヤニ・ホテルに戻ったのは正午過ぎ。
少し時間に遅れたが、ガーデンパーティはまだ始まっておらず、半分ほどの集まり。
ぽかぽかいい天気で気持ち良し。
トレッキングのガイドを務めてくれたナワンさん一家も来ている。
パーティは12時半過ぎてからぼちぼち始まる。
ネパールワイン、ビール、そしてごちそう。
旨い 旨い。
のんびり食ってしゃべって、楽しいひと時を過ごす。
やがて、少しずつ人が減っていき、私も2時半頃終了する。

そして、パーティ会場から1人パタンのバザールへ向かう。
 まず、ダルバール広場の寺院周辺を散策する。

【右の石造りはクリシュナ寺院】


【中央の高い建物がタレジュー寺院】

彫刻や建造様式は、バクタプールと同じようだが、
旧王宮は正方形の中庭を囲むように建物が建てられている。
門をくぐって中庭に入ると、こんな感じ。


不思議なのは、ここでも木造でありながら壁面にはレンガが使われていることかな。
そして、この中庭には神々の像で飾られた王家の沐浴場がある。






旧王宮周辺には、所狭しと寺院が建ち並ぶ。



【右は旧王宮の建物群で、高い建物がタレジュー寺院】
遠くには、ヒマラヤのランタン・リルン(7,234m)が見える(写真中央奥)。

ここでも、旧王宮に向いて祈りを捧げるマッラ王の像が建つ。



【クリシュナ・マンデール】



歴史的遺産と人々の日常が混在した町である。



旧王宮や寺院などを見学した後、バザールで土産物を買って、ホテルへ帰る。
他の皆さんも観光や買い物から帰り、いろいろ話している。
ネパール最後の夕食は8時からとなり、食後もしばしロビーで談笑し10時前に部屋へ戻り梱包する。

こうして翌日、ネパールを後にした。
ますます“ネパール病”にかかり・・・。1993年初春
「ダンニャバード」


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鎮火地蔵の衣替え

2013-02-04 14:24:31 | 田舎の生活
地区集会所の前に鎮座する鎮火地蔵。
その地蔵の頭には、どなたが被せたのか赤い帽子がある。
それが変色しずいぶんと傷んで久しい。


ところが数日前、新しい帽子になり、よだれかけもかかっていた。

気のせいだろうが、少し微笑んでいるように見える。

帽子は新調なったけれど、残念ながら表面には地衣類が繁殖し、あちこちにひび割れもある。
この地蔵は、火災から地区を守りたいとの篤い願いで、
およそ200年前(文化13年)に先人が建てたもので、
その長い年月を物語っているように。
その間、ずっと地区を 住民を 見守ってきた。
何とか補修できないものだろうか・・。

3年後、200歳を迎える。



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