かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

気さくなスーパー

2008-10-31 10:01:07 | 田舎の生活
 ふと目にしたレシートに、「気さくなスーパー 木村チェーン」とありました。

   ≪レシートの一部分≫

 何とも微笑ましいネーミング(キャッチコピー)のスーパーじゃありませんか。我が地区から車で35分ほど行った所にあります。
気になったので、先日町に出かけたついでに、この店で買い物しようと立ち寄ってみました。

 ところが、店の建物正面の看板は、英語でフツーに・真面目に店の名前が書いてあるだけの味気ないものでした(あっ ゴメンナサイ。・・・シンプルとも言います)。
レシートのような個性的な看板を期待していた私は、ちょっぴり、いや、かなりがっかりでした。
 



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長寿プチトマト

2008-10-29 10:37:14 | 菜園
6月20日に初収穫した鉢植えのプチトマト。それからもう4ヶ月が過ぎ、茎も葉ももう随分とみすぼらしくなっているのですが、果実の数は減ったとはいえ、いまだに健在で、赤い実が生っております。しかも、まだまだ花が咲いており、これから咲こうとしている蕾さえあります。
果実は最盛期の頃より少し大きいです。どういうことでしょう?



菜園のゴーヤーもまだ花が咲いております。
暖かいからでしょうか?
同じ品種のプチトマト、昨年は8月中旬で収穫は終わりでしたが、今年はこの1本の苗から、既に650個のトマトを収穫しました。(ホワイトボードにこまめに収穫個数をメモしております。)
まだ50個ほど実をつけていますので、700個突破は確実です。
1本の苗からこんなにたくさんの実がなるのですね。驚きです!
さらに、生育時摘み取ったわき芽を1本植えておいたところ、そのわき芽からも50個ほど収穫しました。
今年の我が家は、プチトマトの当たり年でした。感謝です。

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牛鬼な煙突

2008-10-28 11:05:18 | 田舎の生活
 朝刊一面は『東証バブル後最安値』です。世界経済どうなるのでしょうか。

ということとは関係なく、2年半前の家のリフォームに伴い、風呂周りは全面的に新しくしたのですが、先日投稿したように、煙突がいかれました。わずか2年3ヶ月という短さで。
おまけに、業者さんの話では、我が家に取り付けた風呂釜は、もうそのメーカーが製造中止したそうです。さらに追い討ちをかけるように、その業者は「いやー この風呂釜も薪を燃やすと数年しか持ちませんよ」と。
・・・「なにい~!?」
では、煙突を新しいものに取り替えても、次は釜かい!?
「えー 今後風呂釜に不具合が出たらどうしてくれんねん」といったところです。でも、恨み言を言ってもしかたないようです。風呂釜は空焚き防止センサー(灯油燃焼時)の取り付けが義務付けられたとかで、そのメーカーはこのタイプの風呂釜の製造を「やーめた」となったそうです。全く困ったものです。
需要が減ってきたということなのでしょうねえ。消費者切捨て、一度売ってしまえば後は「わてらしりまへん」という“売り手ご都合主義”のようにも思えてくる。
これは修理すればまだ使えますよ。捨てるのもったいないですよ」の時代から、いつのまにか「こりゃあ、修理するより新しいのを買ったほうが安いですよ」の時代になってしまった。
その結果、この世の中どんなことになったのだろう。

ということで、先日土曜日にやっと業者さんが材料を持ってきてくれて、新しい煙突を取り付けてくれました。今回のもステンレス製ですが、前回のが厚さ0.3ミリ、今回のは0.5ミリとのことです。たかが0.3対0.5ですが、触ってみると、確かにぶ厚く感じます。おまけに、今回のはスパイラル加工(?)されており、表面にらせん状に突起があります。きっと丈夫なのでしょう。
さらに、前回の失敗を踏まえて、今回は斜め真っ直ぐに取り付けました。


前回のは、軒下でL字形に2度曲げるという構造になっていたため、直角に曲がった箇所に高熱がたまって、煙突の寿命を縮めたに違いありません。
今回は斜めとはいえ、直線で上に向いているため、熱の流れはスムーズに行くと思っております。さらに、煤もたまりにくいのではないだろうか、と期待しております。
「煤掃除が楽になる」???? 

斜め上に延びた煙突を前面から眺めていると、首を長く伸ばした“牛鬼”が迫ってくるように見えてきます。これからは、“牛鬼くん”と呼ぶことにしようかと思います。


牛鬼くん

こうして一昨日、1週間ぶりに薪で風呂を沸かすことが出来ました。幸せです。
やはり、温水器からの湯を浴槽に溜めたものより、薪で沸かしたほうが温かく感じられ、冷めにくい気がします。温水器の湯は、身体の表面だけ暖まるといった感じですが、薪で沸かした湯は、身体の芯まで温まる感じがします。あらためて薪風呂のありがたみを実感したしだいです。

新調なった煙突ですが、少し不具合の種も出てきました。この先厄介なことにならなければよいのですが・・・。

この煙突の話は こちら 「煙突の悲劇、そして」(2008年10月17日参照)
牛鬼の話は こちら 「牛鬼と四ツ太鼓」(2008年10月11日参照)


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グランプリ・シリーズ開幕

2008-10-27 11:12:43 | スポーツ
今年もいよいよ、フィギュアスケートのグランプリ・シリーズが始まりました。シーズン到来です。
アメリカでの初戦、男子で小塚選手が初優勝しましたね。TV観ながら、最初ほかの事をやっていたので、彼の演技をきちんと観ていなかったのだけど、逆転優勝でした。彼の後で滑った二人のアメリカ選手もなかなか良かったと思ったので、意外な感じがしたけれど、それ以上に良かったということでしょうねえ。
小塚選手おめでとう!
ファイナル出場目指して、次も頑張れ!

 いっぽう、女子はというと、中野選手が昨年にも増して、安定してきたように思いました。
とはいうものの、ショートプログラム終わった時点では、予想通りキム・ヨナ選手が高得点でトップに立ちました。
そして、昨季(今年3月)の世界選手権で、涙を流しながら演技途中で棄権した安藤選手。昨季は悔しい思いが多かったですね。
 今回もドキドキしながら観ていました。
えっ?」と思うような得意のステップでこけちゃいましたネエ。でも、昨日の安藤選手は、3回転&3回転ジャンプを難なく決め、スピンの回転速度も速くなったように感じたし、スパイラル・シークエンスも美しかった。全体に“しっとり”した、いい演技だったと思いました。
彼女らしさが出ていた。
そして、太ももあたりが細くなったと感じました。
 フリー演技に期待!と思っておりますが、アメリカでの開催だから、もう結果は出ていますね。さっきテレビで結果見ちゃったもの。


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僕の心細道(34:エジプト編-第七章)

2008-10-26 11:44:42 | 旅行
-エジプト四日目(大晦日)-
朝早くにバスでカイロ空港へ行き、8時過ぎにカイロからルクソールへ飛びました。カイロ~ルクソール間には、治安上危険な地帯が多くあるようで、空路のほうが安全なようです。
途中、機内から見えた砂漠、地層が見事でした。さすが大陸の地層です。日本と違ってほとんど地層が水平です。


ルクソール空港に到着後、まずWindsor Hotelへ行き、チェックインした後、現地のガイドが到着するのを待ちました。
エジプトでは、観光ガイドは、同じ国内どこでもガイドが出来るわけではないそうで、その地域、その地域ごとの許可を得たガイドしか案内できないのだそうでした。ところが、一向にガイドが来ないのです。なぜ、この国では平気で約束の時間に遅れるとか、約束を破ったりするのでしょうか? 1日5回のお祈りが最優先のためなのでしょうか? 理由が良くわかりません。
しばらく待っても予定のガイドが来ないので、結局カイロから同行してきたガイドのサマハが案内してくれることになりました。

ルクソールの町は、こじんまりしたなかなか雰囲気の良い町で、ナイル川沿いの国道にはベンチが並んでいます。ただ、相変わらずみやげ物店が立ち並び、客引きがうるさいのには閉口しました。日本人と見ると、やたらに「タナカさーん」などと声をかけてきます。
とはいえ、とりあえず、この町でやっと靴下3足を買うことができました。ほっと一安心です。

まず、最初の観光は巨大神殿群であるカルナック神殿です。
カルナック神殿は、国家の最高神アメンに捧げられたものだそうで、歴代の王たちによる度重なる増改築が行われたようで、アメン大神殿などいくつかの神殿からなっており、さながら“神殿コンプレックス”といったところでしょうか。しかし、増改築により、破壊されたり、再利用されたため、当時の建造物はほとんど残されていないのだそうです。
それでも、たくさんの建造物がまだ残っていると思いました。

≪アメン大神殿の正面≫

神殿入り口前の参道両側には、牡羊の頭をもつたくさんのスフィンクスが並んで、今では観光客を迎えてくれます。
神殿入り口で入場手続きをして、神殿内に入って行きます。

大きな壁に囲まれた内部は別世界のようです。たくさんの立像や列柱などが立ち並んでいます。損傷したものが多いのですが、それでも圧倒的な迫力で迫ってくるように感じます。



 壁には、見事な壁画やヒエログリフがくっきりと残されています。私には、何が書いてあるのかさっぱりわかりませんが、同じツアーのある女子学生は、ヒエログリフの勉強もしているようで、彼女はヒエログリフを結構解読しておりました。



上の写真は、有名なファラオ・ラムセス2世の立像です。脚の間に彼が最も愛したといわれる王女ベントアナトが小さく表現されているのが印象的でした。【注:このベントアナトは聞きなれない名前ですが、彼の娘であり妻のようです。こんがらがって、なんだか訳分かりません】
なお、この立像は、一般には「パネジェムの巨像」と呼ばれているそうです。後の王パネジェム1世が名前を書き換えたのだそうです。(えげつないです)


トトメス2世のオベリスク≫
花崗岩で造られた1本の柱です。一部欠けていますが、他には亀裂はどこにもありません。見事です。


≪セティ1世、ラムセス2世父子が建造したといわれる大列柱室≫
開花式パピルス型の石柱が見事です。柱そして、天井部にはヒエログリフがぎっしりと刻まれています。驚くことに天井部分のものは、まだ色彩が残っています。


≪王や神官たちが、汚れを祓い、心身を清めたという聖なる池≫

 ピラミッド、スフィンクスもすごいと感じたけれど、ここルクソールの神殿の見事さには言葉が出ませんでした。あちこち補修されてはいるけれど、数千年の昔、権力者に集まる知恵と労力が「これでもか、これでもか」と迫ってくるように感じました。
ヒエログリフ、壁画、・・・なんて神秘的なことか!!
また、これだけの石材を切り出し、彫り込む作業・・・。驚嘆です!!
  ≪つづく≫

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栗皮むき器

2008-10-25 11:31:39 | 田舎の生活
一昨日、松山の親戚が今年も大きなたくさんの栗を持って来てくれました。
 栗は美味しいのですが、皮をむくのが大変で、手や指が痛くなるというのが難点です。
そんなことを経験しているものですから、たくさんの栗を前にして奥さんはたじろいでおります。私とて同様です。
そんな奥さんが、「栗皮をむく道具をチラシで見たことあるけど、使い勝手、値段はどうなのかなあー?」と言いながら、昨日インターネットで調べておりました。そうして、専用の器具を見つけたようです。
私もその器具の画像を見せてもらったのですが、画像を見ただけではどういう風に使うのかピンときません。
ただ、その商品を購入して使った人たちのコメント・評価などを読んでいると、S社の“栗くり坊主”とネーミングされた皮むき器は、なかなか評判がいいようでした。
心が動きますが、なかなか決断が出せません。
そのうち、奥さんは動画も見つけたようで、実際に皮をむいている映像を見ることができました。それをみると、楽にきれいにむいておりました。そして、奥さんは「決めた!買おう」と。
その決断を受けて、私は昨日の午前中車を走らせること40分、町のホームセンターへ行きました。



そうすると、1個だけ栗皮むき器がありました。見ると、“栗くり坊主”とあり、パソコンで見たものによく似ています。「これだ!」と思い、手にとってメーカーを見ると「P社」とあります。
器具の形・色などがそっくりで、ネーミングも同じですが、メーカーが異なるようでした。
とはいえ、この町の店にはこれ1種類しかないようでしたので、それを買って帰りました。
そして、家に帰ってから早速、沸騰した湯に栗を3分間入れて、冷めてから皮むきに挑戦です。



すると、どうでしょう。快適です。去年の手・指イタイイタイ作業が、ラクチン作業になりました。
この器具ははさみのように取っ手が2本あるので、包丁より楽です。
この器具のポイントは、いくつかあると思いますが、刃の部分の片方がノコギリのようにギザギザになっているということと、両方の刃がはさみのように平行ではなく、角度がついていることがミソのようです。
さらに、刃はドライバーで簡単に取り外しが出来るようになっているので、切刃とギザ刃を入れ替えれば、うちの奥さんのような左利きの人も大丈夫です。
“栗くり坊主”は優れものです。

ラクチンとはいえ、1時間以上も皮むき作業をやると、さすがに疲れてきました。
いただいた栗は4キロ余りあったようで、まだまだ生のまま順番を待っている栗が2.4キロもあります。

ところで、S社とP社が同じデザインで同じネーミングの器具を販売していることを不可解に思いましたが、登録していないからだろうか?とも思いました。
ところが、買ってきた器具のケースを見てみると、「実用新案登録済、意匠登録済」とあります。改めて、インターネットでS社の製品を見てみると、こちらも同じように「登録済」とあります。
これは一体どういうことでしょう? どちらかが違法に販売しているのだろうか?
あらためて、買ってきたP社の器具をまじまじと見ていると、器具の金属部に「S社」の刻印があります。
ということは、S社とP社が製造と販売を分担しているということなのでしょうか。いずれにしろ、違法ではなく業務提携、あるいは系列会社のようです。
“栗くり坊主”は、ホームセンターで1,980円で購入しました。毎年親戚から栗がくるのであれば、高くないでしょう。

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肱川らーめん

2008-10-24 15:00:37 | 食材・食事
 今月初めに出かけていった『風車まつり』のバザー会場で買って帰った“肱川らーめん”を、昨日の昼食にいただきました。先日は「しょうゆ味」の方を食べたのですが、結構さっぱりとした味で、美味しかったです。そこで今回は「とんこつ味」をいただいてみました。
私は、インスタントらーめん(と言っていいのかな?)では、「マルタイ」が大好きです。いろんな種類を食べたわけではないのですが、マルタイの中でも「屋台 九州味 棒ラーメン」が気に入っています。
ところが、この肱川らーめんはそれに勝るとも劣らないくらい美味しかったです。
 ですから、スープも全部飲んでしまいました。


昨日は、チャーシューはありませんでしたが、豚肉、ちくわ、ブロッコリー、卵をのせて、そして、紅しょうがの代わりに自家製ミョウガの醤油漬けでいただきました。もちろん奥さんが作ってくれたのですが。

この肱川らーめんは、多分この半島の道の駅でも売っていると思うので、また今度買ってこようと思っております。

麺の入っている袋には、「日本全国厳選うま麺 とんこつ大賞受賞」とあります。


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極楽鳥花

2008-10-23 12:17:37 | 草花・樹木
 夕方ウォーキングに行く道路脇のみかん畑の端っこに、先日から気になる花が咲いております。
形が羽ばたいている鳥に似ていて、色は鮮やかです。テレビかなにかで見たことがあるような気がするのですが、名前が思い浮かびません。
 そこで、インターネットで調べてみると、探し当てました。



極楽鳥花”、別名ストレリチアだそうですね。きっと、皆さんはご存知でしょうが、花音痴の私には名前を覚えるのがなかなかです。
極楽鳥の実物は見たことがありませんが、テレビなどでみたなんとなくの記憶とこの花は似ているように思えます。さすがのネーミングです。
この植物は、観葉植物だそうですが、花も優雅な感じがします。そして、1つの蕾から5回くらい花を咲かせるのだそうです。このような花を見ていると、自然の造形の素晴らしさを思い知らされる感じがします。
こんなふうに散歩していると、ふと思わぬ花や光景に出会うことがあります。そんな時は、なんだか少し得をしたような感じになります。


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今日の目覚め

2008-10-22 11:31:18 | その他
夕べ(というか朝方だろう)は、いろんな夢を見たような気がする。

そして、最後にジョイマンが出てきたところで、目が覚めた。

というわけで、今朝の目覚めは余りよくなかった。

あのお笑いコンビの芸は、ちっとも面白くないと思っているのに、夢に出てくるって、どういうこと?

これって何かを暗示しているのだろうか?

今日一日が無事でありますように!


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石垣の里☆名取(1:唱歌の風景)

2008-10-21 14:20:41 | 風景

 先日、同級生のSさんの家にたまたま寄せてもらった時、Sさんが「いいもの見せてあげる」と言って、見せてくれたのがこの絵画集です。
そして、Sさんは「これどこだかわかる?」と聞きます。私は、これは我が集落の何処かだと思い、しばし頭の中でいくつかの場所の風景をめぐらせたのですが、どこであるかの具体的な場所は分かりませんでした。
すると、Sさんが「この家は○○さんとこの家、こっちは・・・・」、と解説してくれました。
なるほどわかった。この石段と道は見覚えがある。

Sさんは、大阪に住んでいる頃この絵画集を買い求めたそうで、最初Sさんの従姉妹の方がこの絵画集を教えてくれたとのことでした。ところが、その従姉妹の方は、この絵が自分の故郷の風景だとは知らなかったそうで、Sさんが教えてあげたとのことでした。
それにしてもこのSさん、この絵を見たとたんに場所がわかったそうで、大したものです。故郷をこよなく愛しているのでしょう。

この原田泰治さんの画集は、2000年に東京や大阪などのデパートで展覧会・即売会をやっていた時のものだそうで、数多くの中から選ばれた100曲の童謡・唱歌に合う風景を、画伯が全国各地を取材して描き上げたのだそうです。
ですから、本の表紙になったこの絵も本文中に唱歌とともに、紹介されています。
その唱歌は、『みかんの花咲く丘』です。そうあの、みかんの花が 咲いている・・・ です。
我が集落の風景が、こうして立派な画集の表紙に選ばれていることに、私はなんだか誇らしく思いました。

絵を見せてくれたその日、Sさんは、この絵の風景が見える場所も教えてくれました。そこで、その翌日早速その場所へ出かけてみました。

でも、この絵ぴったりのポイントは分かりませんでした。
私は、絵の描き方は分からないのですが、おそらく、原田画伯は、数箇所から見える風景を合成したような感じで、俯瞰的なイメージを出したのではないだろうかと思います。
 実際に見る風景より、絵のほうがインパクトを感じます。
そうか、絵ってこうやって描くのか、なんて勝手に納得した気分になっております。

画伯が当地を取材したのは、1995年とのことです。もう10年以上も前になります。そして、この絵のタイトルは『みかん集落』とあります。
今はまだ石垣に囲まれた畑のみかんは緑です。


≪画伯が眺めたであろう風景≫

この集落のなにげない風景が絵になるんだ、と思った私は、この絵をきっかけに、あらためてこの集落の風景をかき留めたいと思った次第です。

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