かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

秋の気配

2008-08-31 10:55:34 | 田舎の生活
平年より約2週間早い梅雨明けで、いきなり猛暑日が続いた今夏の県内。
今日で8月も終わりで、日中の陽射しは、まだ少しきつさがありますが、朝晩は随分と涼しく・さわやかになり、すっかり秋の気配が感じられるようになりました。
 そして、いろんな虫の声が聞こえてくるようになりました。特に夜になるとあちこちから聞こえてきて、とてもにぎやかです。そのかわりセミの声は随分と少なくなり、今日はまだセミの声が聞こえてきていないなあ~・・・ と思っていると、先ほどからミンミンゼミの声が少し聞こえ始めました。

 猛暑の期間中、“うめき声をあげて”あえいでいた私のパソコンも、このところ随分と音が静かになっており、ほっとしております。

 暑い夏はともかくとして、県内ではこの夏 雨が少なく、ダムの貯水量もどんどん低下しているようで、水不足が深刻になりそうです。
一方、日本列島周辺は前線や寒気の影響で大気の状態が不安定なのでしょうか、連日のようにどこかで局地的な豪雨による被害が続いているようです。
 不均衡な天候です。

わたしはプチトマト

2008-08-30 10:36:36 | 菜園
昨日夕方、菜園の草刈りをしていたところ、通りがかった近所のおばちゃんが、
あんたかたんトマト、よいよこんまいのう(=あなたのうちのトマトはとても小さいですね)」と。
意外な言葉に私は少し面食らって、「おばちゃん、これはプチトマトでェ(=おばさん、これはプチトマトですよ)」と答えた。
すると、おばちゃん、「あー 弁当に入れるやとか(=あー 弁当に入れるトマトですか)」との返事だった。


≪枯れた葉が多くなったけれど、まだまだ赤い実が生っているプチトマト≫

もう十分赤く熟しているのに、小さいままのトマトを見て、おばちゃんは『変だ、何か言いたい』と思ったのだろう。

プチトマトをあまり見たことがないのだろうか?
この地区では、プチトマトはあまりポピュラーではないのだろうか?
確かに、私が子供の頃はプチトマトを見たことがなかったような気がする。

そのプチトマトは、もう随分と葉が枯れてきているけれど、まだまだ十分に食べられるだけの数が生っている。
この菜園のトマトの他に、庭には鉢に植えたプチトマトがあり、その鉢植えのプチトマトは、1株でもう既に400個以上の実を収穫した(きっちり数をメモで記録してまんねん)。鉢植えプチトマトは、まだ50個ほど生っているので、すごいコストパフォーマンスだと思っている。
菜園のプチトマトの収穫数はカウントしていないけれど、6株あるので、鉢植えのものと合わせると、収穫数はかるーく1,000個を超していると思う。
 美味しいトマトたちに感謝です。 

メタボ容疑者のつぶやき

2008-08-28 14:57:01 | 田舎の生活
 昨日、「明日訪問しても宜しいでしょうか?」との電話があり、今日午後保健センターの保健師の方が訪ねて来られた。そしてその方が、私が改善に向けた取り組みを実行しているかどうかなどの聞き取りをされた。
2週間ほど前にも同じ方から、「毎日ウォーキングやっていますか?」との電話があった。なんだか監視されているみたいで、あまりいい気持ちはしないのだ。
こんなふうであれば、地区の人に「○○さんがウォーキングしているところ見たことありますか?」なんて、聞き取り調査なんかされちゃったりして・・・・。
(冗談です)
その方も仕事だから、(国の政策に基づいた)仕事を忠実に全うしているのだろうし、私の健康を気遣ってのことでしょう。
 私は、夕方ウォーキングに出かけているのだけれど、できればあまり地区の人に出会わないほうがいいな、なんて思いながら歩いている。なぜなら、その時間帯は地区の人たちはまだ畑仕事をしている、あるいは仕事帰りだったりするわけで、お気楽散歩では、ばつが悪い。

 「あなたなんてメタボといったって軽いのに、こんなふうに日本全国でメタボ対策に金をかけて、将来の国の高齢者の医療費削減を目指すより、今現在の高齢者の医療費の方が大事だろう。それを削減してどうする。寿命はどんどん伸びているというのに、国の政策は間違っている。こんなところに税金を使わずに、他にもっとやるべきことがあるだろう」と、奥さんは私の7倍くらい怒っているのです。
確かに、分かりにくい変な政策だ。

“ゆとり教育”なんて言いながら、授業数を減らして、「あー 失敗だった」と思い直しているくらいだから、きっとこのメタボ政策も近い将来「あー 間違っていた」なんてことになるだろう、と思っている。

たまたま今年の検診時のタイミングが悪く、日常と異なる検査結果が出たまでだ、と自分では思っている。現に、今日も保健師さんだ血圧を測定してくれたところ、収縮期120、拡張期80と極めて正常な範囲であった。
ともかく、来年6月の健康診査まで、私のメタボの嫌疑は晴れることはないのだ。「私たちの検査が間違っていました」なんてことはないのだ。
 「やってやろうじゃないか。見返してやろうじゃないか」と、意気込んでいる今日この頃です。

僕の心細道(25:初めてのネパール編-第七章)

2008-08-27 12:14:18 | 旅行
 空からのヒマラヤ山脈見学(マウンテン・フライト)を終えた私たちは、朝と同じ車に乗り、カトマンドゥ市内のトロリーバス乗り場まで連れて行ってもらいました。そしてトロリーバスに乗り、バクタプールへと向かいました。トロリーバスは、子供の頃絵本か写真で見たことはありましたが、実物を見るのは初めてで、もちろん乗るのも初めてです。


≪はじめて見たトロリーバス≫

バクタプールは、カトマンドゥ、パタンと並ぶ3大古都のひとつで、カトマンドゥから東へ15kmほどのところにあります。この町は9世紀に開かれたそうで、数々の寺院をはじめ、歴史的な文化財がたくさんあります。しかし、無造作に残されているといった感じで、きちんとした保全策を講じないと、どんどん傷んでしまうだろうと心配したほどです。財政的に厳しいのでしょうか。



≪バクタプール≫
中央の五層の建物は、ニャタポラ寺院で高さ36mあり、ネパールで最も高い寺院だそうです。そして、この寺院入り口の石段の両側には、力士、象、獅子などの像が並んでいます。

≪ニャタポラ寺院≫


≪パシュパティナート寺院≫


≪バイラヴ寺院≫

 華やかではなく、古ぼけた感じのこのような歴史ある建物を眺めていると、なんだか時間が止まったような感覚になります。
そして、これらの寺院が建っている広場には、土産物屋さんが並んでいます。


≪広場のみやげ物店≫

にぎやかな広場の周囲には、寺院と同じような色をした屋根の民家、そして野菜畑があり、それらを真っ青な空が包んでいるような感じです。初めて訪ねたこの町を私はとても気に入りました。

 再びトロリーバスに乗りカトマンドゥへ帰ってからは、市内を見物しながらみやげ物を買いました。そんなふうに市内をのんびり歩いていた時に見かけた風景です。道端に家庭用の体重計を置いて、そばに立っている男性がおりました。ひょっとして、これは体重を量る商売なのでしょうか? ビミョーです。・・・20年も以前の光景です。


≪家庭用体重計で商売している?男≫

市内見物、買物を済ませ、お腹もすいてきた7時頃、通りがかりに見かけたチベット料理屋へ入りました。こうして、初めてのネパール旅行の最後の夜は、チベット料理を美味しくいただきました。

ナマステ! 

次回はバンコク編です

 『僕のTシャツ』のネパール編もよろしく!
★「僕のTシャツ(1)」2007年9月23日)・・・2回目のネパール
★「僕のTシャツ(8:ネパール再び・前編)」2007年12月4日)・・・3回目のネパール
★「僕のTシャツ(9:ネパール再び・後編)」2007年12月12日

プチ自慢

2008-08-26 16:05:21 | 田舎の生活
昨年に続き、今年もお盆に同級会(小学校時代)を行ったのですが、昨年は、ん十年ぶりということもあってか、参加者が多くて嬉しかったのですが、今年は参加者が極少ないものでした。
 そのため、予定していた会場を変更して、同級生の自宅のベランダをお借りして行いました。
 人数は少なかったのですが、とても盛り上がり、楽しいひと時を過ごしました。
そして、その時の写真なども交えた“報告チラシ”を作り、参加できなかった同級生にも昨日郵送しました。


≪報告チラシの一部分≫

そうしたら、今日の午後早速、「届いたよ。豪華な料理だったんだねえ。サザエなんて、お店で食べたら1個千円以上するよ」とか、「ヨダレの出そうなお品書きだね。カメノテなんて いつから食べてないやろ」というような電話とメールがありました。
今回は、参加者が少なかったこともあり、報告チラシに載せる写真が少なかったので、写真以外にイラストや当日食べた料理などを『お品書き』として載せていたのです。
そうしたら、そのお品書きが注目されているようです。

 そこで自慢です。
このお品書きのうち、上半分の「地物ニコニコ料理」と「地物新鮮野菜」は、当日自分たちで海から獲ってきたものと、畑から採ってきたものなのです。特に自慢なのは、ニコニコ料理のサザエは、友達と2人で40個以上獲りました。全部つぼ焼きにしたのですが、食べきれずに残ってしまいました。あはは・・・。
茹でただけのカメノテも思いのほか評判がよく、皆さん「おいしい、おいしい」と食べていました。
そして、その他にビールなどの飲み物もありましたが、これで会費は2千円です(通信費込み)。田舎ならではのことだと思っております。えへへ・・・

私的北京五輪余談

2008-08-25 12:26:14 | スポーツ
 北京五輪が終わりました。
中国国内では、五輪中もチベット弾圧が行われていたとか、ボランティアという名のもとで国民監視がなされていたなどの報道もありますが、テロが起きなかったことは良かったと思います。そして、不測の事態を恐れて、マラソンは5秒遅れで映像配信されていたとのこと、真のLIVEではなかったのだ。開会式での映像合成、口パク、民族偽装など、そんなことを知らされると、すべてがバーチャルを見せられたような気もしてきます。
などと、五輪期間中は、どうしてもその話題を書きたくなります。普段、スポーツなど何もしていないのに、勝手な思惑をついつい書きたくなります。

オリンピックの時じゃないと普段ほとんど、いや全く見る機会のない競技もたくさんあります。たとえば、フェンシングを見たのは、東京五輪の時以来のような気がします。

そんな中、ふと見てとても興味深かったのが、男子水泳50メートル自由形予選です。前半の予選組は、黒い肌の選手も多く、スタートばらばら、溺れかけているのではないだろうかと思えるような泳ぎの選手、バサロキックが出来ない選手・・・などなど。
「あれっ? オリンピックって標準記録があるんじゃないの?」と思えるほど遅い選手続出です。プールで泳いだことがほとんどないのではないだろうか?と思えるような選手もいました。
そして、50メートルだとターンしなくていいから、その点ではプールで練習しなくてもいいような気もします。

かく言う私も、高校生になって初めてプールデビューしました。それまで、ターンなどしたことがありませんので、とんぼ返りなど出来ません。そんなプールですが、体育の授業で初めてプールで泳いだ時は、あの塩素系の臭いで、気分が悪くなりました。
私は、今でもあの臭いはダメです。頭が痛くなります。

後味はどうですか?

2008-08-24 13:16:23 | スポーツ
男子マラソンはワンジル優勝=尾方13位、佐藤は76位-五輪、今夜閉幕へ〔五輪〕(時事通信) - goo ニュース

男子マラソン、尾方選手、佐藤選手健闘及ばず残念でした。お疲れ様です。ワンジル選手は若くて、それほどレース経験もないのに強かったですね。前半からのハイペースに日本選手はついて行けず、世界のトップレベルから、随分と置いてきぼりにされていると痛感しました。
でも、尾方選手も佐藤選手もインタビューに誠実に答えていて、好感がもてました。尾方選手は、箱根駅伝で輝かしい実績を残しながらも、その後低迷してからの復活。きっと、走ることの喜びをかみしめてのレースだっただろうと思います。

今回、陸上選手の多くが、インタビューに誠実に答えていたと感じました。
それに引き換え、昨日の野球の宮本選手のインタビューは・・・・。うーん、残念です。
 主将としての責任や他の選手をかばう気持ちの表れなのだろうとは思うけれど・・・。星野監督も含めて、出てくるのは「申し訳ありません」の謝罪の言葉ばかりで、「やりきりました」のような充実感は全く感じられなかった。そして、その言葉とは裏腹に、自分たちの苛立ちしか伝わってこなかったように思う。さらに、まるでインタビューの仕方が悪い、過大な期待を持った(?)スタンド・TVで応援・観戦している日本のファンが悪い、とでも言いたげなような印象を私は受けてしまった。
試合もインタビューも、後味の悪いものになりました。

そこで、今日マラソンの解説が、谷口さんだったので思い出しました。いつの五輪マラソンだったか忘れたけれど、谷口選手が給水所で他の選手とぶつかり、靴が脱げたことがあった。上位入賞を期待してTV観戦していた私は、その映像を見て「えっ?と目が点になったけれど、その後谷口選手は追い上げ、最終的には8位に入賞したと思う。さらに、レース後の谷口選手は、インタビューで「(靴) 脱げちゃいました」の第一声。とても好感が持てたし、野球日本チームも、そんな感じでよかったんじゃないのかなあ。
過剰に意識しすぎていたのではないだろうか? それって、日本人が過大な期待をしているってこと?

結局、野球は予選リーグどおりの順位で終わったし、日本は力不足だったということなのでしょう。韓国の選手は、伸び伸びとプレーしているような印象を受けました。

トラック史上初

2008-08-23 11:59:02 | スポーツ
「最大のライバルはジャマイカです」と言うNHKアナウンサーの言葉が、面映く感じられた陸上男子400メートルリレー決勝。
 ボルト選手をはじめ全員が100m9秒台の記録を持つジャマイカ選手に失礼だろう、おこがましいだろうと思いながら、それでも期待を込めて昨夜の決勝をTV観戦した。予選で、アメリカ、イギリス、ナイジェリアといった強豪がバトンパスをミスして予選落ちしたと聞いていた。昨夜も、先に行われた女子の400メートルリレー決勝でも、ジャマイカ、イギリスがバトンパスを失敗した。リレーは何が起こるかわからない。
緊張して見ている中、いよいよスタートが切られた。

第1走者の塚原選手が、脚の痛みを抱えながらもいいスタートを切る。そして、末続選手も好位置をキープして、高平選手にバトンパス。日本チームのバトンパスは確実である。そして、最終の朝原選手にバトンパスされるあたりでは2位に上がってきたようにも見えた。しかし、最後の直線に入った次の瞬間、TVはダントツ先頭のジャマイカ選手を映し出し、後続チームが画面から消える。その瞬間、日本チームが何番目になっているのだろうか、と不安が走る。
しかし、朝原選手がしっかり3位に入っていた。おめでとう! 
38秒15、と昨年の世界選手権で出した日本記録には少し及ばなかったけれど、素晴らしいレースでした。感動しました
 レース後の4人のインタビューも良かった。特に、世界戦に数多く出ている末続、朝原選手はさすがのコメントです。朝原選手は、昨年の大会を最後に引退するようなことも言っていたけれど、本当に良かったですね。

五輪トラック競技での日本男子のメダル獲得は、史上初とのこと。そういえば、前回の室伏選手、遠い昔、日本が三段跳びをお家芸としていた頃の織田選手、南部選手、田島選手、そして、伝説を残した棒高跳びの西田選手、大江選手、さらに近年のマラソンなどのメダリストが思い浮かぶけれど、トラック選手はいない。男女合わせてもトラック競技では、80年前の人見絹枝選手以来のメダルだそうだ。子供の頃読んだ『オリンピック物語』に出てきたブルーマー姿(だったと思う)の写真が懐かしい。


歴史動かした!男子400リレーで銅/陸上(日刊スポーツ) - goo ニュース

 次は、野球です。
日本は1回に、ヒットと韓国のエラーで先取点、3回に2死からタイムリーで追加点。そして、3回まで先発杉内投手が好投する。しかし、4回杉内が乱れ始め、韓国に1点取られたところで投手交代となった。なんだか、少し交代が早いような気がしたが、星野監督は早目早目の投手交代を目論んでいる様子。
そして、2-1で迎えた6回表、先頭の青木選手が三遊間ヒットで出塁する。何か仕掛けてくるだろうとの思いもむなしく、ベンチは全くをみせず、新井、稲葉、中島が凡退する。いやーな感じがした。投手交代を早めるのなら、なぜここで、がむしゃらに追加点を取りにいき、後続の投手を楽にさせようとしなかったのだろうか? 疑問!

こうして追加点が取れないまま、7回裏2-2の同点に追いつかれる。韓国は、前回の日本戦で同点本塁打のイ・デホ選手が塁に出たところで、代走を送った。つまり勝負に出たわけである(9回にもう一度打席が回る可能性高いのに)。
解説の野村氏が何度も「しびれる」と言う。そんな緊張感ある、重苦しい雰囲気(日本にとって)が続く中での運命の8回裏。
 1死1塁、打者は今大会絶不調のイ・スンヨプ選手。無事に終わればよいがと願っていたが、変な胸騒ぎもした。彼は、岩瀬の球にもタイミングが合っていないように見えた。しかし、さすがに韓国の主砲です。彼らしい打球が上がり、そのままライトスタンドに消えてしまった。先に2点勝ち越されてしまった。
岩瀬投手は、彼本来の伸び伸びした投球が見られず、またも打ち込まれてしまった。これも、前回の韓国戦、そしてアメリカ戦の悪夢を引きずっていたのでしょう。
 岩瀬無念! きっと頭の中は真っ白なのでしょう。そんな彼をTVカメラは容赦なく何度も画面にアップする。表情はとても痛々しかった。
ちょっと異様な雰囲気になりかけた中、続いて登板した涌井投手も火だるまなってしまった。
センターへの大飛球を青木選手がファインプレーで捕球したまではよかった。集中力は途切れていないなと思わせてくれた。しかし、続いてまたも左中間への大飛球、G.G.佐藤選手が追いついた、と思った次の瞬間、まさかまさかの落球。ぼーぜん!
「どうも彼の守備は不安だなー」と思って見ていたが、大事なところでボロが出てしまった。事実、韓国の最初の1点は、彼が捕球をもたついた間にランナーを2塁に進ませたことにある。

 私は、この試合の投手交代は少なくとも1イニングずつ早いと思った。そのため駒が足りなくなったように思える。だから、7回に藤川を出した時点で、「あれ? では8回は誰が投げるのだろう? まさか不調の岩瀬かな?」と思った。もうこの時点で日本の勝ちはなかったように思える。とはいえ、投手陣を責められないだろう。1次リーグ7試合の防御率が1.7ですから。とにかく、最後まで打撃不振が響きましたね。20歳の左腕をまたも打ち崩せなかったですね。

短期決戦では、指揮官は各選手の好不調を見極めての起用が大切だと思う。しかし、星野監督は違っていたのか、失敗した選手をゲームで立ち直らせようとの優しい思いがあったのだろう。
前回アテネ五輪では、ずーっとテレビで解説していた星野監督は、歯がゆかっただろう。そして、「金メダルしかいらない」と言っていた星野監督。 実際に自分が指揮を取っての五輪、勝つことがどれほどしんどく、難しいものかを痛感したのではないだろうか。

それにしても、韓国は強かった。
韓国の底力が優った。
私の読みは甘かった。ゴメンナサイ。 
韓国の監督に、「日本は韓国と対戦する時はプレッシャーを感じているのではないか」と言われるようでは情けない。
そして結局、1次リーグの成績通りの決勝戦、3位決定戦となりました。

ここまで、日本にとって盛り上がる試合が全くなかったような気がするなあ~、と思っているのは私だけでしょうか。#%※$△◆○×・・・・

悲願の金メダル

2008-08-22 11:43:22 | スポーツ
女子サッカーの3位決定戦で、前半日本はうまいパス回しでどんどん攻め上がり、ドイツゴールを何度も脅かす。しかし、好守に阻まれなかなか決めきれない。そして、前半30分を過ぎたあたりから、シュートも減り得点できないまま前半終了。そして後半は、少ないチャンスをものにしたドイツが2得点で逃げ切り、残念ながら日本はメダルならず。やはり、昨年の世界王者の方が、試合運びがうまかったと言うことだろうか。日本選手をとりまく環境は厳しいと聞きます。そんな中、よくぞここまで頑張ったと思います。
予選リーグ1回戦で、ニュージーランドに2点先制された時には、どうなることかと思いましたが、持ち前の粘りとチームワークでへこたれなかった。お疲れ様です。


ソフトボール金メダルおめでとうございます!
1次リーグ、準決勝と2度もアメリカに敗れながら、最後の最後で力を出し切り、宿敵に勝ったので、嬉しさもひとしおだろうと思います。日本には「3度目の正直」という諺がありますが、3回対戦して1回負けただけのアメリカは残念でしょうねえ。2年前のWBCでの韓国のブーイングを思い出します。

ソフトボールは、“ページシステム”とかいう珍しい方式を導入しているようですが、優勝を決めるのにいろんな方法があるものだと感心しております。そんな面倒なことをせずに、4チームで決勝リーグを行えば良いのにと思ったりもするのですが・・・。 
 とはいえ、決勝戦は、1球に対する執念の差と守備の差が勝敗を分けたように思います。それにしても、2日間で3試合、400球余りを投げきった上野投手はすごいです。

 表彰式後、アメリカ選手がベースにスパイクを置いたとか、ボールをグラウンドに並べて「2016」と描き、メダル3チームの選手が記念撮影したとか・・・。野球同様、次回ロンドン五輪では廃止が決まっており、2016年からの復活アピールだそうです。誰の発案なのでしょう? 
本当に廃止は残念です。続けてくれー! 

 さて、一方の野球はどんな結末が待っているのでしょうか?

五輪=ソフトボール日本代表、上野の気迫の連投で悲願の金(ロイター) - goo ニュース

どっちが得か ちょっと考えよう

2008-08-21 11:25:05 | スポーツ
星野ジャパン 準決勝で韓国に雪辱だ!(スポーツニッポン) - goo ニュース

 北京五輪にあって、野球だけは異空間の競技のように思えてならない。つまり、野球は五輪とは違う大会でやっているように感じてしまうのだ。
そんな野球1次リーグ最終戦。日本もアメリカも決勝トーナメント進出を決めての一戦。消化試合みたいなものだけれど、この1戦の勝敗によって、準決勝の相手が決まる。勝てば1次リーグ2位のキューバと、負ければ全勝の韓国との対戦となる。
アメリカ戦を前に、星野監督は「勝ちに行きます」と言っていたが、本気だったのだろうか? 私は、負けたほうがメダルの可能性はあると思っている。

星野監督が、前回アテネ五輪でのオーストラリアの作戦(だと私は思っている)を憶えていないとは思えないのだが・・・。前回オーストラリアは、1次リーグで日本を負かし、その後格下相手には敗れ、準決勝でキューバと当ることを回避し(たと私は思っている)、まんまと銀メダルを獲得した。

ところが昨日の試合、日本の先発はダルビッシュ選手。「えっ? 星野監督は本気で勝ちに行くんだ。決勝トーナメントはどうなるのだろう?」と思っていたら、2回を投げただけで、3回からマー君に交代した。ダルビッシュはどうも調整登板のような雰囲気だ。でも、マー君が好投した。

この試合、日本にとっては負けたほうが得で、アメリカはどちらでもよいと考えているんじゃないかなあ などと勝手に思っていたけれど、アメリカもなかなか得点が入らない。そして、9回終了時点でともに2安打ずつと貧打戦の感じで、両チーム無得点のまま延長戦に入る。
そして11回から、五輪開幕直前に知らされ、星野監督が怒っていた“タイブレーク制”突入となり、日本はあっけなく4点先取される。そして、その裏2点は返したものの、結局2-4で敗退。これで、準決勝の相手が韓国に決まった。

 でも、疑問に思ったのは、タイブレーク制ではどの打順から始めても良いのに、星野監督は1、2番を塁に出させ3番から始めた。私なら、1番からの打順で始める。
それはともかくとして、私は、キューバには、10回やって1回か2回しか勝てないだろうと思うけれど、韓国とは五分五分だと思っている。だから、「これでいいのだ!」なのだ。
 とはいえ、日本の打者は、細かく変化する球への対応が出来ておらず、打撃不振が深刻である。
そんな不安を残しての決勝トーナメント。
昨日の敗戦が吉とでるか、凶とでるか?
  
ところで、タイブレーク制での投手の自責点はどうなるのだろう?と思っていたら、今朝の新聞を見ると、岩瀬の自責点が「2」となっていたので、やはり無条件で出された走者2名の得点はカウントしないようだ。そりゃそうだわな。

 シンクロ・デュエット鈴木・原田組 おめでとうございます! すごいプレッシャーだったことでしょう。
 ボルト選手は圧勝ですね。