かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(82:アメリカ西部編-第二章)

2009-10-31 10:50:10 | 旅行
-9月3日のつづき-
 午後1時半ごろホテルに着き、少し時間が早いかと思ったのですが、チェックインできました。
部屋は喫煙室が取れたのですが、冷蔵庫がありません。
部屋で少し休んでから、市内観光に出発です。
タクシーをチャーターして、まずハリウッドのチャイニーズシアターへ向かいます。
例のハリウッド・スターさんたちの手形のある観光スポットです。
相当数の人出です。


【ゲーリー・クーパーの手形と靴形】


【現州知事のシュワちゃんです】

憧れのロバート・デ・ニーロの手形は見つけられませんでした。
ないのかもしれません。

街並みは というと、想像したよりありふれた感じだなあという印象でした。
アメリカとは こんなものか、なんて生意気なことを思いました。



ホテルから乗ったタクシーが、他へも連れて行ってくれるというので、OKしてビバリーヒルズへも行くことにしました。その間路上駐車待機です。
30~40分ほどチャイニーズシアターで過ごしたでしょうか。
再びタクシーに乗り、ビバリーヒルズへと向かいました。 
途中高級ショッピング街というロデオ・ドライブで下車して少し散策しましたが、私にとっては別にどうってことのない、興味のわかないところでした。

さていよいよ、あの不朽の名作イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のLPジャケットでお馴染みのホテルへ。
タクシー・ドライバーにその旨リクエストしたのですが、音楽関係に疎いのか、最初ドライバーは何のことかわからないようでした。
そこで何度かたどたどしい英語で説明していると、
少し思い当たる節があったようで、連れて行ってくれました。
「ビバリーヒルズ・ホテル」というようです(実は私もこの時はホテル名までは覚えていませんでした)。



パームツリーの中にシックなホテルが映えます。
意味もなく 感激です! 
LPジャケットのように、夕陽が当たるともっといいのになあ・・と思いながら眺めました。

でも度胸がないので、うんと近くまでは行くことが出来ずに、ジャケットそのものと同じ位置はわかりませんでした。


【カリフォルニアの青い空 といったところです】

それとも、あのジャケットはあくまでこのホテルをモデルにしたというだけで、実物写真ではないのだろうか?
余談ですが、ネットで見てみると、地名「ビバリーヒルズ」を命名したのがこのホテルの創始者だそうです。
このあとドライバーは、ジャッキーチェン、ハリソンフォードの家へ案内してくれました。
といっても、当然門の前までです。



このドライバーは、この方面には詳しいようでした。
とはいえ、ハリソンフォードの家など門からでは建物は全く見えません。
樹木が生い茂っております。
いわゆる“豪邸”というやつでしょう。
とんでもなく広いようです。

ドライバーの案内は、一応これで終わりでした。
ホテルへの帰り、ドライバーはいろいろ説明してくれるのですが、中南米訛りっぽい英語ということもあり、良くわかりません。
ただ、映画「ダイ・ハード」の撮影で使われたというフォックス・プラザ・ビル(映画では「ナカトミ・ビル」だったかな?)では一時ストップしてくれまして、おのぼりさんは写真を撮りました。


【ジョン・マックレーンはどのあたりで暴れまくったのでしょう】



このビルは、映画でイメージしていたより小さく、前庭もずっと狭く感じました。
(来週金曜日またまたこの映画がTVで放送されるようです)

ホテルに帰り着いたのは6時頃でした。
アメリカ上陸1日目ということで、結構疲れたのと眠たさで、部屋で少し眠りこけました。
そんなわけで、軽い眠りから覚めたあと8時半頃ホテル内のファストフード店みたいなところで、簡単な食事で済ませました。

夕食を終え、部屋に戻ってしばらくしてから電話がかかってきました。
奥さんが応対したのですが、下の階のバスタブに水が漏れていて、我々の部屋で水をあふれさせているのではないか? 蛇口が壊れているのか?という感じの問い合わせで、すぐエンジニアがチェックに来ました。
 蛇口のひねる箇所から水が変な出方をしていたので、そのせいかもしれません。
エンジニアは、明日修理に来るとのことで引き上げました。
日本、アメリカ合わせての一日だったので長く感じました。
お休みなさい。 
 ≪つづく≫


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僕の心細道(81:アメリカ西部編-第一章)

2009-10-29 10:51:30 | 旅行
-2000年9月3日-
海外旅行先としてアメリカは、私にとって余り魅力を感じておりませんでした。
そんなこともあり、この旅行の行程計画は奥さん任せの個人旅行でした。
行くことにしたきっかけは、某航空会社のアップグレード券が使える という程度のものだったように思います。
一方、奥さんは大いに乗り気でした。
2000年9月、遅めの会社夏休みをもらい、アメリカ西海岸へと向かったのです。
エコノミークラス料金でビジネスクラスにアップグレードできますので、往復ともリッチ気分が味わえるというものです。
機内へ入ってビジネスシートに向かいます。
座席が広々としております。
着席してしばらくすると、
「○○様でいらっしゃいますね。いつもご利用ありがとうございます」と、
美しい客室乗務員(昔風にいえば、スチュワーデス)が私たちの座席まで挨拶に来てくれるのです。
なんだか照れくさい(こそばゆい)ような、気持ちが良いような微妙な感じでした。 

17時45分 成田空港を離陸です。
ビジネスクラスでは、さすがに畿内サービスも良く、イライラしなくても、客室乗務員のほうから気を利かせていいタイミングで来てくれるのです。
夕食も豪華です。 
私は和食をお願いしました。
この時の和食は岩手料理でした。そして、この料理に合うという日本酒「浜千鳥」もそろえてあります。
100cc瓶を2本飲んじゃいましたが、旨かったです。
でも、その後この銘柄の酒を飲んだことがありません。
いやぁ~・・ ビール、ワイン、日本酒と、
貧乏根性丸出しひとり宴会の夕食からのスタートという、ウフフな旅の始まりです。

食事の後は室内が暗くなり、座席横のテレビで映画でも・・
ということで、何を見ようかとリストを眺めていたのですが、
なつかしの『銀座の恋の物語』にしました。
古い映画のせいか、映像が見づらく、目が疲れてしまい、結局途中で寝てしまいました。

太平洋横断飛行中、少し眠ったかと思ったら、もう朝食です。
アメリカ時間に合わせてのことでしょう。
いよいよアメリカ大陸が見えてきました。 
サン・アンドレアス断層が飛行機から見られるのではないか、と期待したのですが、
残念! でした。 

現地時間午前11:05にロサンゼルスに到着です。
入国審査を終えた頃には、とうに荷物は出ていました。
着陸したら、早速タバコが吸いたいと思ったのですが、空港ロビー内は全面禁煙です。
でも、屋外には出入り口付近に灰皿が置いてあります。
外の空気がさわやかです。
1本目のタバコは、クラクラきます。 
そんなに身体に悪いものを吸っているのです。

空港ロビー内のカフェで少し休憩してから、乗り合いタクシーでダウンタウンのホテルへ向かいました。



 ≪つづく≫

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栗ご飯を食す

2009-10-28 10:11:11 | 食材・食事
先日昼間外出して、夕方帰宅してみると、ベランダに大量の栗、そしてナス、柚子も置かれてある。
 すぐに主がわかりました。
毎年栗を持ってきてくれる松山在住の親戚だと。
有難うございます。ゴチになりまする。
いつもいただいてばかりで、何のお返しも出来ませんが・・。
先ずは定番の栗ご飯でいただきました。 



栗がほくほくして、甘みもあり、旨かったです。

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ロビー展

2009-10-27 10:56:46 | 田舎の生活
今月上旬CATVから電話がありました。
契約料の督促か? と思ったのですが、そうではありませんで・・・。
伊予銀行三崎支店でやっている『かんじゃまのつぶやき』写真展のことでした。



この新聞記事を見て取材に行かれたそうで、
この写真展の様子を、CATVのニュースで放送してもかまわないでしょうか?
というものでした。
いやぁ~ お断りする理由もなく、快諾しました。 

それならば少し聞かせてください といろいろ質問がありました。
写真展をやることになったきっかけは? とか
写真を始めた動機は? とか
山登りは以前から好きだったのですか?
などなど、いろいろ

そして、電話があった2日後の夕方、写真展の様子が放送されました。
私が電話で答えたことを上手にまとめてアナウンスしてくれました。
実は、どういう具合にまとめるのだろうかと、ちと気になっていたのですが、
さすが プロです。
心地よくまとめられておられました。

少し気になったのは、アナウンサーが「かんじゃま」の「か」にアクセントをおいて喋るので、なんだか別の言葉に聞こえた点でしょうか。
(でもこれは仕方ないでしょう。)
アクセントはいらないのです。
ひらべったく「かんじゃま」といえばよいのです。

その後、特段行く用事もないし、少々照れくさくもあり、銀行へは行っておりませんが、
このニュースを見たおかげで、自分の中では雰囲気が十分伝わりました。
こんな感じです(TV画面を撮影)。





田舎の超ローカル放送(あっ 失礼)ですが、テレビ初出演(といっても自分ではなく写真だけ)。
伊予銀さん、八西CATVさん 有難うございます。   


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美姫ちゃん優勝!

2009-10-26 13:11:28 | スポーツ
安藤逆転V、浅田は5位 フィギュアのロシア杯(共同通信) - goo ニュース

今年もフィギュアスケートのグランプリシリーズの季節がやってきました。
はや2戦目です。
そして、ショートで3位だった安藤美姫選手が、みごとに逆転優勝!
ワーイ ワーイ!
といっても、浅田選手以外強豪選手がほとんど出ていなかった、ということもありましょうか。
安藤選手の得点は171.93と平凡なものでした。

雪辱が期待された浅田選手は、3度のジャンプミス。
いずれも踏み切る前に、「あっ こりゃ失敗するな」という感じが見えてしまった。
第1戦に続いての失敗で、自信をなくしている感じです。
回転そのものよりも、その前の助走がうまくいっていないように思えます。

いっぽう安藤選手は、序盤のジャンプで転倒したけれど、そのほかは着実な演技での加点でした。 
試合後の本人インタビューでは、「滑っていて、感触は良い」と言っていたので、不安はないのだろう。
曲も衣装も彼女によく合っていると思いました。 
優勝おめでとう!
今年は美姫ちゃん、期待できそうです。
とはいえ、先日の第1戦で210.03という世界最高得点で圧勝したキム・ヨナ選手には勝てないだろうなあ・・・。


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柿の実る家

2009-10-24 10:21:57 | 草花・樹木


田舎の細道
当地区での標準的な幅の道です。
でも、この箇所は珍しく石段のない、ほぼ平坦な道です。
見上げた民家の庭先には柿の木が・・
秋ですね! 

私が子供の頃には、各家の庭先にいろんな樹木が植えられていたような記憶があります。
たとえば、イチジク、ナツメ、ビワ、カキ、タブ、グイミ、シャシャブ・・・
でも最近は、そんな果実のなる樹木のある家はずいぶん少なくなったように思います。
それとも私が気づかないだけなのでしょうか。 
この家の柿の木も果実が赤く熟し始めて、その存在に気づきました。



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ネズミとクマ

2009-10-23 10:46:13 | 風景


いつぞやマンボウを見に行くため海岸沿いの道を車で走っていた時、ふと目に止まったのがこの光景です。
ネズミに良く似ていると思いませんか? 
自然の造形です。
小さな半島のように見えますが、もともとは島だったのかもしれません。

そして、こちらはクマさん。



イヌにも似ているように思います。
のんびりと気持ちよさそうに寝そべっているように見えます。
佐田岬半島先端の灯台付近から見ることが出来ます。
こちらは、あるデザイン会社の方が気づいたそうです。
そのため灯台付近の看板設置の仕事を請け負った際、この“クマさん”の写真を看板の図柄に組み入れたそうです。
という記事が昨年愛媛新聞に載っていました。


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私のフォトブック

2009-10-21 11:16:14 | お気に入り
田舎にUターンしてから、というより本当はブログを始めたせいかも知れません。
あらためて住み始めたこの半島での生活、
とりわけ自分が住んでいる狭いこの地区の風景をデジカメに収めて3年。
 自分なりに気に入った風景を集めて、いまTVのCMでもおなじみの“フォトブック”とやらを注文して印刷・製本してもらいました。
自己満足です。



なかなか印刷がきれいです。 
我が家のプリンターで印刷しても、ここまできれいには出来ません。
さすがに、餅屋は餅屋です。




目指せ 三十六景! 

奥さん不在

2009-10-20 11:49:52 | 田舎の生活
俺が悪かった!
帰ってきてくれ!

というのは冗談ですが、
昨日から、奥さんが不在です(短期ですが)。
私は普段料理をしないため、何をどう作っていいのかさっぱりわかりません。
とりあえず料理本を見るのですが、買い置き食材で何が作れるのか見当がつかず、何度も冷蔵庫を開けては、「うーん」とうなるだけで埒があきません。

とりあえず昼は、昨日買ってきたマルタイラーメンにしよう。
そして、夜はおでんにしよう。 
牛すじと鰯つみれをたんまり入れて。
今日はちと肌寒いので、ちょうどいいや。
おでんなら、2日続けても大丈夫だ。 

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福助

2009-10-18 15:28:03 | お気に入り
昨夜何気なしに見ていたTVのクイズ番組。
途中から見たのだけれど、「ビートルズミステリー・・」というものだった。
で、最後の問題の答え、わかっちゃいました。
名作『サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のLPジャケットの左下にあるのです。



このアルバムは、アルバム自体もさることながら、ジャケットがオシャレだと、若かりし頃思っていました。
でも、そのジャケットになぜ日本の代表的置物「福助」がいるのだろうかと、とても不思議でした。

昨日のTV番組でそのわけがわかりました。
1966年に来日した際、お土産で買って帰ったのだそうです。


【ジャケット左下の福助アップ ちとブサイクです】

もうひとつ思い出しました。
ビートルズ来日時の過剰とも思えるような警備(私は田舎の小僧だったので、それを知りませんでしたが)がなぜ行われたのか、に関して昔、竹中労さんの著作『スキャンダル紅白歌合戦』だかで読んだなあ・・・。と


 ネタのない日のごまかしネタです。本日もご訪問ありがとうございます。

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