-7日目(12月31日)-
ホロンボハットにて、6時20分頃起床。
すでに日の出は過ぎている。
【下界は雲海に覆われている】
8時頃朝食。
食欲は戻った。
高山病予防のため、水分は極力多めにとるようにと紅茶を4~5杯飲む。
本日は、高度順応のためキリマンジャロ方面には進まず、マウェンジ方面へ向かって上り、再びロッジに引き返すという予定だ。
そのため、荷物は部屋に置いたままでOK。
いい天気でキリマンジャロの頂上付近もくっきり見える。
9時過ぎに出発。
【マウェンジ峰】
ゆっくりゆっくり上る。
息切れがしない程度にゆっくりゆっくり。
何度か休憩しながら、のんびり ひたすらゆっくり上る。
11時半頃、ゼブラロック付近に到着。
この場所で標高4,300m程度とのこと。
自己最高だ。
標高表示のある私の腕時計は、“Full”となっている(4,000m以上の表示がない)。
マウェンジ峰が近い。
お腹が冷えていて少しグリグリいっているぐらいで、体調はまあまあ良い。
それでも、そのうち一気にダメージがくるのではないかと不安がよぎる。
引き返し始めた頃、上方より本日登頂した人たちが下りてきた。
元気そうだ。
でも後で聞いた話だが、この日本人グループは15人中6人が登頂できたということで、このツアー会社としては登頂率が悪いとのことだった。
風が強かったり、天候も良くなかったというのも影響しているのだろう。
それに、我々のグループのように、1日高度順応の日を設定するというのも効果があると聞いた。
やはり頂上まで上るのは大変なんだ。
さて、上るときはゆっくり歩いたのでよくわからなかったが、下ってみると結構な高さを上ったんだなあと実感できた(高度差約600m)。
ホロンボハットに戻ってきたのは午後1時。
やや遅い昼食をロッジで摂る。
とり足、トマト、ジャガイモ、ニンジン、キュウリ、それに初めてチャパティのようなパンが出た。
食パンよりこっちがいい。
食欲良好。
昼食のあとは夕食まで休憩。
部屋にいるのも退屈だし、本を読むと頭が痛くなっては大変だし、のんびり外で石の上に腰掛けたり、ゆっくりぶらついたり。
動物がいないかと思っていたら、所々で草・低木の陰でちょろちょろと小さなリスのような動物(体調10cm程度)が動いている。
5時頃より、昨日より少し早めの夕食となった。
≪つづく≫
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