かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

ちっちゃくなっちゃった!

2009-08-31 15:11:11 | 政治・社会
投票時間終了の午後8時になるや否や、TVでは各党の当選予想議席数が出てしまった。
「出口調査の結果」とのことである。
あっという間に勝敗が見えてしまった。 

4年間、国民の中にたまりに溜まった不満が爆発したかのようだ。

4年前に先々々代が郵政民営化の1点だけで得た巨大議席を、後継3代があっという間に食いつぶした格好だ。
そりゃあそうだわなあ。 
首相は政権放棄するは、巨大議席数を楯に再可決連発するは、失言・失態のオンパレードだもんなあ・・。

首相、大臣、党の要職当事者、あるいは経験者が、小選挙区で次々に落選していく。  
そして、4年前に笑いが止まらなかったコイズミ・チルドレンは、“散る奴連”となった。 
これで、コイズミ構造改革の完成形となったのではなかろうか。
党がぶっつぶれたもの(あっ、まだあるけどね)。

でも、マジッキーなのが、小選挙区と比例代表の重複立候補制度だ。
せっかく、あの候補者を落選させてやろう、と思ったとしても、比例代表で復活当選あるもんなあ。 
それと、不思議に思っていたのが、比例代表の名簿順位に「1」の候補者が多数いることだ。
私は、名簿順位は、1、2、3・・・ときっちり順番が付けられているものと思っていたもので・・・。
では、たくさんいる「1」番の候補者たちの当落は、どうやって決まるのだろうかと、不思議だった。
ここで、「惜敗率」なるものが適用されるのだと。
いやー、不勉強極まりないなあ・・・・
恥ずかしい限りです。 

ところで、太郎君は来るべき特別国会の際は、総裁のままなのだろうか?
次の総裁になりたい議員はいるのだろうか?

新しい政権には、「官僚主導の打破」を大いに期待したいし、
それに伴い、
天下り禁止、
天下り集団が甘い汁を吸っている、わけのわからん公益法人解体、
箱モノ作り禁止、
で無駄遣いをなくしてもらいたい。

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軽いか、重いか この1票

2009-08-30 11:30:45 | 政治・社会
自民党が大勝した郵政選挙から4年。
その間、3度も総理大臣が変わったけれど、一度も国民の意思が反映されることはなかった。

麻生首相は、「政党選択ではなく、政策で選んでください」と繰り返していた。
鳩山代表は、「政権交代」と訴える。
今度の選挙は、国民が直接総理大臣を選ぶ選挙みたいになってきた。
今夜の11時頃には大勢が判明するそうだ。
 or 

でも、きっと開票が始まって数分後には、前回選挙のように明暗が分かれるのではないだろうか。
最近の選挙は、報道機関の調査・情報把握が正確なのか、開票率数%で「当確」になったりする。
ひどいときは、0%でもその表示が出る場合がある。
そんな報道を見ていると、「1票って軽いな~」としらけてしまう。
 まあ、それはおいといて、
そろそろ投票に行ってこよう。

 本日もご訪問ありがとうございます。

ひとつの仏像

2009-08-28 11:48:54 | 田舎の生活
今年のお盆に少しの間だけ帰省していた同級生が、木の仏像を持ってきてくれました。



この仏像は、クスノキを使って、彼自身が彫ったのだそうです。
すごいです。 
無芸の私からすれば感服です。
有難うございます。

木目をうまく使いながら彫り上げられています。
彼曰く、私の母の若い頃(といっても中年ほどでしょうが)の顔を思い浮かべながら彫ったのだと。

ほっぺがふっくらとしています。



わが母は面長ですので、顔全体の輪郭は違うように思いますが、
彼はきっと自分でイメージした表情を表現しようとしたのだろうと思います。
面長の仏像は見たことありませんもんね。


 本日もご訪問ありがとうございます。

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名前を知りません

2009-08-27 16:19:26 | 草花・樹木


春に奥さんが枝をもらってきて、庭に挿し木をしておいたところ、
夏場にぐんぐんと大きくなり、
今や庭で大きな存在感を示しています。 

ところが、この植物の名前を知らないのです。

遠目で花と思えるのは、葉の根元部分がオレンジに色づいたものです。
(一部の小さい葉は表側全体がオレンジ)
花は? というと、 


なにやらややうす緑がかった白っぽいつぼみのような部分で、
つぼみ状態なのか、花開いているのか、よくわかりません。
多分、この状態でもう開花しているのでしょう。

なんだか葉っぱに主役を奪われた、かわいそうな(控えめな)花のように思えます。
花が目立たないので、この葉っぱの鮮やかな色が、虫たちをおびき寄せるガイドマークになっているのではないでしょうか。
派手な色彩の葉っぱと目立たない花との共同作戦のように思えてきます。


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僕の心細道(75:イタリア編-第十三章)

2009-08-25 10:39:06 | 旅行
-7日目のつづき-
ポルドイ峠を出発してから、2時にアラッバ到着で、ここで少し休憩です。

こんな景色や


こんな景色を見ながら


そして、バスは再びしだいに高度を上げていき、フィルツァレーゴ峠へと向かいます。


【うーん なかなかいい景色です】

そして、峠で写真タイムとなりました。 


【右の方に見えるのが チンクエ・トーリ



この峠を過ぎると、いよいよコルチナ・ダンペッツォへと下っていきます。
見えてきました。 
この町のようです。


なかなかいい風情の町です。
盆地に開けた結構大きな町で、人口7,000人とのことです。
ツアーリーダーのAさんの話では、かの猪谷千春がメダルを取った冬季オリンピックの開催地とのことです。
私の記憶では、アルペン競技でメダルを取った日本人は、彼しかいないように思います。
3:20ホテル到着。


【ホテル デ・ラ・ポステ】

このホテルは、以前は郵便集配所だったそうです。
このホテルの滞在者には、ヘミングウェイ、ヨルダン国王フセイン、シルベスタ・スターローン、マストロヤンニなどおられるそうです。

チェックイン後部屋に入ると、通りに面した窓があり、左右に山が見えます。
なかなかいいところです。 
部屋で少し休んでから、町へ出て少し散策しました。

町のたたずまいや周りの山々が気に入ったので、地図を買おうと店に入ったのですが、スイスに比べて粗い地図しかなく、しかも値段が高い。
結局買うのをあきらめました。







散策した後ホテルに戻り、休憩後、7時半に外のレストラン(「アル・パセッタ」)で夕食となりました。
本日のレストランは気楽(きさく)な店です。 

店のメインはピザとのことです。
生ハムピザと四季のピザとかいう2種類をAさんが選んでくれて、ツアー仲間9人で計6皿を注文しました。
しかし、出てきたピザは、とても食べきれないと思うほどでかいです。
結局私は半皿くらいでギブアップです。

当然ビールと赤ワインを飲んだのですが、食後酒(イタリア焼酎)のグラッペなるものを初めて試しました。
最初ちといやな甘みがある感じでしたが、結構旨かったです。
そのため、2杯飲んでしまいました。 
おしゃべりしながら2時間近く夕食を楽しみました。
   ≪つづく≫


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やったね!尾崎選手

2009-08-24 10:35:15 | スポーツ
尾崎銀メダル!ニューヒロイン登場だ (スポーツニッポン) - goo ニュース

世界陸上最終日
女子マラソンで尾崎好美選手が、安定した走りで堂々の銀メダル獲得。
エチオピア、中国そして日本の尾崎選手という3名のデッドヒートは、久しぶりに見た後半のデッドヒート・ドキドキ展開でした。

レース終盤、他の選手が投げたペットボトルが、彼女の足元に転がるシーンや、
給水に失敗するシーンなどもあり、ひやひやしましたが、
尾崎選手の走りは、スタートしてからずーと変わらずに安定した走りのように見えました。

おめでとうございます!

そして、愛媛県人・村上選手のやり投げ銅メダル おめでとうございます。
国内ではここ10年間ほど無敵の村上選手も、世界大会では予選敗退が続いておりましたが、今回は、予選で自己ベストを出し、決勝でもそれに近い記録を出しての銅メダル。
ちょっと残念だったのは、2投目以降記録が伸びなかったことかな。

男子400mリレーも天晴れでした。
北京五輪に続き、「もしかしたら・・・」と期待しましたが、残念ながらの4位。
でも大健闘だと思います。
拍手!

本日もご訪問ありがとうございます。

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せめぎあい

2009-08-22 14:44:34 | 菜園
とあるおうちの菜園です。(勝手にゴメンナサイ 
サツマイモやサトイモが元気よく育っているその中で、
プチトマトゴーヤーが勢いよく枝や蔓を伸ばしております。

そしてついに、イモたちのその上空で両者がせめぎあっています。


【左:プチトマト、右からゴーヤーが伸びています(わかりにくい写真でごめんなさい)】

ゴーヤー軍のほうは、サトイモが応援しているかのようです。
この先どうなるのでしょうか?

さて、こちらはわが菜園のプチトマトとゴーヤーが取っ組み合っているものです。



両方とも昨年の種がこぼれて自生したものです。
とりあえず支柱は挿したものの、ほぼほったらかしです。
この暑さのため、草を引っこ抜くのも面倒になっております。


 暑い中本日もご訪問ありがとうございます。

 「プチッ」と一汗

ニラの花

2009-08-21 12:23:24 | 草花・樹木
 いやー 暑くて暑くて、外に出ただけで汗がだらだら出るし
なんだか息苦しい感じさえします。
私のパソコンは、この夏一番ほどの苦しげな唸り声を上げ続けています。
残暑厳しいです。 
 
それでも、路傍の野生化したニラは涼しげに白い花を咲かせています。



雨が降らない限り、誰も水を与えてはくれないだろうに・・。
本当に生命力の強いものたちです。




 プチッ」と一汗

おこしん花

2009-08-19 13:39:07 | 草花・樹木


この花を当地区では、“おこしん花”と呼んでいます。
今の時期、畑の端や石垣、道端などにたくさん生えています。
生命力が強いようで、ほぼ野生化しています。
それに開花期間が結構長いようです。

この名前、子供の頃聞いたことがあったのですが、すっかり忘れていましたので、久しぶりに耳にして懐かしい気がしました。
でも、この名前は正式名ではないようです。
インターネットで検索してもヒットしません。

最近は、やらなくなりましたが、“おこしん(様)”という行事がありました。
名前の由来は、その行事と関係があるのでしょうか? 

“おこしん”とは“おこうしん(お庚申)”が訛ったものでしょう。
“おこしん(様)”とは、庚申(かのえさる)の日、夜明かしをして飲み食いをして厄落としをする集まりで、古くからある民間信仰のひとつのようです。
我が家でもその昔、仏壇あたりに掛け軸(どんな絵だったか忘れましたが・・)を飾って、食べ物や飲物を供えていたような記憶があります。

さて、この“おこしん花”、正式には“ハゼラン”というようです。
熱帯アメリカ原産の帰化植物とのことです。
不思議なことにこの花は、午前中は開かず、午後3時頃から夕方までしか開きません。
そのため“三時花”などとも呼ばれるようです。
ですから、たいがいは丸いつぼみ状態で見かけることが多いです。
花が開いても7~8ミリ程度しかないとても小さな花です。



アップでみると、シンプルでバランスの良い、なかなかきれいな花です。
つぼみ状態だと線香花火を連想させます。
そんなところからハゼラン(爆欄)とネーミングされたとか・・・。


 本日もご訪問ありがとうございます。

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僕の心細道(74:イタリア編-第十二章)

2009-08-18 11:26:53 | 旅行
-7日目(6月28日)-
6時起床。
雨は上がっていて少し日が照っているが、雲が多い。と思っていたらしだいに空が暗くなり雨が降り始めました。
かなりがっかりです。

7時過ぎ朝食に向かい、食後、移動のために荷物をまとめてロビーに下ろします。
9時過ぎボルツァーノを出発して、いよいよ私にとってこの旅行のメインであるドロミテ街道へと向かいます。
雨のため、残念ながらボルツァーノのシンボルだというシリアル山は見えませんでした。
エーガ渓谷沿いの道路を上っていきます。 

そして、本日最初のスポット カレッツァ湖(標高1,519m)でバスを降りて、写真タイムとなりました。





美しい色合いの湖です。 
針葉樹と背後のラテマール山群が鏡のように湖面に映る様は神秘的でもあります。 

短い写真タイムでしたが、再び雨が降り出したのでバスに乗り込みます。
湖見学の時間帯は何とか雨が上がっていたので、ラッキーでした。

しだいにバスはくねくね道を高度を上げて行きます。
途中、カティナッチョ山が車窓から見えてきました。


【この山がそれだったかな?】

この山はピンク色の砂岩でできている岩峰のようです。
天気がいまいちだったので、岩肌の色合いはあまりきれいではありませんでした。
それでも内心、バスを停めて欲しかったなあ~・・・・と思ったのです。
この山は、日の光によってさまざまに岩の色を変化させるのだそうで、ドイツ語で“ローゼンガルテン(バラの庭園)”というのだそうです。
悪天候にがっかりでした。

そのほか途中、こんな山々も見えました。




【ドロミテの山は、こんな風に尖った山が多いです。まさに岩峰です。】

こうしてバスはどんどん進み、カナツェイで休憩と写真タイムとなりました。

マルモラーダ山(ドロミテ最高峰)の前衛峰だそうです。





やがて正午前に、見所のポルドイ峠(標高2,239m)に到着しました。




【何かの記念碑があります】

霧が少しずつ上がって、天気がやや良くなりつつあります。
そして、この峠にあるレストランで昼食となりました。


【中央の岩山の最も高い所へロープウェイで上ります】

セルフサービスのレストランです。
ビールとミートスパゲッティを注文しました。
食事前に霧が晴れかけていたと思ったのですが、食事を終えてロープウェイに乗ろうとする頃に、再び霧がやや多くなってきました。
山の天気はころころ変わります。

ロープウェイは、約5分で標高差700mを一気に上り、サッソ・ポルドイという2,950mの鞍部へ到着です。


【うーん いい眺めです】


【見下ろすとこんな感じです。】

残念ながら、やがて周りは霧に包まれ何も見えなくなりました。
そして雨も降り出したので、建物の中で少し天気の回復を待つことにしました。
結局40分間ほど待って、そろそろ下りようかという頃に、少し霧が切れたくらいで、ほとんど景色を楽しむことは出来ませんでした。


【さすが3,000mです。6月終わりだというのに雪が残っています。】

ロープウェイで山麓駅へ戻り1:40に峠を後にします。
 ≪つづく≫


  【この辺(赤枠)を移動中】

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