かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

町政懇談会

2008-09-30 12:07:31 | 田舎の生活
昨夜7時から、町長さんが我が地区に来られて、集会所で「町政懇談会」が開かれました。
“タウンミーティング”といったところでしょうか。どういう話題が出るのかと思い、勉強のため私も参加してみました。
結構大勢の皆さんが参加されていて、役場からは、町長のほか5名の役場職員の方が来られていました。



懇談会は、町長の挨拶に始まり、つづいて職員から町の総合計画、事業実績、今後の重要施策などについての説明がなされ、その後に地区住民との意見交換(質疑応答)となりました。
老人介護・福祉施設、救急医療体制、漁港の修復、デマンド交通の評判、などなどに関する質問が出ておりました。私もノー天気な(?)話題を2つほど質問させていただきました。
このように、町長が出席して、行政と住民が率直な意見交換をして、町行政の姿勢をじかに知ることはとてもいいことだと思いました。これからも、このようなタウンミーティングを定期的に(年1回程度)開催していただきたいと感じた次第です。

 東京の某民間会社の社長さんは、このような全体会合(会社役員と一般社員との意見交換)を一度も持ったことがありませんでしたね。私はそのことがとても歯がゆく、残念でした。今更そんなこと言ってもせん無いことですが・・・。 

 いっぽう、こちら新しい首相の所信表明演説が昨日国会で行われた。ところが、異例のスタイルの所信表明だったようで、民主党への対決姿勢を前面に出した、挑戦状ともとれる挑発的な質問が多かったようだ。しかも少数野党を全く無視した格好だ。
 所信表明で、野党に質問ばかりしてどうする。自分の内閣で何をやろうとするのかといったような、具体的なビジョンを示さずにどうする。こんなことでは、代表質問も出来ないじゃないか。
余りにも目前の選挙を意識しすぎて、所信表明演説というより選挙演説の延長といった感じだ。
世間知らずの自信過剰家だろうか?
新首相には先が思いやられそうだ。
   「あっ そう」


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町民運動会H20

2008-09-29 15:29:05 | 田舎の生活
合併して4年が経過したこの伊方町で、昨日の日曜日に町民運動会が行われました。合併後としては、初めてのようです。


 ということで、私も午前中ちょこっと見学に出かけてみました。運動会を見るのは何十年ぶりでしょうか。

町民グラウンドは我が家から車で25分ほどのところにあります。このグラウンドは、20~30年前に出来たと思うのですが、これまで車で通りすがりに見た程度で、グラウンドに足を踏み入れたことはありませんでした。
そして、このグラウンド造成のために、山を削ってできた長大法面、高さ100m近く(80mほどかな)はありそうです。この法面を見るたびに、「がいなことするなあー」と少々あきれていたのですが・・・。


≪広いグラウンドと背後の長大法面

会場が見えてくると、想像を超えた人と車の数です。
実は、たくさん車が停められる駐車場があるのだろうか?と心配していたのですが、グラウンドの周りにたくさん駐車場があり、かつグラウンド内にもたくさん駐車しております。
私の心配は無用でした。

こうして、初めて足を踏み入れたグラウンドはとても広く、おそらく1周200mだと思われるトラックを線引きしても、その外側はまだまだ広々としています。
そして、一度にこんなに大勢の人を見るのは、本当に久しぶりです。
屋台もあります。


会場に着いたときは、親子参加で、子どもをタイヤの上に乗せてロープでズルズル引っ張った後、今度は子どもを一輪車に乗っけて押すといった競技をやっておりました。


その後、いよいよ運動会の花形? リレーが始まりました。

 鉄砲の合図で、スタートが切られ、一斉に上がる歓声を聞いていると、なんだか遠い昔にタイムスリップしたような錯覚を覚えました。




そんな久しぶりに見学した運動会でした。
残念ながら、仮装行列はなかったようです。



今日は午前中から雨なので、昨日は秋晴れとはいかないまでも、なんとか天気が持って良かったと思います。


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白い彼岸花

2008-09-28 09:33:57 | 草花・樹木
一昨日の夕方、食事をしながらテレビを見ていると、ローカルニュースで、白い彼岸花の話題が出てきました。
TV画面を見ながら、「おやっ! この花、さっき訪ねた近所の家に咲いていた花に似ているなあ・・・」と思いました。私は、その家を訪ねていった時は、花の名前が分からないまま、何気なく眺めていたのです。
そんなわけで、とても気になり、昨日改めてそのお家へ用もないのにノコノコ出かけて行き、写真を撮らせて頂きました。




念のために家の方に尋ねてみると、やはり彼岸花とのことです。
彼岸花と言えば、あの燃えるようなと思っていたのですが、こういう白い花は珍しいように思います。

さらに、彼岸花と言えば、別名“マンジュシャゲ”、マンジュシャゲと言えば、あの山口百恵菩薩の不滅の名曲『曼珠沙華』へと私の脳は直結します。
百恵菩薩の曲は「マンジュシャカ」と発音しますが・・・。とはいえ、曼珠沙華は、法華経の中の梵語に由来しているようで、梵語での発音は「マンジュシャカ」に近いそうです。
なお、仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」で、彼岸花の外観とは似ても似つかぬものだそうです。
ということは、もともとは彼岸花と曼珠沙華は別物ということなのだろうか?
そういえば、百恵菩薩の『曼珠沙華』にも、 白い花さえ 真紅に染める とある。

 今朝、朝刊を開いてみると、
中山国交相辞任へ
玉春日引退へ
ポール・ニューマン氏死去
とある。

事実誤認や人権無視などの問題発言3連発で、見識・資質の欠如が明白になった中山国交相辞任は当然だろう。 でも、「早!」 奥さんは、小声のおとなしそうな方なのにネエ・・・?
中山君には、『曼珠沙華』の一節 ♪どこまで行ったら止まるのかしら そんな自分を持て余す♪ を切り取ってあげよう。

36歳のベテランで、郷土唯一の関取・玉春日関の引退は残念だ。もう一度幕内に復活してくれると思っていたのに・・・・。
関取には、『曼珠沙華』の一節 ♪どこでけじめをつけましょう♪ を贈ろう。
お疲れ様でした。

そして、ポール・ニューマンさん。あなたがもう83歳になっていたとは知りませんでした。若い頃観た『明日に向かって撃て!』
P・ニューマンがキャサリン・ロスを自転車に乗せて遊ぶ中、♪雨にぬれても♪ が流れる。
そして、銃声だけが響くラストシーンのストップモーション。
この映画のこの2つのシーンは、今でも鮮明に残っています。
彼岸へいかれた P・ニューマン氏には、『曼珠沙華』の一節 ♪命すべてを もやし尽すの♪ をお贈りします。

★作詞者に断りもなく、勝手に贈ってゴメンナサイ。阿木さま★


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ボケ酒作り

2008-09-27 10:57:33 | 食材・食事
 気持ちよく晴れて、風もさわやかで、今日は本当に秋らしい日です。
そしてこちらは、ゴシゴシ洗いをした後、2日間部屋の中に置いておいたボケの実
かすかに甘い香りがしてきました。
いよいよ初めてのボケ酒作りに挑戦です。
実を1センチほどの厚さで輪切りにします。実がとても硬いので、包丁を持つ指が痛くなり、けんしょう炎になりそうです。そして、試しに実をかじってみたのですが、渋くてとてもまずいです。



輪切りにした実と一緒に種子も瓶の中に入れました(1キロ少々)。その上から氷砂糖300グラムを入れてから、ホワイトリカー1升を注ぎ込みました。そして、一旦逆さまにして、果実全体にホワイトリカーがかかるようにしてみました。
これで完了です。


  ≪仕込み完了≫

私が見たHPでは、「1年以上したら中の果実を取りだし、更に熟成させる。2年くらい経ったものが飲み頃」とあったので、そのようにしようと思っています。
当分ボケの実とはお別れです。
順調に熟成することを願うばかりです。 

 このボケの話は  こちらにも 「多分ボケ」(2008年6月21日参照)


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僕の心細道(30:エジプト編-第三章)

2008-09-25 10:52:15 | 旅行
-エジプト初日のつづき-
エジプト考古学博物館を出た後、いったんホテルに引き返して、昼食と部屋割りです。
私は、20歳位だろうと思われるS君と同室になりました。そのS君、私に「吉村作治さんて、すごいですよねェ」と、同意を求めるようなことをいうのです。恥ずかしながら、私はこの時吉村さんの名前を知らなかったのです。それどころか、エジプトに関する知識は極めて乏しいものでした。ナイル川、ピラミッド、スフィンクス、ミイラ、象形文字、アスワンハイダム・・・。
 旅行前にガイドブックを1冊買ってはいたのですが、機内で読めばいいや、くらいに思っていました。しかし、機内でもそれほど読み進めることが出来ずに、とうとうエジプトに着いちゃった、という感じでした。一方、S君はしっかりと吉村さんの本を持ってきておりました。熱意が違います。

午後、再びガイドさんの案内で観光に出かけ、カイロ市内のモスクをいくつか見学しました。
これは、途中バスから見た風景です。きれいな縞模様の地層が見えます。ここから、ピラミッドの石材が切り出されたという説明でした。


モカッタン・ヒル:ピラミッドの石材採石所≫

モスクがたくさん立ち並ぶ地区は、いわゆる「イスラム地区」というようです。
モスクの内部は、ステンドグラスなどあって、それなりにきれいなのですが、私はモスクより寺院のほうがまだましかな、と言う感じで、少々退屈でした。

≪ムハンマド・アリ・モスク≫

このモスクは高台にあるため、眺めが良く、遠くに憧れのピラミッドが望めます。
エジプトに来たアー! というのが実感できた瞬間です。

≪遠くにギザ3大ピラミッド≫

モスク見学のつぎは、オールド・カイロへ向かい、コプト博物館やセントギルギス教会などを見学しました。セントギルギス教会は、コプト教の教会だそうで、コプト教とは、原始キリスト教の一派なのだそうです。そして、この地区にはキリスト教徒が比較的多く住んでいるようです。ちなみに、エジプトにはコプト教徒が総人口の1割程度いるそうです。

こうして、夕方ハーン・ハリーリというスーク(市場、バザール)へ案内されました。スーク入り口の前の広場には、大きな音量でコーランが響き渡り、大勢の人がひざまずいて、お祈りをしています。 うーん、イスラムの国に来たんだなあ、という実感がわいてきます。
夕方だということもあるのでしょうか、スークは大勢の地元民・観光客で大変な賑わいです。そして、独特の香辛料の香り満載でした。

≪スークを歩く≫

こうして、エジプト滞在1日目が暮れて行きました。

  ≪つづく≫


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ボケの実その後

2008-09-24 13:53:27 | 食材・食事
6月に紹介しました『ボケの実』ですが、その後もしばしば窓から眺めていたのですが、うかつでした
 今日改めて見に行くと、すでにいくつかの実が地面に落ちています。
そして、まだ落ちずに木の枝にくっついている実も多くは、部分的に茶色く腐りかけていました。
しまった!」・・・・遅かりし由良之助


ということで、そこそこにきれいなものは、急いでもぎ取りました。『ボケ酒』作りに挑戦しようと思います。

数えてみると、37個あります。大小様々、美醜様々ですが、大きいもので140グラム、小さいもので60グラムほどですので、これだけあればホワイトリカー1升分ぐらいは漬けられそうです。



 以前HPで見た時には、丸ごと漬けるやり方と、輪切りにして漬けるやり方があるようでしたが、これだけ傷んでいる部分が多いとなると、きれいな部分を選んで輪切りにせざるをえないようです。

これから、ぬるま湯でゴシゴシ洗ったのち、2日間ほど部屋の中に干しておくことにします。そうすると、蜜がじわっと果皮に出てきて、芳香が漂うのだそうです。
この続きはまた改めてということで・・・。

 このボケの実の話は  こちら 「多分ボケ」(2008年6月21日参照)


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4度目の正直?

2008-09-23 10:07:34 | 政治・社会
朝青龍君は4敗したけれど、ボクは4連敗しないもんね。
朝青龍君は、昨日花道の奥で出番を待っている時から、自信なさげで、表情がさえなかったもんね。
 でも、ボクは・・今回は自信があったもんね!
ジュン君やシンちゃんやヤスオ君には負けたけれど、
ボクは、『みだれ髪』の孫兄さんや、マダムすしのおネエさんや、天気予報のおニイさんのお兄さんや、こわい顔のおニイさんには、負けるわけがないと思っていたもんね。


 無役で全国遊説した甲斐があったもんね。
そんなわけでこのたび、圧勝で自民党新総裁に選ばれたもんね!
そして、ボクはおじいちゃんと同じ年齢で、日本の総理大臣になるんだ。
そしたら、イチロー君といろいろお話できるし、お相撲も取れるしね。
「あっ そう」

すみません。こんなんでは、
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出たのか?出てないのか?

2008-09-22 12:26:36 | スポーツ
大相撲秋場所、昨日の8日目、朝青龍対豊ノ島の1戦。
過去に色々あった二人の対戦である。しかも、朝青龍は先場所豊ノ島に敗れている。
立ち合いは両者一瞬間があいた。それから上手回しの切り合いで、朝青龍は得意の右上手を切られ、巻き返しに行ったところを一気に押されて土俵の俵に足がかかる。
この時、私は朝青龍の右足が一瞬出たように見えたのだが、ここから朝青龍が押し返し、豊ノ島を寄り切る。
あれー おかしい。足が出たぞー」と私は一人テレビに向かって叫んでいると、行司軍配は豊ノ島に上がる。三保ヶ関審判長から、「足が出た」とのコールがあったようだ。「やっぱりな」と私。
一方、朝青龍は納得いかない表情で憮然としている。

その後、何度かVTRが流れる。
ところが、何度か見ても、確実に朝青龍の右足かかとが地面に着いたという確信は持てなかった。
VTRを見ているうちに、「ひょっとしたら、足は出ていないかも?」と思えてきた。あの速い流れの中で一瞬足が出たように見えたけれど、錯覚かも知れない、とも思えてきた。
奥さんは、「かかとが足の裏の水平より下がったら、たとえ1ミリ残っていてもだめよ」(イラスト参照)という新ルール(自己ルール)を主張する。



とはいえ、VTRを見ても、かかとが地面についていないようにも見えるし、俵の外の砂に足跡がついているようでもなかった。少し、砂に何かが当ったような跡が残っていたが、飛ばされた座布団の痕跡のように見えた。
なんだか、疑惑の判定のようにも思えてきた。
 あの後、審判員が土俵上に集まり、朝青龍の足が出たのかどうか、俵の外の砂で確認して欲しかったと思う。
なぜそうしなかったのだろうか?

朝青龍の怒りは収まらなかったようだ。
「足は残っている」との抗議電話が約20件かかってきたそうだ。

ところで、相撲の勝敗はまず行司が行うが、これに納得いかない場合は、審判員が「物言い」をつける。ここまでは私も知っていたのだが、控えの力士が「物言い」をつけても良いのだそうだ。
昨日、序二段の取組でそんな場面があったそうだ。そして、1996年初場所では、控え力士が物言いをつけて、行司が下した勝敗がひっくり返ったことがあるそうだ。
へーえ」でした。

序二段で控え力士が物言い…審判苦笑い、結果は軍配通り(読売新聞) - goo ニュース


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綿花がはじけた

2008-09-21 11:14:37 | 草花・樹木
5月下旬に友人から2苗もらって、鉢に植えて育てていた綿花が、ひとつはじけました。 
初めの頃は、本葉が虫に食われたりしたので、少しあせったのですが、その後すくすくと育ち、8月初めに白い花が咲きました。


  ≪綿花の花≫

綿花の花を見るのは初めてだったのですが、気品があってきれいな花です。
この花の命は短く、花が散ってから少しすると、つぼみのようなかたまりができました。花の後ですから、当然つぼみではないですが、これはきっと実なのでしょう。
そして、その実が少しずつ膨らんできて、いつだろう、いつだろうと心待ちにしていたところ、昨日ついにはじけました。
 

≪綿花の実?=綿。左はまだはじけていない実≫

 中から真っ白い綿が顔を出しました。
脱脂綿のような感じで4房に分かれています。触ってみても、まさしく綿です。
よーく見ると、綿は少し汚れた感じがします。
きっと、この綿を脱脂、漂白して、おなじみの医療用の脱脂綿になるのでしょう。

おそらく、この綿の中には種が入っているのでしょう。
これから先、どんな具合になっていくのでしょう? もっと、ごわごわー と綿が大きくなるのでしょうか?
綿だから、雨に濡らさないほうがいいのだろうか? でも、これをたくさん栽培している農家では、雨に濡らさないことなんて出来るのだろうか? 袋をかぶせるのだろうか?
わかりません。
ともあれ、この綿をたくさん集めて、自分でTシャツを作れたらいいなあ・・・なんて夢をみています。



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僕の心細道(29:エジプト編-第二章)

2008-09-20 11:45:38 | 旅行
-エジプト初日-
 カイロの国際空港からは、旅行会社が手配したバスで、ホテルへ向かい30分ほどで、カイロ市内のIndiana Hotel に到着しました。
そして、ホテルでまたまた朝食です。
でも、パン3片とコーヒーだけ という、なんともちゃっちいメニューです。
せめて、ハムかベーコン、卵やサラダやスープくらいは欲しいなあ。このホテルに、前後5泊もするとなるとうんざりだなあ」などという思いでした。

そんな質素な食事を終えしばらくして、午前9時に日本語のできる現地のガイドさん二人がホテルへやって来ました。
二人とも女性で、「アマールと申します」、「サマハと申します」という自己紹介、そして“アマール”とは日本語で「希望」と言う意味です、“サマハ”とは「優しさ」という意味です、という説明もありました。その後、彼女たちは、パンフレットと絵入りのパピルスを私達全員にプレゼントしてくれました。
初めて目にする本物のパピルスの絵の美しさに、一斉に歓声が上がりました。


この先、どんな感動が待っているのだろうかと心は高鳴ります。

私達日本からのツアー客を案内してくれるガイドのアマールさんとサマハさん、お二方とも親近感がもてそうで、いい感じでした。
彼女たちが最初に案内してくれたのは、エジプト考古学博物館です。

≪エジプト考古学博物館≫

入場料は3LE(エジプトポンド)でしたが、カメラの持ち込み料は10LEでした。当時のレートは、1LEが60円程度でしたから、入場料は安いけれど、カメラ持ち込み料は高すぎます。
日本からの長旅で、体調はイマイチなのですが、憧れの博物館です。
博物館の見学時間は2時間ほどしかないので、ゆっくり見て回るわけにはいきません。

とりあえず、ツタンカーメンの黄金のマスクだけは見たいと思いました。
その他にどんなものがあるのか全くわかりません。


ツタンカーメン王の黄金の玉座
 大勢の人だかりです。
館内は、No Flash です。
デジカメのない時代です。
撮った画面をすぐには確認できません。
そんなわけで、結局金髪女性の頭が入ってしまったようです。

次はいよいよ、ツタンカーメン王の黄金のマスクと対面です。
ここでも、大勢の人だかりで、部屋の中央にあるガラス張りのケースの中に置かれたキンキラキンのマスクに見入っています。


ツタンカーメン王の黄金のマスク

その他は、何がなんだか分かりません。
限られた時間内に出来るだけたくさん見たいとの思いで、展示資料の前でじっくり英語の説明を読んでいる余裕などありません。それに、分からない単語がいっぱいあります。





というわけで、すごい考古資料がたくさんあるのに、駆け足で見て回ったという感じでした。
  
  ≪つづく≫


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