かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

にわかサポーター

2008-01-31 11:37:47 | スポーツ
“中東の笛”とやらで、異例のやり直しとなったハンドボールの五輪アジア予選。その怪しげな笛のないところでのクリーンな試合を、昨夜テレビで観戦した。ルールもわからない“超にわか”サポーターである。 
なかなか得点が入らず、ジリジリするような感じでゲームが進んだ。しかしながら、日本はよく食い下がったものの、パスミスが多く、韓国に常にリードされる展開である。そして、後半もじわじわと点差が拡がる。一時は2点差まで追い上げたものの、力及ばず、惜敗であった。攻撃、守備力ともに韓国が上回っていたと感じた。
日本チームは、敗れて悔しいだろうけれど、インチキ審判のもとでやる試合でなく、とても気持ちの良い試合ができたのではないだろうか、と思う。これが当たり前のはずなのだろうけど。そして、初めて試合をフルに見た私は、ハンドボールとはこれほどスピードがあるのかと思った。 そのため、ハンドボールの試合終了後、チャンネルを替えて見たサッカーが、何だか間延びしたように感じた。

それにしても恐ろしいのが中国もの。昨日は、中国製ギョーザを食べた10人が食中毒症状を起こし、中から殺虫剤が検出されたことが公表された。インチキ中国製もさることながら、国や自治体の連携が悪く、この異変を1ヶ月間も放置して、消費者に知らされていなかったことにもあきれる。ところで、中国国民からは被害が出ていないのだろうか?不思議だ。それとも、少々の下痢や嘔吐程度は日常茶飯事で、騒がないのだろうか? 
我が家では、数年前から中国産うなぎを皮切りに、中国製は買わないようにしている。こんなずさんな国で行われるオリンピックは大丈夫かいな。選手、役員、審判、報道関係者、観客・・・、被害が出なければよいが。 

ツバキorサザンカ

2008-01-30 14:35:25 | 草花・樹木
我が家の庭の梅の花は、八分咲きといったところで、その反対側には、椿が先日から赤い花を咲かせている。庭が狭いので、木は大きくなれないようで、高さは2mほどしかない。さらにこれより小さい木の白い椿は、もう花が枯れてしまったものもある。そんなわけで、庭がややにぎやかになっており、奥さんは「春がきたね」と言っている。 

と、これがツバキだと思っていたのだが、この花がツバキなのかどうか自信がなくなった。ひょっとして、サザンカではないかと。
図鑑を見ても、判然としない。木の大きさや、葉の大きさ・葉脈をみていると、サザンカのように思えてきた。サザンカであれば、高さ2mというのは平均的なようだ。ツバキは、花ごとボタッと落ちるのが、やや興ざめなのだが、サザンカは花びらが一枚一枚落ちるようだ。結論はそれまで持ち越しになりそうである。わかる人が見れば、一目で区別がつくのだろうけれど・・・。 

素人から見た「青白決戦」

2008-01-28 10:40:28 | スポーツ
「井の中の蛙・・・・・」 北京五輪出場権のかかった、昨日の大阪国際女子マラソン。マスコミが注目した福士選手は、30km過ぎで急激に失速して、転げながらフラフラでゴールしたようだ。マラソンへの準備期間がわすか1ヶ月半。そして、最長30kmを1度しか練習で走らなかったとのこと。レース前の彼女の目標は、「国内最高記録の更新」だったようだが、笑わせてくれますね。そうであれば、周到な準備が必要であろう。いくら、トラック長距離では国内に敵なしと言われても、初めてのフルマラソン。本人も監督もマラソンを舐めてかかったとしか思えない。あの有森が、高橋が、土佐が、野口が、どれだけ走りこんで準備をしてきたことか。素質があると思いこんで、「・・・大海を知らず」である。
私は、これまでずっと彼女を一人前のアスリートとしては認めていない。

さてさて、大相撲初場所千秋楽、48本の懸賞が出た優勝を決める結びの一番。両横綱は、いつもよりゆっくりとした動作で仕切りを繰り返す。それにつれ、館内のムードもいよいよ盛り上がる。制限時間いっぱい。 
両者の立会いはほぼ互角。そして、強烈な引き付け合い。力が入って、白熱しているかのように見えた・・・。 が、私はその後の展開をみて、この時既に両横綱は、お互い適度に力を調整、呼吸を合わせていたのではないだろうかと思えてきた。それは、以下の点がどうも素人目には素直に理解できないのである。 
疑問1:朝青龍があの中途半端な位置で(白鵬は土俵中央)、しかも自分が土俵を背にして吊り上げるということがあるのだろうか? いっぽう、吊られても全くあわてることも、抵抗することもない白鵬。普通は、吊られそうになると、身体を浮かされまいと懸命に抵抗すると思うのだが・・・。その動作が昨日の白鵬には全くうかがえなかった。しかも、いつもの朝青龍なら、吊り上げて投げを打つと思うのだが、それもなく、吊り上げたその位置にそのまま降ろしてしまった。これらをどう理解すれば良いのだろう。
疑問2:その後、白鵬が左からの上手投げを仕掛ける。すると、朝青龍の体がくるっと回転して、勝負あり。そんなに鋭い上手投げには見えなかったのだが・・・。朝青龍は、しのごうと思えば、何とかしのげたような気がするが、あっさり体を回転させてしまった。しかもゆっくりと、そして、大きく弧を描いた朝青龍の右足に、私は違和感を抱いた。私には、タイミングを合わせて、大げさに投げられたように見えてしまったのだ。

皆さんは、マラソンも青白決戦も感動しているみたいだけれど、こんなことを考えているのは自分一人なのだろうか?天邪鬼なのだろうか?ひねくれものなのだろうか?

どうした豊真将

2008-01-27 16:27:20 | スポーツ
大相撲初場所も千秋楽を迎えた。結局、弱みそ大関陣は予想通り横綱に1勝もできず、横綱どうしの相星での優勝争いで終わるけれど、そんなことより、とても気になるのが豊真将だ。期待されながらも、先場所、今場所と負け越しである。特に今場所は、序盤戦から足が前に出ず、相手の動きについて行けず、両手をついて負けるシーンが目立ったように思う。そして、身体にも張りが見られないように感じた。7日目から8連敗。 
今日は、少し不安を残しながらも何とか勝ちはしたものの、引いたりする場面があり、来場所以降につなげられるような相撲内容ではなかったように思う。横綱・大関陣と対戦しない番付位置にありながら、このような不甲斐ない相撲・成績では、どこか体調が悪いのか、場所前の稽古不足か、相撲に悩んでいるのか、などいろいろ心配してしまう。来場所は、さらに番付を落として、前頭の下位になるだろうけれど、来場所の成績如何では、次の場所に十両転落ということもありうる。
稽古を積んで、体調を万全にして、心機一転頑張ってほしい。 
そして、郷土力士の玉春日も豊真将同様、大きく負け越してしまった。残念。でも、彼の場合は、これからも上がったり、下がったりするのだろう。

子供の夢を乗せて

2008-01-26 14:06:26 | その他
昨日テレビで、14年前に川崎市の小学生が風船に付けて飛ばした手紙が、千葉県銚子漁港で水揚げされたサメガレイの背中にくっついた状態で見つかったとのニュースを見た。このカレイは水深約1000mの深海にすんでいるそうで、よくぞそんな深いところまで破れた風船と手紙が沈んだものだなあとも、よくぞ背中にくっついたままはずれなかったものだなあとも感心した。  そして、今や大学生になった手紙の主や手紙が公開されていた。

このニュースを聞いて、私はすぐに思い出した。4年余り前、会社勤めをしていて、出張で滋賀県朽木村へ調査に出かけていった時のこと。私も山中の沢で偶然風船を見つけたことがある。風船は当然破けた残骸だったのだが、破けた風船の先に大き目の付箋紙ほどの紙が付いていて、それには、「この風船は子どもの夢を乗せて飛ばしました 拾われた方は左記へご連絡下さい」とあり、住所・小学校名が書かれてあった。残念ながらこれらは印刷文字だった。そして、裏には子供の名前が書かれてあったのだが、こちらはどう見ても大人の文字だった。小学校の住所は、兵庫県出石町だった。出張から帰って、地図で調べて見ると、風船は東へ約90km飛んだことがわかった。私は、風船を飛ばしたことはないけれど、そんなに遠くまで飛ぶことに少々驚き、たいしたものだなあと感心した。 
そして、風船を発見した場所の写真や地図を添え、全てひらがなで書いた手紙とともに、風船を小学校へ送った。その時、やはり子供の名前が本人直筆でないことが残念だったので、余計なおせっかいだと思いつつも、風船・子供への手紙とともに同封したもう一つの手紙には、「できれば、子供さんが自分で名前を書いたほうが、戻ってきた時、よりいっそう嬉しいのではないでしょうか」というようなことを、先生宛に書いておいた。
今思えば、風船に付いていた紙には年月が書かれていなかったので、私が見つけた時には、その小学生は何年生になっていたかわからない。ひらがなばかりの手紙では失礼だったかも知れない。あの時、風船に乗っていた子供の夢は何だったのだろう? ただ、風船が遠くへ飛びますように、ということだったのだろうか? 後日届いた子供のお母さんからのお礼の手紙には、地元の町の観光をPRしたパンフレットがたくさん同封されていた。 

突風舞う

2008-01-24 16:56:41 | 田舎の生活
今日は、時々陽射しはあるものの風が強く、外にいるととても寒く感じます。午後は、つかの間でしたけれど、雪が舞う場面もありました。

そんな少々荒れ気味の天候のため、朝デイケアサービスに送るため、待合所まで両親を連れて行く時、よたよた歩きの二人は、強い風が吹くと転げそうになっておりました。平坦な道なら歩きやすいのだけれど、石段と坂の多い我が集落の道は、高齢者には厳しいものがあります。 
とはいえ、ちょっぴり利点もあります。というのは、集落内の道は、ほとんどの箇所で片側が石垣になっているため、歩行がおぼつかない高齢者は、この石垣に手を添えながら歩くことができるのです。 

適切な幅は?

2008-01-23 11:22:21 | 田舎の生活
年明け早々から、日本の株価は下がりっぱなしのようで、連日のようにトップニュース、新聞一面で報じられている。そして、円高が進んでいる(というより、ドル安というのが正しいようだ)。景気は拡大しているとされているが、誰がそれを実感しているのだろう。不安いっぱいの年明けである。これは米国景気の先行きが見えないこと、特にサブプライムローン問題が原因のようである。
世界同時株安の様相を呈してきたなか、昨日、米国FRBは世界的株安阻止へ向け、金利を緊急に大幅に下げることを発表した。しかし、我が日本国政府・日銀は相変わらず無策である。まるで危機感がないかのようだ。 
原油高に歯止めがかからず、輸送費コスト、原材料費の高騰などで、食料品なども次々に値上げされているようだ。そんな中、今朝トイレに行き、新しいトイレットペーパー(ロール式)に取り替えた時、「おやっ?」と思った。なんだか、今までのよりも幅が狭いように感じたのだ。それで、使い終わり取り外したトイレットペーパー(以下、「巻紙」と呼ぶ)の残った芯と、新たに取り付けた巻紙を比べてみると、確かに短くなっている。用をたしてから、念のため、巻紙の入っていた袋の表示を見ると、これまでの巻紙は幅114mm、新しく買ったものは幅105mmとある。何と9mmも幅が狭くなっている。この新旧の巻紙は、メーカーが異なるので、材質なども違うだろうから正確な比較はできないが、荒っぽい比較をすると、9÷114=0.079で、8%近い値上げということなのだろうか。
値上げはさておくとして、まだ巻紙の幅は105mmあるので、フィニッシュ作業をするには、支障はないのだが、それでも今日新しい巻紙を引っ張りながら、心細い違和感を持ったということは・・・・・。私は、男としては手が小さめのほうだと思っているので、手の大きな人は困るのではないだろうか。また、○○○も体調によって、硬軟あるので、軟の時は余り幅が狭いと困ることにもなりそうだ。これ以上巻紙の幅が狭くなると、使い手は、引っ張り、折りたたむ時に色々工夫が必要になってきそうである。そんな臭そうなことを想像していると、この巻紙の幅はどうやって決まったのだろうか、などと朝からくだらないことを考えてしまいました。ご容赦を。
ネットで少し見ていると、日本で巻紙の生産を始めた時、米国から持ち込んだ裁断機が幅114mmだったからだとある。日本・米国以外は、ほとんどの国が100mm強で、ドイツでは幅98mmだそうで、環境にやさしいようだ。その他の話題として、幅を半分にして試した人、子供用は幅が狭くてもいいじゃないかという人、30cmほどちぎってクシャッと丸めて使う人、畳み方をアンケートとった人、などなど、皆さん結構ご関心がおありのようでした。 

地名に悩む

2008-01-22 14:24:04 | 田舎の生活
今日も冷たい雨が降り続いています。どうせなら、雪になってくれればよいのにと勝手に思っております。奥さんは、「1月って、こんなに雨が多かったっけ?」と言っています。確かにこの半島の1月は、例年ならもっと晴れる日が多いように思うのだが・・・。これでは、日本海側の冬の天気に似ているような気がする。
そんなわけで、今日は久しぶりに少し本を読んでおります。谷川健一さんの『日本の地名』(岩波新書)。

地名は、かつてその土地、土地に暮らした名もなき人々の生活に深く関わった歴史や文化、あるいは自然・環境・風土が刻まれていると思う。だから、私も地名には興味がある。しかしながら、平成の大合併などで従来慣れ親しんだ地名が、どんどん捨て去られようとしているのではないだろうか。我が半島の旧町名もしかりであり、残念なことである。この著書は、黒潮、中央構造線、白鳥伝説などをキーワードに、各地に残された地名にスポットをあて、谷川さんご自身が現地へ出向いて調べた地名のことが、興味深くまとめられている。
この名取地区にも、1/5,000地形図にも載っていないほど細かく区分された地名がある。例えば、「ドモト、イバ、オタネゴ・・・」などなど。さらには、集落から外れた山畑にも様々な地名があるようだ。これらの地名は、行政境界のようにはっきりとした境界があるのではなく、この地区の方々にとっては、「○○とは、あそこらへんよ」という程度の共通認識なのだろう。私は、この地区の小字(こあざ)よりもさらに小さい単位と思われるこれらの地名がよく判らず、悩まされている。劣等生である。 
例えば、集落から離れたところに「ダバ」というところがあるが、私はそのダバがどこなのか、きちんと把握できていないままなのである(ニナバの向こうだったかなー?)。「ダバ」とは、「駄馬」で、平らな土地という意味だそうである。そういえば、学生時代、しばしば調査で訪れた高知県土佐清水市や足摺界隈に、「○○駄馬」という地名が多くあり、どこも段丘・台地状の平坦な場所だった。きっと、我が地区のダバもそういう地形の箇所なのだろう。
地区の山畑の細かく区分された地名は、おそらく昔、畑から取れる作物の年貢を徴収するために管理しやすいよう、つけられたのではないかと、勝手に考えている。そして、きっとそれぞれの地名にも言われ・由来があるのだと思うのだが、はてさてどなたにお尋ねすればよいのだろう? 

不甲斐ない大関陣

2008-01-21 12:17:21 | スポーツ
右上手を取ればまだまだ強いがなかなかその体勢になれない魁皇。大関に昇進する時の勢いが感じられない自信なさげな琴光喜。相変わらず腰が高く、スッテンスッテン転がされる琴欧州。突っ張り命が右ひじ負傷で突っ張れない千代大海。いずれの大関も初日から無様な負け方が多い。魁皇は別としても、みんな場所前の稽古不足なのだろう。特に、千代大海は二日目終わった時点で、休場すればよいのにと思うほどの惨憺たる有様なのだが・・・。彼は、立会いだけで、後は全く相撲になっておらず、逃げるかのようにして土俵を割っている。本人は出場し続けると言っているようだが、これでは、お客さんに失礼だと思う・・・、と独り言を言っていたら、親方から休場するよう指示されたようで、昨日から休場となった。やれやれ。 
昔、不甲斐ない大関陣が「9・6(クンロク)大関」(二桁勝てない、勝ち越しプラス1勝しかできない)と揶揄された時代があったが、今の大関陣はそれに劣るとも勝らない。連日いらいらするような相撲ばかり見せられている。関脇以下の若手が頑張っているから、まだいくらかは盛り上がっているようなものの、場所中盤を待たずして、大関全員が優勝争いから脱落しているなんて、本当に情けない。昨日までの大関4人の合計は、13勝19敗、勝率4割というていたらくである。 
後半戦に入ると、横綱二人は連日大関と当たることになるが、こんな弱みそ大関陣相手では、ラクチンだね。後半戦は、千秋楽以外は、ひたすらつまらなくなりそうだな。こんな軟弱大関陣じゃ、喝を入れる気にもなれず、総辞職を勧めたいくらいである。
やれやれ。 

ニンジン葉の天ぷら

2008-01-20 12:32:01 | 食材・食事
 今日は、朝から冷たい雨が降り続いているので、家にこもっています。
昨日、我が菜園のニンジンを試しに堀ってみた(種蒔き10月7日)。まだ少し早いのはわかっていたのだけれど、ニンジンが生えている箇所に、数本生えているジャガイモをそろそろ掘り出そうと思い、ジャガイモを掘り出す時、いずれその近くのニンジンも一緒に掘れてしまうことになると思ってのことだ。このジャガイモたちは、昨年6月に収穫した時、土の中に掘り残っていたものが自力で発芽したものだ。果たして、どれだけ芋が育っていることやら。 
掘ったニンジンは、長さ10cm余りには生長していたが、やはりまだ小さい。でも、それを見た奥さんは、ニンジンの葉の天ぷらを作ろうと言い出した。それなら、1本の葉では少なかろうと、さらに5本掘り出した。最初に掘ったニンジンが一番大きかった。 
そうして、昨日の夕食の1品が、ニンジンとその葉っぱの天ぷらとなった。ニンジンの葉は、カロテンやビタミンCが豊富で、とても栄養価が高いそうだ。しかも、サクサクしていて美味しい。昨日は、天ぷらを「藻塩」でいただいた。
畑には100本程のニンジンが生えているので、あと数週間したら本格的に楽しめると思う。しばらくは、ニンジン買わなくていいよ。