かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

ぶちぶち

2007-09-16 15:18:44 | 政治・社会
安倍首相の辞任表明を受けて、自民党の総裁選挙が始まった。当初は、麻生幹事長が絶対有利だと思っていたら、福田元官房長官が各派閥の支援を取り付け、名乗りを上げ、一気に逆転して優勢になったようだ。
福田議員は、前回の総裁選で「高齢だから」という理由で立候補しなかったのに、みんなに押されたらのこのこ出てきた。正々堂々さが見られない。自分から名乗りを上げてから、支援を頼むのではなく、絶対有利な約束を取り付けてから名乗りを上げるところなど、旧態依然とした感じで情けない。
そして、立候補すると目されていた額賀議員は、立候補を取りやめ福田支持に回った。どんな理屈を並べても、みんなで勝ち馬に乗ろうとしているのが見え見えだ。なぜ、もっと多くの議員が立候補して、同じ自民党内でも政策・理念にこれだけの幅・違いがありますよ、という論争をやってくれないのか。 それとも、あくまで麻生議員には総理総裁になって欲しくないのだろうか。 

コイズミ・チルドレンは、そんな状況の中、再びコイズミ前首相に立候補のお願いをしようと結集したようだが、コイズミ君に断られた。これにしても、この新人達は自分たちの保身のためにやっていると思われても仕方ないだろう。とっても子供っぽくて、みっともない。 
政策・政論も主張をせずに、ただ「コイズミ構造改革を継続しよう」というだけで、能がない。自主的な行動・政治判断とは到底思えない。それだけ結集したのなら、(負けてもいいから)自分達で独自の立候補者を担ぎ出せばよいと思うのだが、そんな事は、はなから頭にないようだ。 
コイズミ前首相が福田支持を表明したようなので、彼らも右へならえなのだろう。とてもつまらなくなってきた。 
ぶちぶち。

大根の種蒔き

2007-09-15 14:48:03 | 菜園
台風11号の影響だろうか、昨日深夜から朝方にかけて久しぶりに雨が降った。宇和海も少しうねりが出ている。これで、カラカラに乾燥していた畑も少し潤ったようなので、大根の種を買ってきて蒔いた。
畑は1ヶ月前に苦土石灰を施し耕しておいたので、今日は昨年晩秋に仕込んでおいた堆肥を土に混ぜ、再度耕して、それから畝の中央に生ゴミ処理機で出てきた肥料と鶏糞を混ぜて入れ、その両側に種を蒔いた。手作り堆肥は、今回使った分でほとんどなくなったので、そろそろ落ち葉拾いを始めて今年も作ろうと思っている。
我が農業日記を読み返してみると、偶然にも昨年も9月15日に大根の種蒔きをやっていた。昨年は初めてだったが、大根は立派に丸々と太り、地区のおばちゃん方からもお褒めを頂いた。嬉しかったし、美味しかった。最後は切干大根も作ってみた。こういうのもビギナーズラックと言うのかもしれない。今年からが正念場だ。

それにしても、昨年大根の種を蒔いた時、不思議に思ったことがある。  私は、畝に種を蒔いたのだが、集落のほとんどの畑では、なんと畝と畝の間の凹部に種が蒔かれていた。畝に種を蒔くのが当たり前だろうと思っていた私にとって、とても不思議だった。そこで、ある日近所のおばさんに聞いてみた。すると、「なぜだかわからないが、昔からこの地区ではそうするのよ」という答えしか返ってこなかった。何か理由があるに違いないと思うのだが、わからない。たとえば、この地区の畑は、水はけがよすぎるので、水が集まりやすい凹部に植えるのだとか、あるいは、大根が生長するにつれ土寄せをするので、そのための土を畝として残しておくのだ、といったような理由があるのではないだろうか。理由がわかればすっきりするのだが、まだ謎のままである。
謎を抱えたまま、今年も私は畝に種を蒔いた。 

海の幸に感謝(その2)

2007-09-13 15:09:34 | 食材・食事
テレビで安倍首相の辞任のニュースばかりが流れる中、昨日夕方、同地区に住んでいるおばちゃんが魚を売りに来た。おばちゃん所は漁師さんで、漁獲の一部を集落内を歩いて売りに回っているようで、2週間に一度くらい訪ねて来てくれる。スーパーや魚屋さんへなかなか行けない我が家にとっては、大助かりなのである。しかも安くて新鮮である。
昨日の魚は、写真のように金色メバル2匹、クロダイ、イサキ、赤メバルであった。これで千円である。さらに昨日は、おまけだと言って小さいイセエビガンゾガネ(正式名称はわからないがカニの一種。我が地区ではカニのことをガネと言う)をたくさん下さった。 

魚はうろこと内臓を取り、クロダイは刺身にして夕食とし、他はとりあえず冷凍した。イセエビとカニも湯がいて、イセエビは夕食時に食べた。小さくてもイセエビだ。美味しかった。白い身にエビのミソをつけて食べるといっそう美味しい。一昨日食べたじゃこかつも美味しかったが、イセエビにはかなわないと思った。おばちゃんありがとう。

先日はおばちゃん、大きな生タコをもって来てくれた。計ってみると1.6kgあった。これも千円である。スーパーなどでは、茹でたタコの足1本で数百円以上すると思うので、とてもお買い得である。タコは塩を振りかけてよく揉み、表面のヌルヌルを落としてから茹でる。すると、足は丸まり、赤茶色に茹で上がり、見るからに美味しそうになるのである。タコは刺身にして良し、和え物にしても良し、焼いてもから揚げにしても美味しい。

海の幸に感謝、感謝である。 

唐突です

2007-09-12 15:44:26 | 政治・社会
先日のブログで、安倍改造内閣の二人目の辞任大臣は誰だろう、と書いたけれど、なんと二人目は総理本人だった。あきれた! 内閣改造を済ませ、臨時国会で所信表明演説をやり、さあ今日から各党の代表質問だ、というタイミングで、なんで? 唐突過ぎるよ。
つい先日、シドニーでは、ブッシュ君にテロ特措法の延長を約束し、記者会見では国際公約だと言って、「テロ特措法の延長に職を賭して取り組む」と言っていたが、職を賭すのは、年金問題や格差是正にして欲しかった。思えばこの時の会見もおかしなものだった。まるで首相の眼は泳いでいるような感じだったし、首相の話が終わったのかと思い、進行係が話し始めると再び首相が話始めるという一幕もあり、違和感を抱いた。
とにかく、国会で所信表明をやった翌々日に辞任表明するなんてありえないでしょう。無責任すぎるよ。梯子をかけて、大臣みんなを伴って屋根に上がり、「さあがんばるぞー」と掛け声をかけたのはよいが、その直後自分だけさっさと下に降りて、梯子を持って行っちゃった、という感じだ。政権を投げ出し、自殺したようなものだ。こんなことで自民党は国民からの信頼回復が得られるのだろうか。

民主党の小沢代表に党首会談を断られたことが、そんなにショックだったのですか。そんな事は、今まで自民党がしょっちゅうやってきたように思うのですが・・・。党首会談を拒否されたのならば、代表質問で議論すればよいと思うのだが、安倍首相にはもうそういう冷静な判断能力はなかったということだろうか。そんなことで辞めてしまうくらいなら、参議院選挙で惨敗した時になぜ辞めなかったのですか。2日前の所信表明では、「灼熱のインド洋で黙々と勤務に従事する自衛隊員こそ、世界から期待される日本の国際貢献の姿です」と言っていたが、私は「そんな馬鹿な」と思ってしまった。国際貢献は他にたくさんあるのではないですか。そもそも私には、洋上での給油活動がどういう具合にテロ対策に役立っているのかよくわからないのです。結局、国民の信任を得られなかったから辞任するのではなく、ブッシュ君に顔向けできないから辞任するように思えてしまう。 
2時からの首相の辞任会見も釈然としないまま終わってしまった。もう、安倍首相は精神的重圧に負け、気力が切れたということだろうか。
次の総理大臣指名のときは、衆議院と参議院で異なる議員が指名されることになるのだろうが、その場合憲法第67条2項によると、「両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、・・・」とあり、結局衆議院の議決が優先されるようだ。
ともあれ、このあと安倍首相も温泉治療にいくのだろうか?

じゃこ天とじゃこかつ

2007-09-11 16:24:55 | 食材・食事
母を病院に連れて行くため、今日は久しぶりに車で街に出かけた。病院では、待ち時間・診察時間で2時間近く要した。久しぶりの街なので、病院を出てから、近場では買えない印刷用紙など文房具を買い、帰りに伊方の道の駅「きらら館」駐車場の屋台で“じゃこかつ”を買った。
この“じゃこかつ”、先日の同級会で友人の一人が、「きらら館のじゃこかつ美味しいよ。私だーい好き」と言っていたので、家に帰ってから奥さんに話すと、なんと昨年知り合いから頂いて食べたことがあるよ、と言う。私は食べたという記憶がなかったので、味も覚えていない。“じゃこ天”は子供の頃から好きで、今でもよく食べている。じゃこ天は魚のすり身を揚げたもので、揚げたてがもちろん美味しいが、一般には冷めたものが売られている。その場合でも少し炙って醤油をかけて食べると美味しく、ビールにも日本酒にも合う。奥さんは、じゃこかつを食べたのは一度だけだけれども、じゃこ天よりじゃこかつが好きだと言っていた。

子供の頃は、我が地区では“てんぷら”といえば、この“じゃこ天”のことを指していた。もちろん、いわゆる“天ぷら”も“てんぷら”なのだが、その頃は、いわゆる“天ぷら”を食べる機会など滅多になかったような気がする。このじゃこ天は、うどんの具材としても美味しい。ちなみに、松山空港1階にある立ち食いうどん屋さん(店の名前は忘れた)のじゃこ天うどんが私は大好きだ。
さて、“じゃこかつ”だが、最初この名前を聞いたときは、じゃこ天にころもをつけて再度揚げたものだと思っていたが、そうではなく、じゃこ天になる前の魚のすり身に野菜のみじん切りを入れて、それにころもを付けて揚げたものである。まあ、魚コロッケのような、魚版みんちかつのようなところだろうか。最近は、じゃこかつバーガーなるものを売り出している店もあるようだ。

今日、道の駅でじゃこかつを注文すると、それから揚げてくれたので、ホカホカであった。すぐには食べずに、家まで持って帰ったので、車の中はすぐにじゃこかつの美味しそうな匂いでいっぱいになった。今夜のおかずの一品はじゃこかつだ。さてどんな味だったか楽しみである。 

梶谷鼻

2007-09-10 14:27:35 | 風景
ブログを始めて2ヶ月が経ちました。訪問してくださる方に感謝感謝で、とても励みになっております。 
そこで、今日はこのブログのタイトルに関する話題を書こうと思います。

全国的にも、「○○鼻」という箇所はたくさんあるようですが、この佐田岬半島にもたくさんの「鼻」と呼ばれる地形があります。「鼻」というのは、海岸線で陸地が出っ張った地形のことを言うようです。ちなみに、国土地理院発行の1/25,000の地形図で見てみると、ここ佐田岬半島には20ほどの「○○鼻」と称される箇所があります。その中の一つが、我が地区にある「梶谷鼻(カジヤバナ)」です。
本ブログタイトルの「かんじゃま」とは、実はこの「カジヤバナ」のことで、我が地区では訛って「カンジャマ」と言うことに由来しております。この梶谷鼻が私は大好きで、我が地区の代表的な風景の一つだと思っています。写真で見られるようにこの梶谷鼻は、急峻な山が海に向かってせり出し、海に没するところで塔のように突っ立っている岩があります。この塔のような岩は高さ29mあり、以前(40年ほど前か?)は、この岩に一本の松の木が生えていたようで、今よりさらに美しく風格があったようです。しかし、その松の木はその後枯れてしまって、今は見ることができません。

梶谷鼻は、白っぽい岩でできていますが、これは石灰岩です。といっても、正確には石灰質結晶片岩といって、一般的には「大理石」として知られている岩石です。つまり、もともとは石灰岩だったのだけれども、地下深部にもたらされて圧力と熱による変成作用で、元の岩石の性質が変えられてしまった岩石です。佐田岬半島は、地質学的には三波川帯に属しており、岩石はすべて結晶片岩からなっており、その主体は塩基性片岩(緑色片岩)や泥質片岩で、石灰質結晶片岩が分布するのはこの梶谷鼻から西側のごく限られた地域だけです。三波川帯全体をみても、石灰質結晶片岩が分布する箇所はごく少ないようです。 

ところで、この梶谷鼻の沖合で、1960年頃ナウマン象の臼歯が採取されたそうです。長らく放置されたままだったようですが、その後名古屋大学の研究者が14C(炭素14)で年代測定を行った結果、今から4.38万年ほど前(最終氷期の中頃)のナウマン象の化石だと判明したようです。しかし、我が地区には平地がないので、いくら氷河期とはいえとても象が棲みついたとは考えにくいです。個人的には、このナウマン象の化石は、おそらく瀬戸内海から豊予海峡を通って梶谷鼻沖合に流れ着いたものだろうと思っております。
梶谷鼻周辺にはまだまだ興味深い箇所がありますので、おいおい紹介したいと思っております。これからもよろしくお願いいたします。 

定期船は時計だ

2007-09-09 17:19:27 | 田舎の生活
朝晩の風に気持ちのよい涼しさを感じるようになり、日中の陽射しも少し和らいできた感じだ。おかげで、昨日今日とエアコンをつけずに過ごせた。昔の家はこうではなかったが、今はほとんどサッシなので、田舎といえども夏はエアコンなしで過ごすのはやや辛いものがある。そして、風がなく、海も凪いでいる。
こんな日は、前面の宇和海を航行する船の低いエンジン音がよく響いてくる。反対に、台風が近づいて波が高い時などは、見ていると船が大きく左右上下に揺られ、船の半分ほどが波に隠れる時がある。こんな時は、船は大丈夫だろうかと心配になる。
いったい、一日に何便往復しているのだろうかと思い、新聞の「のりもの時刻表」を見てみると、現在この宇和海を航海している定期フェリーは、八幡浜-臼杵間で14往復便(2社)、八幡浜-別府間で6往復便あるようだ。ただし、夜中や朝早くに運行している便が半数近くあるので、実際に目にしているのはこれの半分くらいなのだろう。それでも往復なので、少なくとも一日に20便は見ることができるようだ。その他、三崎-佐賀関のフェリーもあるのだが、この航路の船は我が地区から見ることはできない。
この定期船というのは、私が子供の頃など、我が地区では畑仕事をしている時の格好の時計代わりになっていた。我が地区の畑は斜面にあるので、ほとんどの畑から船が見える。そこで、「あの船があそこをあっち方向に行っているので、何時だな」といった具合になる。今でもそうかもしれない。しかし、その頃の定期船は、ほとんどがこの半島の集落を行き来するものだったが、それらは今はもうない。代わって、四国と九州をつなぐフェリーだけになっている。
ゆったりと穏やかに行き来しているフェリーを見ていると、久しぶりにこのフェリーに乗って、じっくりと半島の端から端まで見てみたくなってきた。 

雨乞い(続編)

2007-09-08 16:33:57 | 田舎の生活
一昨日「雨乞い」のブログを書いた後も、「雨をたまわれ リオンドォが焼けるぞい」と「竜王様」の関係が気になるので、奥さんにも協力してもらって、インターネットで検索した。すると、岡山県新見市(旧大佐町)には、雨乞いの際、「アーメヨーターモレ、リューオーサン、ハチダイゴーサマ」と繰り返し唱えながら太鼓を叩いて祈願していた地域があるようだということがわかった。これは、「雨を賜われ、竜王様」の意であり、竜王宮は八代竜王宮なので「八代竜王様、お願いします」ということらしい。 竜王様は、雨乞いの神様なので、ひたすらストレートにお願いしている。前半部分は、我が地区の昔の雨乞いの文言と似ている。しかし、やはり後半の「焼けるぞい」がどうつながるのかわからないままである。やはりこの後半部分は私の記憶違いだろうか、あるいは子供達が面白おかしく、余計な文言をくっつけて替え歌風にしたのだろうか。

ところで、各地域では雨乞いの際、山頂へ登って火を焚くケースが多いようだ。我が地区では、火を焚いていたかどうかはかわからないのだが、祈願する場所はやはり高い尾根である。これは、火を焚くことによって上昇気流を生じさせようという、はっきりとした目的があっての行為なのではないだろうか。しかも、できるだけ地形的に高い場所で火を焚く。だから、竜王様も大体そういった山頂や尾根に安置されている場合が多いようだ。暖かい空気が上昇し、上空の冷たい空気に触れれば雨雲が生じやすくなる。雨乞い祈願そのものは、非科学的なようだが、このあたりはしっかり科学的である。 

雨乞い

2007-09-06 13:31:54 | 田舎の生活
朝晩はやや涼しさが出てきたとはいえ、9月になっても日中の暑さはちっとも衰えない。そして、雨らしい雨も長いことが降っていない。果たしてこの地方の8月の降水量は何mmだったのだろうか。おかげで畑はカラカラに乾燥しており、草引きをすると土ぼこりが舞う状態だ。柑橘農家は灌水作業が大変だろうと思う。
今ではもうなくなってしまったが、子供の頃は、我が地区でも雨乞いが行われていた。雨乞いは神社で行うこともあったのだろうが、私の記憶では、我が集落から1km離れた場所で行っていた。その場所は、尾根のちょっとした広場のある場所だ。おそらく、まだ道路がない昔、尾根沿いのその場所は、この半島を縦断する往還道になっていたものと思われる。
さて、雨乞いであるが、印象に残っているのは、
♪♪雨をたまわれ リオンドォが焼けるぞい♪♪  
という歌とも叫びともとれるような文言だ。そうやって、大きな声でその文言を何回も何回も発しながら、輪になってぐるぐる回っていた、と思う。
この文言のうち、「雨をたまわれ」はわかるが、次の「リオンドォ」とは何だろう。私は、これは地名だろうと思っていた。つまり、雨乞い祈願を行っている場所のことだろうと思っていた。だから、雨が降らないとこの土地リオンドォが焼けてしまいますよ、どうか雨を降らせて下さい、というほどの意味だと思っていた。ところが、「リオンドォ」とは「リュウオウどん」=竜王様(どん)のことかもしれないと思うようになった。
もしそうだとすれば、先ほどの文言は、「雨を下さい、竜王様」ということになるのだが、最後の「焼けるぞい」が意味を成さなくなる。私の記憶違いだろうか? なぞは深まる。 
古老に聞いてみなくてはならない。どなたかご存知の方いらっしゃいませんか。

国民は怒っています!

2007-09-05 16:45:01 | 政治・社会
新任の舛添厚生労働相が怒っている。このたびの公的年金記録不備問題に絡んで、社会保険庁が調査したところによると、過去に社会保険庁職員らによる国民年金保険料などの着服1.4億円、そして市区町村でも職員らによる保険料着服が2億円に上るという。既に、処分されたり返納されたりしているものもあるが、未処分のものがあるという。仲間内で「ドロボー」をかばい、放置しているのである。あきれ果てるばかりだ。どうしてこうも易々と税金・公的資金が横領・着服できるのだろうか?  以前○○県でも、外国の女性に貢ぐために何億という金を横領したやつもいたなー。  チェック体制はどうなっているのだろうか。なぜ、調査を徹底的にやらないのだろうか。少しは、民間企業を見習って「ISO」を導入したら、少しはましになるのかもしれないが・・・
こんな役所に国民は怒っています!というところだ。 
いっそのこと“マル査”が全部査察してみればよいと思う。きっとまだまだ氷山の一角だろう。

昨日のブログで、“おまぬけさま”のことを書いたが、それを読んだ奥さんから訂正が入った。絆創膏を貼って出たから“おまぬけさま”なのではないようだ。そうではなくて、あの絆創膏姿は、当人はその場しのぎの演出だったかも知れないが、今後同じように閣僚が辞任、更迭されるたびに、彼の意に反してあの絆創膏姿がTVに映し出されるから“おまぬけさま”なのだそうだ。全裸フラダンスの強盗は、その話題が出るたびに、何をいくら盗んだかよりも、「あー、あの全裸フラダンスのねー」(場合によっては所作つきで )ということになるので、“おまぬけさま”なのだそうだ。訂正とお詫びを申し上げます。