かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

じゃこ天とじゃこかつ

2007-09-11 16:24:55 | 食材・食事
母を病院に連れて行くため、今日は久しぶりに車で街に出かけた。病院では、待ち時間・診察時間で2時間近く要した。久しぶりの街なので、病院を出てから、近場では買えない印刷用紙など文房具を買い、帰りに伊方の道の駅「きらら館」駐車場の屋台で“じゃこかつ”を買った。
この“じゃこかつ”、先日の同級会で友人の一人が、「きらら館のじゃこかつ美味しいよ。私だーい好き」と言っていたので、家に帰ってから奥さんに話すと、なんと昨年知り合いから頂いて食べたことがあるよ、と言う。私は食べたという記憶がなかったので、味も覚えていない。“じゃこ天”は子供の頃から好きで、今でもよく食べている。じゃこ天は魚のすり身を揚げたもので、揚げたてがもちろん美味しいが、一般には冷めたものが売られている。その場合でも少し炙って醤油をかけて食べると美味しく、ビールにも日本酒にも合う。奥さんは、じゃこかつを食べたのは一度だけだけれども、じゃこ天よりじゃこかつが好きだと言っていた。

子供の頃は、我が地区では“てんぷら”といえば、この“じゃこ天”のことを指していた。もちろん、いわゆる“天ぷら”も“てんぷら”なのだが、その頃は、いわゆる“天ぷら”を食べる機会など滅多になかったような気がする。このじゃこ天は、うどんの具材としても美味しい。ちなみに、松山空港1階にある立ち食いうどん屋さん(店の名前は忘れた)のじゃこ天うどんが私は大好きだ。
さて、“じゃこかつ”だが、最初この名前を聞いたときは、じゃこ天にころもをつけて再度揚げたものだと思っていたが、そうではなく、じゃこ天になる前の魚のすり身に野菜のみじん切りを入れて、それにころもを付けて揚げたものである。まあ、魚コロッケのような、魚版みんちかつのようなところだろうか。最近は、じゃこかつバーガーなるものを売り出している店もあるようだ。

今日、道の駅でじゃこかつを注文すると、それから揚げてくれたので、ホカホカであった。すぐには食べずに、家まで持って帰ったので、車の中はすぐにじゃこかつの美味しそうな匂いでいっぱいになった。今夜のおかずの一品はじゃこかつだ。さてどんな味だったか楽しみである。 


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