朝晩はやや涼しさが出てきたとはいえ、9月になっても日中の暑さはちっとも衰えない。そして、雨らしい雨も長いことが降っていない。果たしてこの地方の8月の降水量は何mmだったのだろうか。おかげで畑はカラカラに乾燥しており、草引きをすると土ぼこりが舞う状態だ。柑橘農家は灌水作業が大変だろうと思う。
今ではもうなくなってしまったが、子供の頃は、我が地区でも雨乞いが行われていた。雨乞いは神社で行うこともあったのだろうが、私の記憶では、我が集落から1km離れた場所で行っていた。その場所は、尾根のちょっとした広場のある場所だ。おそらく、まだ道路がない昔、尾根沿いのその場所は、この半島を縦断する往還道になっていたものと思われる。
さて、雨乞いであるが、印象に残っているのは、
♪♪雨をたまわれ リオンドォが焼けるぞい♪♪![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
という歌とも叫びともとれるような文言だ。そうやって、大きな声でその文言を何回も何回も発しながら、輪になってぐるぐる回っていた、と思う。
この文言のうち、「雨をたまわれ」はわかるが、次の「リオンドォ」とは何だろう。私は、これは地名だろうと思っていた。つまり、雨乞い祈願を行っている場所のことだろうと思っていた。だから、雨が降らないとこの土地リオンドォが焼けてしまいますよ、どうか雨を降らせて下さい、というほどの意味だと思っていた。ところが、「リオンドォ」とは「リュウオウどん」=竜王様(どん)のことかもしれないと思うようになった。
もしそうだとすれば、先ほどの文言は、「雨を下さい、竜王様」ということになるのだが、最後の「焼けるぞい」が意味を成さなくなる。私の記憶違いだろうか? なぞは深まる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/whale.gif)
古老に聞いてみなくてはならない。どなたかご存知の方いらっしゃいませんか。
今ではもうなくなってしまったが、子供の頃は、我が地区でも雨乞いが行われていた。雨乞いは神社で行うこともあったのだろうが、私の記憶では、我が集落から1km離れた場所で行っていた。その場所は、尾根のちょっとした広場のある場所だ。おそらく、まだ道路がない昔、尾根沿いのその場所は、この半島を縦断する往還道になっていたものと思われる。
さて、雨乞いであるが、印象に残っているのは、
♪♪雨をたまわれ リオンドォが焼けるぞい♪♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
という歌とも叫びともとれるような文言だ。そうやって、大きな声でその文言を何回も何回も発しながら、輪になってぐるぐる回っていた、と思う。
この文言のうち、「雨をたまわれ」はわかるが、次の「リオンドォ」とは何だろう。私は、これは地名だろうと思っていた。つまり、雨乞い祈願を行っている場所のことだろうと思っていた。だから、雨が降らないとこの土地リオンドォが焼けてしまいますよ、どうか雨を降らせて下さい、というほどの意味だと思っていた。ところが、「リオンドォ」とは「リュウオウどん」=竜王様(どん)のことかもしれないと思うようになった。
もしそうだとすれば、先ほどの文言は、「雨を下さい、竜王様」ということになるのだが、最後の「焼けるぞい」が意味を成さなくなる。私の記憶違いだろうか? なぞは深まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/whale.gif)
古老に聞いてみなくてはならない。どなたかご存知の方いらっしゃいませんか。