かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

閉鎖的な相撲界

2007-09-27 15:48:02 | スポーツ
相撲界が大変なことになってきた。わがまま朝青龍に振り回され、毅然とした対応がとれない弱腰の相撲協会。それだけならまだ顰蹙をかう程度だっただろうが、今度は時津風部屋で、入門間もない力士を集団暴行で死亡させた疑いが出てきた。
6月にこの死亡のニュースを聞いた時、なんか真実が語られていない釈然としない気持ちだったが、やはりとんでもないことが行われていたようだ。こんなニュースを聞くと、なんだか暗い気持ちになる。まだまだ相撲協会は、閉鎖的な体質が大いに残されているようだ。
時津風部屋といえば、私が子供の頃からの名門部屋だったと思うのだが。そして、たしか朝青龍が出稽古に行って、やりすぎの稽古で豊ノ島に骨折させたように思う。その時、親方は朝青龍に対し、「出入り禁止だ」と怒っていたと思うのだが・・・。それよりもひどいことが行われていたのか。
今回の事件にしても、部屋の親方は当初、「自分達で火葬にするから」と言っていたそうだが、これでは証拠隠滅だ。亡くなられた力士の父親は、随分自分を責めてもいるようで、見ていてとても痛々しい。この遺族の方々の訴えがなければ、密室で処理され、真相が葬られたままであったかも知れないと思うと怖くなる。
この前の秋場所では、久々に元気の良い新入幕力士・豪栄道が出てきて活躍したので、来場所以降楽しみだな、と思っていた矢先なのに・・・
とてもとても悲しいよ。