ベルママのリハビリ日記    

写真付きでリハビリの様子、リハビリ生活の喜怒哀楽、季節の愛する花々と生き物。

中学生の職場体験で介護のお手伝い

2016-06-07 19:23:24 | リハビリ生活、胡蝶蘭

  朝の会で並んでいるのは中学2年生の6名。  職場体験で希望を出した男女6名が緊張した面持ちで並んでいた。1,2階に3名ずつに別れて2階では3名がストレッチ体操を椅子に座って一緒にした。 周りを見ながら合わせるように頑張っている。

体操が終わると介護士さんからリハビリ室のマシーンの説明を受けて何か所かに別れてお手伝いを始めた。最近は元気な人が多いので身体介護は必要がなくなっています。お手伝いを頼めるのは身体を温めるホットパックをマジックテープで留めたり外したりの仕事。合間にホットパックを受けている5人の方が中学生に話しかけている様子。加圧エアーマッサージのメドマーにもお手伝い、足に履いたクッション部分をファスナーで止めたり外すのもお仕事。  中学生となると利用者の皆さんのお孫さんに当たる年齢なので、まるで自分の孫のように楽しそうに話している。

「神さん、階段を始めましょう。今日は中学生が見学します。神さんは私の先輩です、それも55年前の先輩。話をしているうちに同じ中学だとわかって驚きました。これから階段の所に行って練習します。」

3人が真剣なまなざしで見ていると思うと階段につっかえない様に足を精一杯あげて一段ずつ上がり下りと4往復、いつものように終了。終わると暖かいコーヒーをお願いしますとOさんに頼みました。部屋に戻った時彼らが「コーヒーは暖かい方がいいですか。持ってきます。」  「暖かいコーヒーをお願いします。」  コーヒーを取りに行ってくれたのにOさんが先に持ってきてしまい「せっかく勇気を出してコーヒーを持ってこようとしたのに残念だったわね。」

コーヒーを飲もうかなと座ったところでOさんが先ほどの中学生を連れてきて「神さん彼等と話をしてください。」 周りに椅子を持ってきて3人と「将来の仕事の希望は何か考えているの?」一人は好きな硬筆を続けたい、他の人はまだ考えていないの答え。 今日ここで見た印象は?

お昼の休憩の声が掛かるまで話を続けた。

 

真剣な眼差し

コメント
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