
きのこの親子!?
県民の森で野生きのこの観察会に参加してからというもの、すっかりきのこの魅力に取り憑かれてしまった私。森や公園を散歩すると、今まで目に入らなかったきのこたちの姿が次々と見えてくるようになりました



まず目に入ったのは桜の倒木に生えている白いきのこ。
よく見かけるようですが、名前は分かりません
よく見かけるようですが、名前は分かりません

このように木に生えるきのこはよく目立ちますが
地面に生えるものはとても小さくて目立たないものばかり。
きのこセンサーを研ぎすましながら、足下をくまなく探していると…
きのこセンサーを研ぎすましながら、足下をくまなく探していると…

小さくて真っ赤なきのこを発見

これは多分ヒイロベニヒダタケ。
小さいけど存在感があります



これはおそらくスギヒラタケ。
倒木にびっしり生えています。

これはカワラタケかな?
グラデーションがきれい!

これは多分ウチワタケ。
サルノコシカケ科のきのこです。

これはニガクリタケかな~?
もしそうだったら毒があって食べられません


落ち葉の下からにょこにょこと生えているきのこを発見

どんぐりサイズの小さなきのこです。

木にべったりとくっついているのはキウロコタケ。
見た目には全くきのこに見えませんが、
これも立派なきのこの仲間
次第にきのこセンサーが研ぎすまされ、次々ときのこを発見する私たち。
でもなかなか『きのこらしいきのこ』には出会えません。
やはり県民の森ほど種類が豊富ではないのかなぁ
と諦めかけていたとき、
母が足下を指差してひと言。

次第にきのこセンサーが研ぎすまされ、次々ときのこを発見する私たち。
でもなかなか『きのこらしいきのこ』には出会えません。
やはり県民の森ほど種類が豊富ではないのかなぁ
と諦めかけていたとき、
母が足下を指差してひと言。
「これ、きのこじゃない!?」

お~!これぞきのこ!!どうです?この見事な形


かさの大きさは直径5~6cm、柄の長さも同じくらいあります。
この日出会った中で、最大級のきのこです

でも残念ながら名前は特定できませんでした


枯れた小枝の先からちょろんと生えている可愛らしいきのこ。

見ての通りこんなに小さいんです。
目を凝らさないと見つけることはできません。

石と石の隙間からひょっこり顔を出すきのこ。
こんなところにも生えるんですね~


桜の倒木からぴょこぴょこと飛び出しているきのこ達。
ムーミンに出てくるニョロニョロみたい


こちらはキクラゲの一種で、ハナビラニカワタケ。
キクラゲ同様食べられるそうです

優しいピンク色で、触るとフニャフニャしてました。

最後にご紹介するこのきのこ、なんとも芸術的だと思いません?
色のグラデーションといい、形といい、
その姿はきのこというよりはむしろ一種の花のよう。
蓄音機のホーンのようにも見え、中から音楽が聞こえてきそうです♫
もう二度と花を咲かせることのない枯れ木に
もう二度と花を咲かせることのない枯れ木に
まるで再生を祈るかのように美しく咲くきのこの花。
もちろんきのこに花は咲きませんが、
私にはそんな風に見えるのでした
もちろんきのこに花は咲きませんが、
私にはそんな風に見えるのでした

これまであまり関心がなかったきのこの世界。こんなにも様々な色や形があり、またこんなにも多くの種類があるなんて、今まで考えたこともありませんでした。自然の草花が美しく咲き誇り、樹木が葉を青々と茂らせることができるのは、これらの多種多様なきのこ達がせっせと働いてくれるお陰。あまり目立たない存在だけど、きのこは自然界にはなくてはならない存在なのです。みなさんもそんなきのこ達の姿を探してみませんか?意外と身近なところで出会えるかもしれませんよ~





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