I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

2008年06月06日 | 植物のお話

         諫早市堂崎町にて

引き続き遊歩道を歩いていると、コンクリートの壁の隙間から元気に蔓を伸ばしている可愛らしい植物を発見 

         

その姿はまるで天然のリースのよう

                 

花は薄いピンク色で、金平糖のようなカタチ。

         

葉っぱはすごくおしゃれで、矢印のようなカタチの斑が入っています。中には真っ赤に紅葉したものもあってとってもきれい

蔓(つる)性で金平糖のような花のカタチといえばツルソバを思い浮かべますが、こちらは同じタデ科ヒメツルソバ。ツルソバに似ているけど、花の色がピンク色で愛らしいことから、頭に「姫」を付けてヒメツルソバと名付けられたのでしょう。ツルソバさえ覚えておけば連想しやすい名前ですよね

この後はなんとも珍しい花と遭遇します

 


ネジキ

2008年06月06日 | 植物のお話

         諫早市堂崎町にて

階段を下りると川沿いに遊歩道を見つけました

82歳のおばあちゃんにはこの階段はツライかな?と思いきや、なんなく下っていく私の祖母。うーん、やっぱり只者ではないな 

         

遊歩道を歩いていると、足元に変わったカタチの花が落ちているのに気が付きました。ふと見上げてみると、青々と茂った葉っぱの間に同じ釣鐘型の花がたっくさん咲いているのに気が付きました

         

この木の正体はツツジ科ネジキ。幹が途中からねじれているのでその名前がついたのだそうですが、花のカタチは同じツツジ科のドウダンツツジアセビも似ています。しばらくその場に立ってこの木を観察していると、そよ風に吹かれてネジキの花がパラパラと落ちてきて、まるであられが降ってきたかのようでした

                 

ちなみにこちらは上山公園の登山道で見つけたネジキ。確かに途中からぐにゃりとねじれています。どうしてこんな風にねじれてしまうんでしょうね?それは私にも分かりません