I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

松尾家滞在記4

2006年06月16日 | いろんなお話

              ドクダミの花の蜜っておいしいなー♪(ハチの気持ち)

自然豊かな松尾家の裏庭には、草花もさることながら、たくさんの生き物たちが気持ちよさそうに暮らしています。ということで、今回は生き物編です

              

裏庭で一番多く見かけたのがこの色鮮やかな緑色のバッタ。なんという種類かは分かりませんが、幼い頃よく捕まえて遊んだオンブバッタとは顔つきが違います。どちらかと言えばトノサマバッタ系かな!?

              
               写真をクリックするとバッタがどこにいるのか分かりますょ

この写真にはバッタが2匹隠れています。さて、どこに隠れているでしょう?カタバミの葉と同じ色をしているので、よ~く目を凝らして見ないとどこにいるのか分かりません。ちょうどお見合い中のようでした♪オス・メスの区別は分かりませんが…

              

私と違って梅雨の到来を喜んでいるのが、このカタツムリ。残念ながらこの日は顔を出してくれませんでした。お天気がよかったからかな?


よいしょ よいしょ よいしょ…

こちらはハチクの皮むき中にどこからともなく現れたシャクトリムシ。松尾のお母さんと2人でそのキュートな動きに夢中になってしまいました。彼らにとっては普通の動きなんでしょうけど、なんだか可愛くて(笑)

              

他に何かいないかなぁと探していると、足下からガサガサッとあやしい足音が…。その足音の主は、まるで茹で上がったかのような真っ赤なカニでした。近づいてくるカメラのレンズに警戒するカニさん。びっくりさせて悪かったね

                

パッと見ると焼き物のようにも見えるこの物体は、なんとハチの巣。多分スズメバチの巣と思われます。裏の作業場にできていたものをお父さんが取ってきてくれたのですが、まだ初期段階の巣のようで、中は空洞になっていました。薄くて軽くて、それでいて丈夫で、模様も芸術的!一体どうやったらこんなものができるのでしょう?

              

最後に松尾家の四女、リンちゃんを紹介します。毎晩私のお布団の中に潜り込んでくる愛嬌たっぷりのリンちゃんは、昼間はお父さんとひわ山に行って野ウサギを追いかけたりします。もともと猟犬の血が入っているリンちゃんには、ひわ山は恰好の遊び場なのです

              
               お父さんに寄りかかる甘えん坊のリンちゃん

夜はこうして家の中で家族と一緒に過ごしているリンちゃんですが、ある晩おもしろい出来事が起こりました。深夜2時頃、リンちゃんが私の枕元に現れて「アゥワゥワゥ…」と話しかけてきたのです。かと思うと、玄関の方へ向かっていってこちらを見ながら「アゥワゥアゥワゥ…」。私がその様子を伺っていると、再びこっちに戻ってきて、今度は両前足を合わせ「お願い」のポーズを繰り返しながら「アゥワゥワゥ…」
「あ、もしかしたらトイレかな?」
そう勘づいた私は、リンちゃんを連れて玄関の外へ。すると、案の定そうでした 私の滞在中、お父さんもお母さんも屋根裏で寝ていたから、下で寝ていた私に一生懸命分かってもらおうとしてたんだね。その時ふと見上げた夜空は満天の星空でした本当にきれいだったなぁ。リンちゃん、あの深夜のお散歩はずっと忘れないよ

松尾家に暮らす愛嬌たっぷりの生き物たち、いかがでしたか?滞在記はいよいよラストを迎えます