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天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第68期王座戦第2局/芝野2連勝、防衛まであと1勝

2020-11-10 21:00:00 | プロ棋戦

第68期王座戦五番勝負第2局が11月6日(金)に 仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」で打たれ、芝野虎丸王座が許家元八段に黒番中押し勝ちをおさめシリーズ2連勝としタイトル防衛まであと1勝とした。注目の第3局は11月17日(火)、兵庫県神戸市「ホテルオークラ神戸」で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「虎丸加速、鋭く仕留める」 「許、中国流に戸惑い?」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

中国流布石でペースをつかんだ芝野王座、後半の大乱闘もコウで決着しました。
敗れた許八段、後半の粘りも一歩及ばず・・・。

令和三羽烏(一力、許、芝野)では許さんが碁聖を奪取して先行、続いて芝野さんが名人、王座、十段と3冠となりました。
コロナ禍の休戦以降は一力さんが碁聖を獲得、世界戦でも大活躍しています。

勝ち星ランキング(11/6現在)
 ①一力(41勝12敗)
 ②井山(36勝10敗)
 ③芝野(31勝17敗)
 ④大西(28勝9敗)
 〃藤沢(28勝11敗)
 〃上野(28勝18敗)
 〃許 (28勝20敗)

三羽烏の活躍度は、一力、芝野、許の順になりますか。

     ○ ● ○

今回の対局地は宮城県仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」。

NHK・BSPで放送中の「こころ旅・2020秋の旅」、先週は宮城県でした。
11/6の放送では航空自衛隊松島基地・ブルーインパルスの飛行訓練が映っていました。
ブルーインパルスで思い出すのは1964年・東京オリンピック開会式で会場上空に「五輪」を描いたことでしょうか。懐かしいですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2019-11-10):第38期女流本因坊戦第3局/上野が2勝目を挙げる

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第39期女流本因坊戦第3局/上野、初防衛まであと1勝

2020-11-08 21:00:00 | プロ棋戦

第39期女流本因坊戦五番勝負第3局が10月31日(土)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で打たれ、 上野愛咲美女流本因坊が藤沢里菜女流立葵杯に白番中押しをおさめシリーズ2勝1敗とし初防衛にあと1勝とした。第4局は11月7日(土)に日本棋院東京本院「幽玄」で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)
 
「上野華麗、緩急自在のアタック」 「藤沢、勝負のコウ実らず」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

スコア2-1とリードの上野さん、中盤の戦いで優勢になった一局でした。
敗れた藤沢さん、薄みを突かれて苦しくしました。

女流棋戦で追いつ追われつの両者、勝ち星ランキングでも堂々の4位(藤沢:28勝11敗、上野:28勝18敗)。しばらくは二人のトップ争いが続きそうです。

第4局は昨日(11/7)打たれ、藤沢さんが白番5目半勝ちをおさめ2勝2敗のタイ、決着は最終第5局へと持ち越しになりました。
日曜配達の週刊碁には間に合わず、詳細は次週に。

     ○ ● ○

1年前の記事(2019-11-08):仲邑菫初段が10勝目

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囲碁書籍「良い打ち方と悪い打ち方」

2020-11-06 21:00:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介  
・書籍名:「この手は何点? 囲碁・良い打ち方と悪い打ち方」
・発行所:マイナビ出版  
・著 者:鶴山淳志
・発行年月:2020年9月
◆内容紹介
良い手と悪い手をわかりやすく点数化!「AIで囲碁の勉強がしたいけど、結局評価値がよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか?
本書はAIの評価値を鶴山淳志プロが独自に点数化。その点数を元に囲碁の良い手と悪い手をまとめました。

     ○ ● ○

まだ最初の1割ほどしか読んでいませんが、内容は結構ムズでなかなか前へ進みません。
「悪手一覧」の章は参考になりますね。もっとページ数を増やしてもいいと思います。
対象は有段者で研究意欲がないと挫折・・・。

著者の鶴山八段は、NHK囲碁講座の講師や本因坊リーグ入りなど話題になっており、著者好みで購入を決めました。
本書が無駄にならないよう、地道に学ぼうという気分ですが・・・?

     ○ ● ○

1年前の記事(2019-11-06):芝野虎丸時代到来か?

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関東高校囲碁/群馬県予選会2020

2020-11-04 21:00:00 | 囲碁群馬

第36回関東地区高校囲碁選手権大会の県予選会個人戦が11月3日、伊勢崎市民プラザで開かれ、男女計24人が白熱した頭脳戦を繰り広げた。優勝は男子が山崎涼真さん(前橋1年)、女子は藤井絢音さん(四ツ葉中等5年)がそれぞれ輝いた。優勝者を含む男女計8人は来年1月に千葉県で予定される関東大会に出場する。
11月1日には団体戦も開かれ、計5チーム(男子4、女子1)が出場。男子は優勝の前橋(今井丈、山崎涼真、藤本隼也)と準優勝の高崎A(市村直太朗、小松佳広、羽鳥裕太朗)、女子は樹徳(木部綺乃、平野叶恋、日野朱莉)が関東大会へ進む。
    (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

個人戦の参加者は男女合わせて24名で昨年と同数、団体戦は男女で5チームと昨年の9チームから減ってしまいました。コロナの影響もあったのでしょうか・・・。

個人戦の山崎さん、藤井さんの優勝は順当な結果ですね。
団体戦男子の前橋、高崎も予想通りでしょうか。団体女子は常勝の前橋女子が不参加・・・?

群馬県の囲碁大会は3月以降、ほとんどの大会が中止でしたが本大会のニュースを見て少しづつ回復の気運かと・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2019-11-04):第38期女流本因坊戦第2局/上野愛咲美女流棋聖がタイに

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第29期竜星戦決勝/一力、史上初三連覇!

2020-11-02 21:00:00 | プロ棋戦

第29期竜星戦の決勝戦が「囲碁・将棋チャンネル」にて10月26日に放映された。結果は一力遼竜星が井山裕太棋聖に黒番中押し勝ちをおさめ三連覇(通算4回目の優勝)を達成した。
通算4回目の優勝は、これまで最多タイだった小林光一名誉棋聖、井山裕太棋聖の3回を更新した。
     (日本棋院HPより抜粋)

「早碁王子一力、史上初3連覇達成」 「井山は早碁決戦で一歩後退」
     (週刊碁見出しより)

     ○ ● ○

優勝した一力碁聖、中盤の劣勢から怒涛の追い上げで抜き去りました。
敗れた井山四冠、中盤での緩着が命取りに・・・。

勝ち星ランク1位(一力)と2位(井山)の激突は、早碁を得意とする一力さんが瞬発力で頂上決戦を制しました。
一力さんは世界戦でも活躍していますが、世界戦でものをいうのは瞬発力か・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2019-11-02):敗戦から何を学ぶか?

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