天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第34期女流本因坊戦第3局/謝が1勝を返す!

2015-11-08 20:30:00 | プロ棋戦

第34期女流本因坊戦五番勝負第3局が10月30日に東京都千代田区の日本棋院本院で行われた。結果は黒番の謝依旻女流名人が藤沢里菜女流本因坊に中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝2敗とした。第4局は11月11日(水)に東京・市ヶ谷の日本棋院本院で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「謝依旻 反撃、カド番をしのぐ」 「藤沢、ヨセ勝負で後退」
     (週刊碁見出しより)

    ◇   ◇

カド番の謝さん、苦戦しながらも思い切りよく押し切った一局のようでした。
敗れた里菜さん、乱戦の中で気合が行き過ぎたか・・・。

謝さんは本局前に髪を切って勝負に臨んだそうですが、功を奏した?
「女心と秋の空」といいますが・・・。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-11-08):出雲・松江の旅(2)

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古川柳/碁敵は憎さも憎しなつかしし

2015-11-06 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

「天声人語」は朝日新聞の1面コラムですが、その斜め上に「折々のことば/鷲田清一」というコラムも連載されています。

昨日の記事が「碁敵(ごがたき)は憎さも憎しなつかしし/古川柳」でした。
「井上ひさしが亡くなったときに、親しかった俳優の小沢昭一が追悼文で引いた川柳」とのこと。

碁に限らず、ライバルの存在が自身を高める原動力になることは確かだと思います。
私も20代~30代のころは、勤務先の囲碁部や碁会所のメンバーとライバル意識で戦った時期もありました。
ただ、年齢を重ねるに従い「碁敵」という意識が希薄になってきましたね。

まだ棋力アップという向上心はあるのですが、戦いに淡白になっているのはドーモ・・・。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-11-06):出雲・松江の旅(1)/一畑電車

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プロの対局/連勝記録は?

2015-11-04 20:30:00 | プロ棋戦

「週刊碁・11/9号」に過去の連勝記録が載っていました。

・29連勝:坂田栄寿
・24連勝:林海峰、王立誠、柳時熏
・22連勝:高木祥一、加藤正夫
  (20連勝以上の棋士が11名)

井山四冠は現在18連勝と絶好調ですが、過去にはもっと上がいるんですね。
それにしても坂田師の記録は凄い、当分この記録は破られないでしょう。

ただ、連勝記録の棋士がタイトルホルダーになるとは言えないようです。
森田道博九段は20連勝以上を2回達成していますが、タイトルには・・・。
あと、達成時の段位が三段~五段の棋士が半数というのも、実力とイコールではないようです。

趙治勲さん、小林光一さんなどのタイトルホルダーが載っていないのは以外・・・。
「波に乗るタイプ」が記録を伸ばすということでしょうか。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-11-04):群馬県【小・中学生囲碁団体戦】2014/11月

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第17回農心辛ラーメン杯/一力3連勝

2015-11-02 20:30:00 | プロ棋戦

日中韓3ヵ国による勝ち抜き団体戦・第17回農心辛ラーメン杯世界最強戦の第1ラウンドが中国重慶市で開幕した。第1戦から出場した一力遼七段は韓国の白讚僖初段、次に中国の范蘊若四段、第3戦では韓国の閔詳然四段を破る快進撃を見せた。第4戦で敗れたものの、一力の活躍で10年ぶりの優勝に向けて大きなアドバンテージを得て日本チームは11月26日から韓国釜山で行われる第2ラウンドに臨むこととなる。
    (日本棋院HPより抜粋)

「一力3連勝、中韓の新鋭を連破」
    (週刊碁、見出しより)

    ◇   ◇

国際棋戦で苦戦の日本勢ですが、一力さんの活躍で久しぶりに明るいニュースを見ました。
第4戦で敗れたものの、3連勝は快進撃でしたね。
ただ、このあと登場する中韓の重量級棋士にどれだけ立ち向かえるか、楽観はできません。

日本勢はこのあと、井山四冠、村川王座、伊田十段、河野九段とベストメンバーが控えています。
10年ぶりの優勝を期待しましょう。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-11-02):第39期名人戦第6局/井山が防衛!

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