goo blog サービス終了のお知らせ 

天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

「勝つこと」と「強くなること」

2013-01-10 21:24:53 | 囲碁

「こども教室」で感じることですが「強くなる」ことより、「勝ちたい」というのが前面に出ている生徒が多いような気がします。
確かに「勝つ」ことでモチベーションが高まるというケースもありますが、棋力アップの裏付けがないと、一過性で終わってしまいますね。

また宿題や認定問題の成績は良くても、実戦でイマイチの生徒もいます。その逆でテスト問題の成績はイマイチでも、実戦に強い生徒もいます。
この場合「知識」か「感性」かの問題で、どちらが先々伸びるかは悩ましい。
生徒個々の、特性を生かした指導ができればいいのですが・・・ムズなところです。

大人の場合も同様のことが言えますね。
姑息な手段で勝つより、正々堂々と実力で勝ちたいものです。

コメント

井山裕太/夢の完全制覇

2013-01-08 21:30:56 | プロ棋士

今週の「週刊碁」、1面~3面は井山裕太・五冠のインタビュー記事でした。

◆昨年の井山タイトル戦
 ・十段戦五番勝負 (防衛):3-1張栩
 ・本因坊戦七番勝負(奪取):4-3山下
 ・碁聖戦五番勝負 (奪取):3-0羽根
 ・王座戦五番勝負 (奪取):3-0張栩
 ・天元戦五番勝負 (防衛):3-0河野

五つのタイトル戦すべて勝って、内訳が16勝4敗。年間成績は51勝12敗で、勝ち星・勝率部門のトップ独走でした。

昨年のタイトル戦での心境について、「自分の感性を信じて」「やらずに後悔はしたくない」とありました。
若者らしい前向きな姿勢がうらやましいですね。

1月17日、18日には張栩棋聖との棋聖戦七番勝負が始まります。
これまでの勢いからすると井山有利かと思われますが、張棋聖も棋聖位は虎の子のタイトル、背水の陣で死守したいところです。
井山五冠が勝って六冠となるか、張棋聖が防衛を果たすか、激戦必至の棋聖戦になりそうです。

世界戦で日本に足りないのは何か?について「一番はムード」と言ってます。
凡人には「技術的についていけないのでは」と思うのですが・・・どうでしょう。

昨年5月に、将棋の室田伊緒女流初段と入籍、12月に挙式をあげました。現代っ子らしく家事も手伝うそうです。
昔、勝負師の妻といえば「♪芸のためなら~女房も泣かす~」という世界のようでしたが、時代は変わりましたね。

コメント

伊勢崎囲碁アカデミー&玉村町新春囲碁大会(2013/1月)

2013-01-06 20:52:44 | 伊勢崎こども囲碁アカデミー

昨日(1/5)の午前中は囲碁教室「伊勢崎こども囲碁アカデミー」の指導スタッフです。
この日は奇数月の第1週ということで、昇点(昇級)の発表日。私の担当クラス(Cクラス:10名)から3名がBクラスに上がり、3名がDクラスから上がってきました。

上位クラスに移る生徒には「もっと教えたいことがあったのに・・・」という未練はありますが、がんばってほしいですね。
下位クラスから上がってきた生徒は、まだ19路盤には慣れていない様子。しばらくは「決め打ち碁」で感覚をつかんでほしいと思っています。

この日は新年第1回ということで、後半は連碁やゲームを楽しみました。
ただ連碁(3局)は時間がかかり、中盤で指導スタッフが勝敗を判定するわけですがこれが難しい。次回は13路盤がいいかも・・・。

新年に当たり生徒には今まで以上のレベルアップを望むところですが、それをサポートするスタッフも指導技術のレベルアップが必須ですね。

    ◇   ◇

Tama5 午後は「玉村町囲碁会」の新春囲碁大会。参加者は25名、新年ですのでもう少し集まってほしかったのですが・・・。
高齢化が進む本会ですが、楽園のような囲碁会になればと思っています。

今回の優勝は岡部さんと根岸さん、準優勝は菱沼さんと斉藤さんでした。
入賞者はいずれも私より先輩の感じですが、これからも若輩に負けない気概でがんばってもらいたいものです。

私の成績は●○○○の1敗3勝。最初の1敗は僅差でしたが、初戦の負けは痛手が大きかったですね。
この月例会、昨年の夏から「玉村町こども囲碁教室」とダブって参加できませんでしたが、今回はこども教室が来週からということで参加となりました。
実戦プレーも楽しみですが、ジュニア育成も楽しいものです。苦労もありますが・・・。

コメント

NHK/新春お好み囲碁対局2013

2013-01-04 21:27:11 | テレビ番組

昨日(1/3)は恒例の「新春お好み囲碁対局」が放送されました。
「逆転必至! プロ・タレント混合 夢の連碁戦」、昨年同様4人一組の連碁です。

★吉田美香八段チーム
 きたろう、山田彩、新垣未希アマ6段

★吉原由香里五段チーム
 辰巳琢郎、高杉瑞穂、高倉梢アマ6段

・解説:武宮正樹九段、聞き手:万波奈穂二段、司会:福山知沙

チーム対抗の新春連碁ですから、なごやかな進行でしたね。
きたろうさんは軽妙な口撃で、相手をいなしていました。

終盤に入り吉田チームのやや優勢な状況、ヨセに入ってからはキャプテン同士(吉原五段、吉田八段)の対決です。表情も真剣モードにスィッチ・オンでしたね。

結果は黒番の<吉原由香里五段チーム>の逆転勝利でした。吉田さんの強気が仇となったようです。

山田彩さん、高杉瑞穂さんは初登場です。
あまり馴染みはありませんが、囲碁を特長に弾けてほしいですね。

   ◇   ◇

昨年の「新春お好み囲碁対局」のタレント出演は、辰巳琢郎さん、北山陽一さん、加藤夏希さん、戸島花さんでした。

その後、囲碁は続けているのでしょうか?レベルアップしているのでしょうか?
囲碁で話題になってほしいですね。

コメント

2013年/新年を迎える

2013-01-02 20:55:33 | 囲碁
Tamamurahachiman また新しい年を迎えました。時間を止めることはできませんね。
今日の午後、地元の八幡宮に初詣に行ってきました。
いつもはもっと混んでいるようですが、それほどではありませんでした。時間的な波もあるようです。
参拝者は「家内安全」とか祈願するんでしょうね。
私の場合、儀式としての参拝で具体的な祈願は浮かびません。不信心というか、現実的というか・・・。
   ◇   ◇
お正月のTV番組は駅伝で始まります。
前評判の高いチームが意外に不振だったり、思わぬアクシデントがあったりと、筋書きのないドラマが続きます。
強力なスター選手が加入すると、チームも活性化すると言ってましたが、確かに影響力はあるでしょうね。
こども囲碁教室でも、上位のクラスはイマイチ伸び幅が少ないような気がします。
都市部では多くの高段者にもまれて強くなるのでしょうが、群馬では刺激が少なくぬるま湯に浸ってしまう心配がありますね。
私自身も一向に「ザル碁党」から脱却できませんが、影響力のある人物が周りにいないからでしょうか。
ネット碁ではそういう効果はありませんし・・・。
一昔前になりますが、棋力が伸びた時期には確かに目標とする上手やライバルが存在していましたね。
ただ、これからそういう人物を探すのも面倒で・・・。
新年だというのに、どうも後ろ向きの姿勢が・・・。




コメント