許家元碁聖に羽根直樹九段が挑む第44期碁聖戦五番勝負第1局が、6月30日に京都市左京区『金戒光明寺』で開幕。 黒番の羽根九段が155手まで中押し勝ちを収めた。
第2局は7月19日に日本棋院東京本院で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「羽根先勝、中盤で勝機つかむ」 「許、エンジン不始動・・・。」
(週刊碁見出しより抜粋)
○ ● ○
初戦を制した羽根九段、中盤で苦しい局面もあったようですが、気迫で押し切りました。
敗れた許碁聖、AI流の展開も功を奏せず・・・。
羽根九段はAIの模倣を好まない棋士の一人ですが、勝ち星ランキングでは2位タイと好調です。
ただ、世界戦となるとAIは無視できないかも・・。。
○ ● ○
今回の対局地は京都市左京区『金戒光明寺』。幕末には新選組発祥の地となったことでも知られているとのこと。
対局室は冷房設備がないため、重さ35キロの氷柱2本が持ち込まれて暑さをしのいだとそうです。
囲碁の対局で氷柱は、冷房が普及していなかった1970年ごろまでプロの公式戦で使われていました。
これも「昭和の風物詩」でしょうか・・・。
○ ● ○
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます