◆書籍紹介
・書籍名:昭和史(1945→1989)戦後篇
・発行所:平凡社
・著 者:半藤一利
・発行年月:2009年6月(初版)
◆内容紹介
焼跡からの復興、講和条約、高度経済成長、そしてバブル崩壊の予兆を詳細に辿る、「昭和史」シリーズ完結篇。現代日本のルーツを知り、世界の中の日本の未来を考えるために必読の1冊。
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2か月ほど前に本書のシリーズ「昭和史(1926→1945)戦前篇」を読みました。
日本人のお祭り気質(国民的熱狂)と、無責任(責任の所在が人ではなく、組織でボケてしまう)、これが悲劇を生んだような気がします。
そして現在ですが、体質は変わっていないように思います。
政界、財界、教育界など不祥事での謝罪会見、「心から悪かった」という気持ちが伝わってきませんね。
戦争責任もグレーのまま、「時の過ぎゆくままに・・・」。
本の帯に「歴史は決して学ばなければ教えてくれない」とあります。
たそがれ世代には「この学んだ知識はどう役に立つのか?」という疑問が・・・。
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