坂田栄男先生(1920-2010)の有名なことばです。
こう語っだのは昭和40年、第4期旧名人戦で23歳の林海峰挑戦者を迎えたとき。しかし坂田先生の自信や下馬評に反して、23歳の林名人誕生となったのはご存じのとおりです。
対照的だったのは、昭和43年の第7期旧名人戦の挑戦者になった高川格先生。「五十代の名人はありえない」といって、林名人を破ったのです。このとき高川先生は53歳でした。
(「週刊碁/一碁一語」より抜粋)
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この逸話、もう50年以上前のことですね。
現代では20代が碁界の中心で、30代ではベテランと呼ばれそう・・・。
近年、AIの影響でこの傾向はさらに加速しそうですね。
一方、10歳でプロ棋士になる天才少女が登場、オッサン世代はどうする・・・。
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