先日、群馬県囲碁界の重鎮・高山博厚さんのお別れの会がありました。
今日の上毛新聞「三山春秋」に関連記事がありました。
「三山春秋」
▼本紙に「上毛特選碁」という人気のコーナーがある。
1977~98年に観戦記を執筆したのが日本棋院群馬県支部連合会長を長く務めた高山博厚さんだ。
▼札幌市に生まれ、母の死に伴い、父のふるさと前橋市に移り住んだ。父から囲碁を習い、子どもながら地域の大会で負け知らず。賞品のバケツやほうきをうれしそうに持ち帰った
▼26歳の時、毎日本因坊戦県大会で優勝。37歳で団体戦の全日本都道府県対抗戦を制した。退職後は大会運営や指導に引っ張りだこで、自宅を改装して道場を開いた
▼教え上手で、多くの人に慕われた。先月、92歳で亡くなり、お別れの会にはたくさんの仲間か駆け付けた。囲碁を愛し続けた人生だった。
(上毛新聞より抜粋)
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私が支部連合会のスタッフとして活動を始めたのは25年ほど前でしょうか。
高山会長の下で多くの大会、イベントを経験しました。
2001年の「群馬県国民文化祭/囲碁部門」、2002年の「ヒカルの碁ジュニア入門教室」、2004年の「ねんりんピックぐんま/囲碁部門」など大変でしたが、今も心に残るイベントでした。
2017年には「旭日双光章受章・祝賀会」が行われ、その栄誉を称えられました。
「温厚篤実」が似合う愛棋家、ありがとうございました。
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